宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和5年度にんにく産地視察研修会を開催しました

2024年03月01日 18時29分48秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年2月27日、管内にんにく生産者7人を対象に、令和5年度にんにく産地視察研修会を開催しました。県内1位の生産量と販売額を誇るJAみやぎ登米にんにく部会の生産者ほ場を視察し、高品質なにんにく生産に向けた様々な取組について学びました。特ににんにくの土作りや肥培管理、長期間の出荷に向けた貯蔵方法について関心が高く、活発に意見交換が行われました。また、現地生産者と直接繋がりを持てたことから、今後の情報交換等も産地を越えて行っていきたいという声がありました。

 にんにくは、高収益作物の導入品目や、鳥獣害対策の観点からも今後の栽培面積の拡大が見込まれており、来年度以降も管内で新たな生産者が取り組む予定となっています。

 普及センターでは、高品質なにんにく生産に向けて、巡回の中で生育状況を確認し、栽培技術支援を行ってまいります。

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnkt2@pref.miyagi.lg.jp


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先進地の現地視察を行いました

2024年03月01日 17時39分22秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 大崎市岩出山の下真山地区(小坪工区、黄金田一部工区、黄金田二部工区)では、農地整備事業を契機とした地域の営農体制づくりを進めており、地域内で農地整備事業制度の理解をより深める目的で、令和6年2月22日現地視察研修が行われました。当日は、地区の担い手等20人が参加しました。

 視察先となった㈱上小田代(岩手県奥州市)は、下真山地区と同様に中山間地域で、農地整備事業を契機に営農組合から株式会社へと経営を発展させてきた法人です。対応していただいた伊藤社長のお話を参加者は熱心に聞き入っていました。そして、加工品の製造や販売、後継者や担い手についていろいろと質問をしていました。

 下真山地区では、法人化に向けた話し合いが始まっている工区もあることから、将来に亘り下真山地区の営農が継続できるよう、普及センターでは地区の中心となる担い手の支援をしていきます。

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター    地域農業班

 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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農業女子会~同世代農業女子と繋がろう!~を開催しました!

2024年03月01日 17時13分00秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 次代を担う女性農業者間の情報交流ネットワークを構築することを目的に、令和6年2月26日に「農業女子会~同世代農業女子と繋がろう!~」を開催し、管内の20代~30代の若手女性農業者5人が参加しました。

 第一部では、南三陸町の若手女性農業者である、大沼農園園主大沼ほのか氏と合同会社でんでんむしカンパニー代表中村未來氏のお二人を講師に迎え、就農のきっかけや現在に至るまでの歩み、今後の事業計画等について講話いただきました。

 第二部では、講師を囲んで情報交換会を行いました。各参加者から農業における悩み事や関心事について語り合いました。特に、子育てと農業の両立が難しいこと、人材確保や各品目の栽培方法についてお互いの状況を聞き合うなど、悩み事を共有することができました。

 当普及センターでは、今後も研修会等を通じて、女性農業者を支援していきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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みやぎ農業未来塾「新規就農者向け簿記研修会」を開催しました!

2024年03月01日 17時10分53秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和6年2月13日~22日にかけて、登米合同庁舎で「新規就農者向け簿記研修会」を4日間にわたって開催し、新規就農者9人が参加しました。

 本研修会は、自らの経営状況を的確に把握するツールとして複式簿記をマスターすることを目標に開催し、普及センター職員が講師となって仕訳から決算修正、試算表の作成などの複式簿記の基礎的な知識について講義しました。

 今回は、複式簿記の流れを理解してもらうため、あえて手書き作業での研修を行いましたが、複式簿記の本質的な意味や取引の内容への理解を深めることができたのではないかと思います。

 当普及センターでは、今後も新規就農者を対象に研修会等の開催や個別巡回による支援を実施してきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522 


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中小企業診断士による農業法人の現地相談会を開催しました。

2024年03月01日 12時41分33秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年2月8日、気仙沼合同庁舎会議室を会場に普及センター主催で農業法人への経営・事業承継に関する現地相談会を開催しました。

 みやぎ産業振興機構の協力で、農業分野に詳しいすずき労務経営コンサルタンツ代表鈴木大輔氏(中小企業診断士・社会保険労務士・行政書士)をアドバイザーとして派遣してもらい、気仙沼管内で枝もの用クロマツを栽培いしている株式会社南三陸Pine Pro(以下、パインプロ)に対し、経営内容の確認、事業承継の方策について専門的なアドバイスをいただきました。

 パインプロからは、「実は会社とは別に個人で切り花のきく栽培を行っており、会社と統合しようと考えている」と相談があり、鈴木アドバイザーからは「会社と家業を統合するなら、どちらも収益がある状態が望ましい。会社はいざと言う時に手放すことができるが、家業を統合していると、その後生活できなくなる」と将来を見越した助言があり、パインプロも納得していました。パインプロの決算が2月末ということで、最新の令和5年度収支が分かったら、3月にまた現地相談会を開催するとして終了しました。

 普及センターでは今後も専門家と協力しながら農業法人の経営安定化に向けて支援していきます。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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第2回美里4Hクラブ視察研修会を開催しました

2024年03月01日 11時16分39秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 美里4Hクラブは、美里農業改良普及センター管内の若手農業者から構成され、クラブ員同士の技術研鑽や情報交流を目的に様々な活動に取組んでいます。その活動の一環として、令和6年2月16日に視察研修会を開催しました。

 最初に、株式会社石ノ森農場(登米市)を訪問し、代表取締役 山内健太郎さんから、きゅうりの施設栽培や、ICTを活用した環境制御システム、人材育成や組織運営について説明いただきました。

 次に、有限会社伊豆沼農産(同市)に移動し、取締役 佐藤裕美さんから、豚肉の生産や加工販売、ソーセージ作り体験などの誘客事業、地域農村と協力した観光事業への取組みについての説明を聞いた後、実際にソーセージ作りを体験しました。

 今回は、生産から販売、組織運営のほか地域活性化の取組まで、幅広く学ぶことができ、有意義な研修会となりました。

 普及センターでは、今後も地域農村青年の技術研鑽や情報交流を支援し、地域農業の担い手の確保及び育成に取組んでいきます。

 

   

 

<問い合わせ先>

  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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令和5年度仙南地域農業経営セミナーが開催されました!

2024年03月01日 09時12分29秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和6年2月28日に大河合同庁舎で、農業法人や認定農業者を対象に、Z世代や女性を今よりも積極的に従業員等として迎え入れ、また、従業員等の定着率の向上を図るため、セミナーを開催しました。

「職場における人間関係の築き方 ~従業員への効果的な関わり方・指示の出し方~」と題し、ワッツ・ビジョン代表の笹崎久美子氏を講師として、「若者世代への対応の基礎知識」「世代間ギャップを埋めるコミュニケーション方法」・「従業員への効果的な接し方、指示の出し方」、「従業員の定着率の向上に必要なこと」などについて、ご講演いただきました。

 参加者からは「コミュニケーションをとる練習もあって楽しかった」、「事例を交えた説明で分かりやすかった」、「指導モードではない話の聞き方が大切だと気づけた」などのコメントがあり好評でした。

普及センターでは、引き続き人材の確保・育成など農業経営への支援を続けてまいります。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班

     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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