栗原管内には一迫,金成末野の2つの水稲採種組合があり,県の水稲優良品種の種子生産が行われています。県の主要農作物種子条例に基づき,普及センターでは,ほ場審査と生産物審査を行っており,審査に合格した種子が流通する仕組みとなっています。
今年は,9月上旬から採種ほの稲刈りが始まり,刈取った種子もみは種子センターで乾燥, 調製,袋詰め作業が行われました。
生産物審査では,普及センター職員が種子もみを目視で確認し,異品種,雑草種子や病害虫の混入がないかどうか審査を行っています。同時に,種子もみが正常に発芽するかどうか確認する発芽試験も行っています。審査はおおむね順調に進んでおり,11月中旬頃まで続く見込みです。
普及センターでは,優良な種子生産が行われよう,引き続き種子生産者への支援を行っていきます。
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
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