宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

大崎地域花き研修会を開催しました。

2024年03月12日 09時34分22秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年3月8日、大崎地域の花き生産者を対象に、研修会を開催しました。宮城県農業・園芸総合研究所から、「夏の暑さに対応した夏秋ぎくおよびトルコギキョウの栽培技術」、「暑さに負けない害虫対策-オオタバコガの防除対策-」と題し、今年の夏秋期の栽培に向けた技術や防除について講義を受けました。出席者から講師へ活発に質疑が行われるなど、講義への関心の高さが伺えました。

 これまで各直売所等を対象に研修会を開催してきましたが、大崎地域の花き生産者を広く対象とした集合型の研修会ははじめてで、所属を超えた交流の場としても盛り上がっていました。

 普及センターでは、今後も大崎地域の花き栽培の支援に取り組んで参ります。

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910

 


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第2回美里地域農業普及活動検討会を開催しました

2024年03月12日 09時33分55秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年2月6日(火)、普及活動検討委員6人に出席いただき、第2回美里地域農業普及活動検討会を美里農業改良普及センターで開催しました。

 はじめに、令和5年度のプロジェクト課題について、活動内容や成果を説明しました。

 課題1では、大崎市田尻の農事組合法人を対象に経営管理研修や先進経営体視察、高収益作物導入支援を行い、経営計画の見直しやさつまいも等導入など持続的経営への展開が図られました。

 課題2では、美里町の5法人を対象に加工業務用にんじんの栽培技術や品種検討、販路開拓を支援し、栽培技術の向上と複数法人によるリレー出荷を実現しました。

 課題3では、涌谷町の麦類生産者を対象に町内産堆肥の有効活用等による麦類の収量品質向上について支援し、小麦の生育中の堆肥散布による収量向上の可能性が示されました。

 次に、令和6年度の新規課題について、美里町「北浦梨」の産地活性化に向け、気象経過や栽培管理などをICTを活用してデータや画像で「見える化」し、若手生産者等の技術習得を支援する計画です。

 委員からは、「農協としても水田フル活用による農業所得の向上に向け、普及センターと連携して露地野菜を振興したい。」「農業法人の弱点は給料の確保、経営継承での人材育成なので、経営管理や収益確保など引き続き支援してほしい。」「堆肥は麦に限らず、大豆など土地利用作物の収量品質向上に役立ててほしい。」「北浦梨のICTを活用した技術継承は良いモデルになると思う。」などの意見をいただきました。

 普及センターでは、農業者や地域農業の課題解決を図るため、外部委員の意見や評価を参考にしながら、令和6年度の効率的な普及指導活動に向け、取り組んでまいります。

<連絡先>美里農業改良普及センター地域農業班  電話0229-32-3115 FAX0229-32-2225


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