「第3回TMRメニュー作成研究会」が3月8日に開催されました。
本研究会はJA加美よつば管内で生産された粗飼料,県内の未利用資源を活用した飼料を調製・供給することで,管内の酪農・肉用牛農家の飼料費コストの低減,飼料自給率の向上,産業廃棄物の削減を目的としたTMR(total mixed rations:混合飼料)センター設立に向けた支援として普及センターが「TMRメニュー作成研究会」を設置し,大学,企業,管内関係機関等を構成員として広く有識者から意見を聴取しながらTMRメニューを検討してきました。
これまで,メニューの選定,飼料成分検査,組み合わせ等を検討しましたが,今回は農家が生産した自給飼料と食品製造副産物(ウィスキー粕)を主としたTMRメニューを作成しました。
本来はこのメニューにより給与試験も実施する予定でしたが,TMRセンターの設置が延期されたため,普及センターでは次年度以降も管内の未利用資源の調査や高品質の粗飼料生産指導等,TMRセンター稼働に向けた支援を続けてきます。
<連絡先>
宮城県大崎農業改良普及センター
先進技術班
TEL:0229-91-0726
FAX:0229-23-0910