干し柿は仙南地域で1億5千万円を売り上げる特産品であり,「ころ柿」として県内外に販売されています。福島第一原子力発電所の事故の影響を受け,昨年4月からは基準値が100ベクレル/kgに引き下げられたことから,当地域では高圧洗浄機等による柿の木の除染を徹底してきました。
しかし,乾燥加工により放射性物質の濃度が高くなることが心配されることから,去る2月13日丸森町耕野で柿除染対策修会を開催しました。
普及センターが宮城県農業・園芸研究所と連携して実施した「柿の放射性物質の調査」の結果,生柿と枝の放射性物質濃度に相関があり,原発事故にさらされた3年以上前の中~小枝の樹皮に付着した放射性物質が徐々に吸収・移行されていると考えられ,昨年除染し残した枝の処理を徹底するよう指導しました。
その後研修場所を現地に移動し,重なった枝を解消し不要な枝を減らすよう指導しながら剪定し,3年以上前の中~小枝の高圧洗浄機による除染を実演しました。
当日は60名が参加し,栽培者の関心の高さが見られました。また,更に放射性物質を心配するする声もきかれ,普及センターでは今後も他機関と連携しながら調査を続けていきます。
連絡先〉大河原農業改良普及センター
TEL:0224-53-3516 FAX:0224-53-3138
しかし,乾燥加工により放射性物質の濃度が高くなることが心配されることから,去る2月13日丸森町耕野で柿除染対策修会を開催しました。
普及センターが宮城県農業・園芸研究所と連携して実施した「柿の放射性物質の調査」の結果,生柿と枝の放射性物質濃度に相関があり,原発事故にさらされた3年以上前の中~小枝の樹皮に付着した放射性物質が徐々に吸収・移行されていると考えられ,昨年除染し残した枝の処理を徹底するよう指導しました。
その後研修場所を現地に移動し,重なった枝を解消し不要な枝を減らすよう指導しながら剪定し,3年以上前の中~小枝の高圧洗浄機による除染を実演しました。
当日は60名が参加し,栽培者の関心の高さが見られました。また,更に放射性物質を心配するする声もきかれ,普及センターでは今後も他機関と連携しながら調査を続けていきます。
連絡先〉大河原農業改良普及センター
TEL:0224-53-3516 FAX:0224-53-3138