宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

いちじくせん定講習会が開催されました

2024年03月04日 16時48分56秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 JAみやぎ仙南蔵王地区いちじく部会では、生産振興に向け、生育ステージごとに講習会等を開いており、今回は令和6年2月20日に現地ほ場でせん定についての実習を行いました。

 蔵王町は古くからのいちじく産地で、長年の栽培経験を持つ人が多い部会ですが、栽培経験が少ない人もいます。講習会では、初心者からベテランまでの栽培者が集まり、普及センターからの説明と実技を見た後、参加者相互で検討しながら実際にせん定作業を行いました。

今後も部会では講習会等を計画しており、普及センターではJA等と連携して、継続的な支援に取り組んでいきます。

 

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

     TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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利府梨部会で新品種・新技術に関する研修会を開催しました!

2024年03月04日 16時03分24秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年2月27日、JA仙台利府支店を会場に利府梨部会員を対象とした研修会を開催し、23名が出席しました。

 講師は、仙台ターミナルビル株式会社観光農業部の菊地秀喜専門監をお招きし、「期待される新品種・新技術など」について、JRフルーツパーク仙台あらはまで栽培している品種の特徴や、最新の梨栽培様式であるV字ジョイント栽培について、実際に栽培を手掛けている立場から詳しくお話を伺うことができました。このほか、最近の気候変動の影響を受けて、全国の産地の動向や生産予測の話題にも触れていただき、これからの梨栽培に向けて有益な情報を教えてもらいました。講師の生産者目線に立った話は大変分かりやすく、参加者は熱心に聴講している様子でした。

 また、利府町農林水産課からは来年度から活用できる「果樹経営支援等対策事業」の説明が行われ、参加者から期待の声が寄せられました。普及センターからは凍霜害対策について、発生が予想されることを前提とした早め早めの準備を呼びかけました。さっそくJAの購買窓口でも購入できるように担当者に依頼する場面も見られました。

 今後も普及センターでは、利府梨の生産振興に向けて支援を継続してまいります。

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374、FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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石巻河南地区で麦の現地検討会が開催されました!

2024年03月04日 13時39分36秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和6年2月28日にJAいしのまき主催で石巻河南地区の麦現地検討会が行われました。4組織4ほ場を巡回し、幼穂長の測定により想定される生育状況から麦踏みの可否や幼穂形成期追肥の時期(幼穂長2~3㎜)の指導を行いました。4ほ場の幼穂長は1.75~3.5㎜で例年より生育は早く順調に生育しており、すでに幼穂形成期始期を迎えているほ場も多く見られました。今年は気温が高く推移しており、麦の生育ステージの前進に伴い栽培管理の時期が早まることが予想されるため、参加者は今後の作業日程、追肥についてなど検討を行っていました。

 石巻管内では、令和6年産で大麦が約860ha、小麦が約170ha作付けされています。昨今の国際情勢の影響により国産麦の需要が高まっていることから、当普及センターでは、今後も高品質な麦の安定生産に向けて栽培支援を行っていきます。

 

 <連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班

 TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999


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水稲多収品種「ふくひびき」の栽培方法について講演しました

2024年03月04日 09時24分42秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

令和6年以降、飼料用米一般品種の交付金が段階的に引き下げられることから、生産者の所得確保に向け、登米市でも多収品種を導入する動きが出てきています。

令和6年2月26日、JAみやぎ登米主催の「ふくひびき栽培講習会」が開催され、生産者、関係機関合わせて約70名が出席しました。

ふくひびきはまだ本県における栽培事例が少ないため、普及センターからは、現段階でベターと思われる栽培方法や品種特性などについて説明しました。

説明後は、複数の出席者から、種子消毒やひとめぼれより収穫時期を遅らせる方法等について質問があり、生産者の関心の高さが伺える講習会でした。

普及センターでは、今後も水稲の栽培支援を行っていきます。

研修会には大勢の生産者が出席

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

 


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新規就農者向け農業機械研修会を開催しました

2024年03月04日 08時48分27秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 新規就農者等の農業生産技術向上と農作業安全意識啓発を目的として、ヤンマーアグリジャパン(株)東北支社の協力のもと、農業機械研修会を開催し、美里管内の新規就農者等6人が参加しました。

 初めに、稲刈りや耕起等の効率的な作業のコツについて講義が行われ、参加者は普段の自分の作業方法と比較しながら熱心に説明を聞いていました。

 次に、トラクターの基本操作の実習では、講師の指導のもと一人一人トラクターに乗り、正しい操作方法について学ぶとともに、安全なアタッチメントの着脱方法を実演しました。まだ機械操作に不慣れな参加者もいましたが、操作のポイントを学ぶことができ、有意義な実習となりました。

 最後の農作業安全の講義では、農作業事故の事例や農業機械に関する法規について説明がありました。

 研修を通じて、参加者は多くの知識を習得するとともに、研修の合間に参加者同士で積極的に情報交換するなど、交流を深めることができました。

<連絡先> 美里農業改良普及センター 地域農業班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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