令和3年3月に七ヶ宿町で新規就農した荒井謙氏は,自らが理想とするワイン醸造を目標に,ワイナリー設立を目指しています。
これまで1,500本の醸造用ぶどうの苗木を定植し,昨年は約50kgの果実を収穫することができ,収穫したぶどうは仙台市内の秋保ワイナリーに委託醸造,自社ブランド初のワインを販売し,ほぼ完売と売れ行きは好調です。同氏が営農開始に至るまでは,農地や資金の確保など数々の困難に直面しましたが,現在は計画に基づき順調に営農しています。
当日はワインに適した果実品質を目指して,誘引作業に取り組まれており,これまでの生育も順調とのことです。
普及センターでは,新規就農者の定着に向けて,継続的な支援に努めてまいります。
※荒井氏の詳細はこちらをご覧ください。(自社HP)https://www.yuzfarm.com