令和4年11月15日に堆肥と土づくりに関する勉強会を開催しました。これは当普及センターのプロジェクト活動の一環で企画され,プロジェクトの対象法人である(株)宮城リスタ大川社員7人,JAいしのまき職員等が参加しました。
勉強会では同法人に設置している堆肥実証ほの収量調査結果を説明し,土づくりの観点からバランスの良い肥料体系を紹介しました。その後,堆肥と土づくりに関しては肥料の三要素から化学肥料と堆肥の肥効の出方の違いや成分計算の方法について,社員への質問・出題を織り交ぜながら講義を行いました。
同法人は復旧農地において堆肥を用いた土づくりを進めており,代表取締役の大槻氏は「地力の低い長面では,肥料としてよりも土壌改良効果を期待して堆肥を施用し,地力の高い農地を目指したい」と今後の方針を話していました。
当普及センターは,これからも復旧農地の担い手への栽培技術支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター先進技術第一班
TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999
写真 勉強会の様子