宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「春告げやさい」の出荷が始まりました。

2021年01月12日 16時51分41秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 1月から気仙沼・南三陸地域のブランド品目である「春告げやさい」の出荷が始まりました。春の訪れを感じさせるものとして,当地域ではシラスのことを春告げ魚,ウグイスのことを春告げ鳥と親しみを込めて呼んできました。このことにちなんで,冬から早春に向かって栽培される「ちぢみゆきな」や「春立なばな」等の7品目の野菜を「春告げやさい」と名付け,JAや関係機関が生産・消費拡大を図っています。
 昨年秋は好天に恵まれたことで生育が順調に進み,品質の良いものが収穫できています。今年,新たに栽培を始めた気仙沼市の唐桑大沢営農組合では「ちぢみゆきな」の収穫を迎え,組合員が一袋ずつ丁寧に袋詰め作業を行っていました。「春告げやさい」は気仙沼市の直売所「菜果好」等に出荷されています。

 

 

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0226-25-8069  FAX:0226-22-1606


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登米市長とJAみやぎ登米組合長に農林水産大臣賞等を報告

2021年01月12日 13時24分32秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 令和2年12月28日に,令和2年度宮城県農林産物品評会で農林水産大臣賞を受賞した(株)久保園芸の久保泰宏代表取締役(きゅうり,米山町),猪股 剛氏(りんご,中田町)と,令和2年度みやぎ園芸振興大賞を受賞した(株)櫻井農場の櫻井利光代表取締役(主にキャベツ,米山町)3名が,熊谷登米市長及び佐野JAみやぎ登米代表理事組合長を訪問し,それぞれ受賞の報告を行いました。
 熊谷市長からは,弛まぬ技術研鑽の成果,登米がきゅうりとりんごの一大産地であることを広く知らしめてくれた,と敬意と感謝の言葉がありました。また,佐野JA組合長からは,米,畜産,園芸を上手に組み合わせ儲かる農業,若い人材の確保育成に連携して取り組んでほしいとの言葉がありました。
 受賞者からは,「この上ない喜び,大いなる励み」「さらなる研鑽と責務を痛感」「水田地帯での大規模露地園芸に挑戦し続ける」等のコメントがあり,有意義な受賞報告となりました。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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Webを活用して「大規模園芸施設における業務管理システム活用研修会」を開催しました

2021年01月12日 09時42分10秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 仙台農業改良普及センターでは,令和2年12月17日,株式会社イグナルファーム大郷において「令和2年度大規模園芸施設における業務管理システム活用研修会」を開催しました。今回は,新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から,講師所在地の神奈川県と県内5拠点をwebで結び,zoomによるリモート方式での開催となりました。
 講師である株式会社井出トマト農園の井出社長から「農園での業務管理システムの活用方法」について御講演をいただき,業務内容を数値化することによって作業上の課題の把握や対策の検討,人事評価や会社のルール作りへ活用できるなど,貴重なお話を伺うことができました。
 また,イグナルファーム大郷の阿部社長からは,現在取り組んでいる「ICTを活用したスマート農業」についてお話しいただいた後,現地参加者でハウスの視察を行いました。
 研修会では,一部の説明で画面が小さくて見づらい等の問題もありましたが,概ね順調に進行することができました。また,講演,視察では活発に質疑応答が行われ,最先端の技術・機器に触れることでスマート農業への関心が高まったように感じました。


〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町417
TEL022-275-8410
FAX
022-275-0296
E-mailsdnokai@pref.miyagi.lg.jp

 


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