宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

美里町の農事組合法人みらいす青生で、ほ場管理システムの研修を行いました!

2024年03月27日 17時05分09秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

 美里町の農事組合法人みらいす青生は、水稲・大豆・麦の土地利用型作物の生産に加え、露地園芸作物の生産に取り組んでいる地域を代表する農業法人です。

 RTKシステムやドローンを導入する等、アグリテックを積極的に活用し、農作業の効率化を進める一方で、経営面積の拡大に伴い、管理するほ場数が増え、ほ場ごとの栽培履歴の管理や共有の効率化が課題でした。

 そこで、「みやぎアグリテックアドバイザー派遣事業」を活用し、3月13日・21日の2日間、ほ場管理システムの社内研修を行いました。

 13日はほ場管理システム「Z-GIS」及び衛星データを活用した営農支援システム「ザルビオ」について、21日は栽培管理支援情報サービス「SAKUMO」について、システムのアドバイザーから説明がありました。

 研修ではそれぞれのシステムを実際に操作しながら、特徴や操作性、注意するポイント等について説明がありました。参加者は、疑問点を質問しながら、法人における効果的なシステムの導入方法について理解を深めていました。

 普及センターでは、今後も関係機関と連携し、アグリテックの推進に向けて支援を行っていきます。

研修の様子

 

<問合せ先>

  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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女性農業者ステップアップ講座「学んで、食べて、作って、まるごと大豆セミナー」を開催しました

2024年03月27日 16時04分49秒 | ②新たな担い手の確保・育成

令和6年2月15日に岩沼市ハナトピア岩沼を会場に、当普及センター管内の女性農業者等、9人が参加し、女性農業者ステップアップ講座「学んで、食べて、作って、まるごと大豆セミナー」を開催しました。

 女性農業者は、地域農業において重要な役割を担っており、近年では加工場の整備や農産加工品のネット販売など、新たに6次産業化に取り組む若手女性農業者が増えてきています。

このような中、仙台市若林区で女性が経営の一部門を主体的に担って実践的に活動している、農事組合法人仙台イーストカントリーの佐々木千賀子氏と佐々木こづ恵氏を講師に招き、「女性が輝く、6次産業化への取組」と題して事例紹介をしていただきました。また、今回のセミナーは、「大豆」をテーマに栽培や歴史、栄養成分、大豆の利活用について学び、さらに2人の講師からの直接指導の下,ポリ袋に入った煮大豆を手で潰し、塩と合わせた麹と混ぜ合わせ、味噌を仕込みました。参加者の多くは、味噌づくり初体験で、これまで交流機会がなかった女性農業者同士、情報交換しながら作業する姿が見られました。

 普及センターでは、今後も女性農業者が自信を持って経営や組織活動に参画するための支援を行っていきます。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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選ばれ続ける会社への第一歩! 「魅力あふれる職場づくりセミナー」を開催しました!

2024年03月27日 12時37分26秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和6年3月6日にいしのまき農業協同組合農業情報センターで「魅力あふれる職場づくりセミナー」を開催したところ、農業法人・関係機関計19人の参加がありました。
 セミナーでは、(有)かさい農産 代表取締役会長 葛西信昭氏と生産部主任 加藤茉利子氏及び(株)デ・リーフデ北上 阿部淳一総務部長に御講演いただき、その後パネルディスカッションで話を深めていきました。
 (有)かさい農産では、柔軟な勤務体系の構築や、誰かが急に休んでも対応できる「多能工化」を取り入れて、従業員が働きやすい職場環境の整備について紹介いただきました。さらに(株)デ・リーフデ北上では、従業員に様々な仕事を経験してもらい各自に合った業務とのマッチングを重要視しており、また指示を待つのではなく、自ら考えて行動できるよう数字を「見える化」して作業管理を行っていることなどをお話しいただきました。
 パネルディスカッションでは、作業の指示の方法や日々のクレームの受け方など具体的なお話だけでなく、従業員に対して「過大に期待しない」ことや、「会社のために」頑張らせるのではなく「自分のために」頑張ってもらうような声がけや仕事の組立が大事など、経営者側が心掛けていることもお話しいただきました。

 管内の農業法人の誰もが働きやすく「選ばれ続ける会社」となって担い手が確保できるよう、今後も当普及センターは職場改善に向けた支援を行っていきます。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター地域農業班 
 TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999


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令和6年度気仙沼地区生活研究グループ連絡協議会通常総会と地域食材活用講習会が開催されました

2024年03月27日 07時13分24秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和6年3月14日、令和6年度気仙沼地区生活研究グループ連絡協議会の通常総会が開催され、グループ員22名が参加しました。役員改選など上程された4議案すべてが承認され、新しいスタートを切りました。

 総会終了後には地域食材活用講習会が開催されました。グループ員が講師となり、「気仙沼いちご」を使ったいちご大福の調理実習を行いました。いちごを餡や餅で包む工程では、まとまらず苦労したようですが、講師からの指導をもとに綺麗に完成させました。グループ員からは、「意外と簡単に作れる」、「おいしい」といった声が聞かれ、楽しい講習会となりました。

  

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606

 


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