宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和4年産麦現地検討会が開催されました

2022年06月13日 19時32分05秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 令和4年5月27日(金)にJA新みやぎあさひな統括営農センター主催で「令和4年産麦現地検討会」が開催されました。検討会には小麦生産を行う4経営体が参加し,情報交換等が行われました。

 当普及センターからは,小麦の生育状況や赤かび病防除について説明し,JA新みやぎあさひな統括営農センターからは,適期刈取りの目安について説明がありました。また,小麦の刈取り予定や乾燥調製施設への運び込み等について,生産者への聞き取りも行われました。

 今回は悪天候のため,残念ながら現地ほ場での検討は中止となりましたが,生産者や関係団体で情報共有が行われ,有意義な時間となりました。

 

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8410

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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登米市沢田集落と石巻専修大学との交流会が開催されました

2022年06月13日 12時46分03秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 登米市津山町柳津にある沢田集落は,北上川沿いの丘陵地に位置する自然豊かな集落です。この集落では,約20年前から棚田を利用したとうもろこしの栽培に取り組んでおり,令和元年度からはとうもろこし栽培をきっかけとした都市との交流を行い,地域の活性化を図っています。

 今年度は石巻専修大学の学生との交流が計画されており,令和4年6月7日に第1回目の交流会が開催されました。当日はとうもろこし「味来」の苗の植え付け作業が予定されていましたが,あいにくの雨模様で作業は中止となり,代わりに地域の公民館で座談会が行われました。

 座談会では普及センターからとうもろこし栽培に関する説明を行い,学生からはスイートコーンと家畜の飼料用となるデントコーンの違いや「味来」の味の特徴に関する質問がありました。また,学生から集落の阿部代表へとうもろこしを使った商品開発や農業体験ツアー,SNSを活用した情報発信などの提案もあり,とても活発な意見交換が行われました。今後も沢田集落と石巻専修大学との交流は続きます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班

〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5 

電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522 


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仙台農業士会総会が開催されました。

2022年06月13日 11時22分43秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和4年6月7日に仙台市内において仙台農業士会総会(会員21名)が開催されました。新型コロナウイルスの感染拡大により書面開催が続き,今年は3年ぶりの対面による開催となりました。
 総会へは9名の会員が出席,委任状8名の提出があり,すべての議案が承認されました。
 執行部からは,研修会等の活動について,活動再開の意向が示されました。新たな会員が4名(指導農業士1名,青年農業士3名)加わったこともあり,活動内容等について活発な質疑応答が行われました。普及センターも事務局として,地域の指導者である農業士の資質向上のため,研修会等の活動が円滑に実施できるように,役員とともに準備を進めてまいります。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320 FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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名取市花卉生産組合が生花店と連携してカーネーションの産地表示販売に取り組みました

2022年06月13日 10時00分42秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

産地名を表示したカーネーションの花束

 花きの分野においては,産地名を表示した販売が十分に行われていないため,消費者が購入する時には,産地を認識しづらい状況にあります。

 そうした中,名取市花卉生産組合では,昨年からカーネーションの産地表示販売の実証に取り組んでおり,今年も5月上旬の母の日前の需要期に,名取市や近郊の生花店9店舗と関係機関の協力を得て,のぼり旗やステッカーシール,産地紹介パンフレット等を活用した産地表示販売の実証を行いました。

 販売実証を実施した後,組合員が関係機関と各生花店を訪問し,感触や来店客の反応を聞き取り,今後に向けた意見交換を行うなど,この実証を通じて,これまであまり接点が無かった生産者と生花店の交流機会が増えました。これにより,生産と販売が連携して地域の特産品を盛り上げていこうとする機運ができ始めています。

 普及センターでは,花の産地表示販売の取組を今後も継続して支援してまいります。

生花店での聞き取り調査の様子

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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