令和4年6月15日(水),JA新みやぎ栗っこきゅうり部会の抑制きゅうり栽培講習会がJAの志波姫支店会議室で開催され,部会員13名,講師として,種苗メーカー2社及び普及センターの担当者が出席しました。栗っこきゅうり部会では,促成栽培と抑制栽培を組み合わせ,3月から12月まで出荷を行っていますが,本講習会は8月に定植を迎える抑制栽培の栽培技術向上を目的に開催されました。
はじめに,種苗メーカーから天候に合わせた今後の管理や,抑制栽培で推奨する品種の特性について説明がありました。次に普及センターから,病害虫防除のポイントとして,梅雨時期に発生の多い病害虫の特徴と対策や,薬剤の抵抗性発達を防ぐため,RACコード(農薬の作用機構分類)を参考にしながら,系統の異なる薬剤をローテーションで散布するよう説明しました。参加者は,梅雨入り後の栽培管理や,抑制栽培で用いる品種について,知識を深めました。
普及センターでは,同部会員のきゅうりの栽培技術向上に向けて,今後も継続して支援していきます。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9404 FAX:0228-22-6144