令和3年6月11日にJA古川ねぎ部会の現地巡回が行われました。現地巡回は普及センターとJA古川営農指導員及びJA古川ねぎ部会長が2班に分かれ,6月11日と18日の2日間をかけて全ての部会員のほ場を巡回し,播種や定植などの作業状況や生育状況,病害虫の発生状況について確認を行います。
長ねぎ栽培ではねぎの生育に合わせて少しずつ土を被せて,光に当たらなくすることで白い部分を作ります。7~8月の収穫を目指す夏ねぎでは現在,その土を寄せる作業を行っています。また,9月以降に収穫を予定している秋冬ねぎでは定植作業が行われています。6月11日に巡回したほ場では夏ねぎ,秋冬ねぎともに生育は概ね順調でした。普及センターからは,肥料切れを起こさないように土寄せの際に追肥を行うこと,今後注意が必要な病害虫や梅雨入り前の雑草管理等について指導を行いました。
JA古川ねぎ部会では既存生産者の高齢化が進む一方で,4Hクラブ員等の若い生産者も多く見られます。普及センターでは,ねぎの産地発展に向けて引き続き支援を行っていきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910