
JA仙台管内では大豆の作付面積が約1,100haとなっており,中生品種のタンレイ及び晩生品種のミヤギシロメが栽培されています。主な担い手は地域の農業法人で,JA仙台が11月4日に開催した大豆生産部会協議会では,「汚粒の発生を防ぐためコンバインで丁寧に刈り取ること」など,留意点が再確認されるとともに,機械整備等の収穫作業に向けた準備が進められました。
収穫が始まった頃にまとまった降雨があり,作業が一時停滞しましたが,ようやく天気が安定してほ場が乾き,11月中旬から一斉に各地域でコンバインが稼働し始めました。JA仙台の大豆センターには次々と大豆がフレコンバッグで運び込まれ,収穫作業が本格化しています。
今年は着莢が概ね良好で,収量を期待する生産者の声が聞かれます。普及センターでは,良質な大豆を実需者・消費者に届けられるよう今後も生産者の取組を支援していきます。
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
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