宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JA古川でねぎの現地巡回が行われました。

2021年06月15日 16時55分22秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和3年6月11日にJA古川ねぎ部会の現地巡回が行われました。現地巡回は普及センターとJA古川営農指導員及びJA古川ねぎ部会長が2班に分かれ,6月11日と18日の2日間をかけて全ての部会員のほ場を巡回し,播種や定植などの作業状況や生育状況,病害虫の発生状況について確認を行います。
 長ねぎ栽培ではねぎの生育に合わせて少しずつ土を被せて,光に当たらなくすることで白い部分を作ります。7~8月の収穫を目指す夏ねぎでは現在,その土を寄せる作業を行っています。また,9月以降に収穫を予定している秋冬ねぎでは定植作業が行われています。6月11日に巡回したほ場では夏ねぎ,秋冬ねぎともに生育は概ね順調でした。普及センターからは,肥料切れを起こさないように土寄せの際に追肥を行うこと,今後注意が必要な病害虫や梅雨入り前の雑草管理等について指導を行いました。
 JA古川ねぎ部会では既存生産者の高齢化が進む一方で,4Hクラブ員等の若い生産者も多く見られます。普及センターでは,ねぎの産地発展に向けて引き続き支援を行っていきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910


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稲WCS専用品種「ホシアオバ」が順調に生育しています!

2021年06月15日 09時49分29秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 県では,飼料作物における奨励品種の普及拡大を目的として,展示ほを設置しています。亘理普及センターにおいては,稲WCS専用品種の「ホシアオバ」について,亘理町の畜産農家に協力をいただき,展示及び調査をしています。「ホシアオバ」は,宮城県において極晩生性で,多肥で茎葉比率が高く,多収となる品種です。展示ほのほ場では,5月中旬に移植を終えて,順調に生育しています。

 「ホシアオバ」の展示ほについて,御興味のある方は普及センターまでお問い合わせください。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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省力的な水稲種子生産に向けたスマート農業実演会が開催されました

2021年06月15日 09時18分26秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

 令和3年6月8日に中山間地域におけるスマート農業技術を活用した精密,省力な種子生産実証の一環として,自動水管理制御装置と自動操舵付き水田除草機による異株除去の実演会が加美町で開催されました。当日は,実証コンソーシアムメンバーの他,県内水稲採種組合や関係JA職員が参加しました。
 ほ場に設置した自動水管理制御装置ついて操作法の実演があり,水田3枚を1つの単位として,スマートフォンを用いて遠隔給水と排水を行う方法について見学しました。
 また,水田除草機については,前方で植え付け条を感知して,その直後,土壌を攪拌して雑草,異株等を除去するものです。担当したオペレータからは,条間,株間の雑草や漏生稲(前年のこぼれた籾が発芽したもの)の除去に非常に効果が高いと感想がありました。
 普及センターでは,引き続き実証経営体の支援とスマート農業の実用化に向け,きめ細やかな支援を行っていきます。

(水田除草機の実演)

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910


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