宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

農事組合法人iファームが経営改善に向けてGAP取組の基本を学習!

2021年01月19日 16時16分08秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 令和3年1月15日(金)に栗原市志波姫地区の農事組合法人iファームがGAPの基礎を学ぶ勉強会を行いました。
 農事組合法人iファームは,水稲・大豆など土地利用型作物中心の経営を行っており,現在,農薬の保管・使用に関する管理点に着目し部分的にGAPに取り組みはじめていますが,幅広い視点での生産・経営改善やより良い組織運営を目指し,役員及び社員が全員参加してGAPの基本的な考え方を学びました。
 普及センターからは,労働安全等の「5つの柱」から問題点を考えてみること,継続的なPDCA(Plan-Do―Check―Action)や自分達に適したルールづくりの重要性などを説明しました。また,動画も紹介し,実践している生産者の声やGAP全体像を実感していただきました。
 役員からPDCAの考えが参考になったとの感想があり,今後話し合いをしながらGAPに取り組んでいくための共通認識を持つ機会となりました。普及センターでは今後もGAPに関心のある農業法人への支援を継続していきます。


<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0228-22-9404  FAX:0228-22-6144


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いちじくの商品開発に向けて専門家派遣を行いました

2021年01月19日 08時38分33秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 亘理農業改良普及センターでは,若手女性農業者の起業活動や6次産業化支援の一環として,令和3年1月14日に山元町のいちじく生産者である「株式会社やまうち農園」へ,いちじくを使った新商品開発のための専門家派遣を実施しました。昨年11月に引き続き,2回目です。

 今回の専門家派遣では,株式会社仙台国際ホテル 土屋貴幸シェフ パティシエを講師に招き,いちじくを使ったスイーツを完成することを目標としました。

 やまうち農園では,1回目の専門家派遣後,試作を繰り返してきました。今回は,土屋シェフ パティシエから,一層の品質向上や省力化に向けた作業工程等の見直しについて,具体的なアドバイスをいただきながら,実習を行いました。

 やまうち農園は,今回のアドバイスをもとに,作業工程の改善に取組み,新商品の製造・販売を開始する計画です。
普及センターでは,今後も当地域の女性農業者の起業活動や6次産業化の支援を行います。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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