宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

志波姫有機米栽培協議会の環境保全米現地検討会が開催されました

2020年07月14日 14時54分59秒 | 環境と調和した農業生産に取り組む経営体

 7月7日にJA新みやぎ志波姫有機米栽培協議会主催の環境保全米現地検討会が開催され,会員40名が参加しました。最初に,現地ほ場において農協担当者から耕種概要と生育調査結果の説明を受け,参加者全員で生育状況を検討しました。次に会議室に移動して開催された講習会では,普及センターからは生育情報と今後の管理の要点について説明を行いました。農協からは追肥を行う場合に化学肥料由来窒素成分量の上限を超えないよう注意を呼びかけました。
 当協議会は環境保全米に取り組む地区内生産者で組織され,現在の会員は150名です。友好姉妹都市東京都あきる野市と20年以上交流を続けており,あきる野市民を稲刈り体験に招いたり,あきる野市産業祭イベントに参加しています。また,あきる野市をエリアに含むJAあきがわと環境保全米の取引を行っています。

<連絡先>
 宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0228-22-9404   FAX:0228-22-6144


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JA古川いちご部会いちご親株現地巡回が開催されました

2020年07月14日 14時54分59秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 令和2年7月7日にJA古川いちご部会いちご親株現地巡回が開催され,JA古川園芸課職員とともに管内のいちご生産者7名のほ場を巡回し,生育状況の確認・指導を行いました。
 現地巡回では,各ほ場のいちご親株の管理状況,ランナーの発生状況を確認し,親株やハウスの管理についてアドバイスをしました。令和2年産では炭疽病の発生により減収する生産者もあったことから,育苗期が防除のポイントとなる炭疽病の特徴について説明し,今後の対策と管理について指導を行いました。
 さらに,令和2年産の振り返りを行うことにより,各生産者の課題を再確認し,次作への対策を検討しました。
 また,生産者の中には既に採苗,仮植を行っている方も見られました。昨年10月の台風の影響で親株の配布本数が減りましたが,ほとんどの生産者は定植本数を確保できる見込みです。
 本現地巡回を通して技術力が向上することにより,令和3年産いちごの生産量がさらに増加することが期待されます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0229-91-0726  FAX:0229-23-0910


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JAみやぎ仙南角田いちご部会総会・研修会 ~復旧に取組むいちご栽培~

2020年07月14日 09時31分09秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

JAみやぎ仙南角田いちご部会(角田市,丸森町 部会員12名)は6月10日で令和2年産いちごの出荷を終了し,7月7日に部会の総会と次作に向けた研修会を開催しました。令和2年産いちご栽培では,昨年秋の東日本台風によりハウスの倒壊,冠水・浸水,うねの崩落など甚大な被害がありましたが,生産者の頑張りと関係機関の支援・協力により全戸が復旧し栽培を継続しました。出荷開始が大幅に遅れるなど影響はありましたが,例年よりも出荷を延長するなど最後まで努力を重ね,その結果,出荷量64,426kg(前年対比82%),販売金額66,768千円(前年対比77%)まで挽回することができました。
  総会では,今後の販売拡大に向け部会活動を活発化していく事業計画が承認されました。引き続き行った研修会では,普及センターより冠水や浸水により悪化した土壌状態に対する改善対策や経営安定に向けて収量向上を目指す技術対策について講習を行いました。
 部会員各戸では既に,次作に向けた育苗とほ場の準備作業が進んでいます。前作からの努力が実り,次は減収を取り戻す以上の成果が上がることを期待します。


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JA新みやぎ南三陸地域花卉生産協議会できくの現地検討会を行いました

2020年07月14日 08時59分06秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 7月からの本格出荷に向けて,JA新みやぎ南三陸地域花卉生産協議会の現地検討会が6月25日に開催され,会員のほ場を巡回しながら輪ぎくとスプレーぎくの生育状況を確認しました。約4か月ぶりの協議会活動となり,生育状況をはじめ会員の作付状況や市場動向について様々な情報交換をしたほか,6月15日未明に発生した降雹による露地ぎくへの被害状況も確認しました。
 普及センターからは,品質向上に向けての病害虫防除について講習を行いました。特に,近年被害が散見されているべと病の発生について注意喚起し,予防防除の徹底と発生後の対応について呼びかけました。
 新たな販路として,JA直営の新直売所「元気くん市場仙台南店」への出荷についても検討が行われ,参加者らは「コロナ渦においても工夫しながら生産を継続していく取組を探っていきたい」と意欲が高まる有意義な現地検討会となりました。
 
<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606


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