宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「元気が出る研修会」盛会に開催

2013年02月05日 14時11分01秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援

平成25年1月31日に,気仙沼市本吉町はまなすホールにおいて「元気が出る研修会」(平成24年度気仙沼・南三陸地域農業経営セミナー)を開催しました。
 この研修会は,地域農業復興の一助にしてもらおうと,普及センター及び管内関係機関が連携して開催した行事です。好天に恵まれたこともあり,被災した農業者を中心に180名ほどが参加しました。
研修では講師として広田半島営農組合臼井組合長(陸前高田市)と有限会社ウィルビー志村代表取締役(花巻市)の2人に講演していただきました。
臼井組合長は,「広田半島営農組合の歩み」と題し,ほ場整備事業の採択から集落営農組織の結成,被災後から営農再開に向けた一連の取り組みについて紹介しました。
志村氏は,「地域の絆で”むら”と農地を守る」をテーマに,震災からの復旧のために考えるべきこと,地域コミュニティーを守るための集落営農,地域を担う人づくり,地域の特産品づくりと情報発信などについて熱弁を頂きました。
志村氏については「地域活性化伝道師」として6次産業化や人材育成,地域づくり等で実績を有していることもあり,参加者は”わかりやすい”話に耳をそばだてながら,人と人とのつながりや集落営農の大切さを確認されたようでした。
参加者には研修会の内容を地域に持ち帰り,これからの復旧復興のために役立てることが期待されています。
普及センターは,今後も被災者の営農再開を支援するとともに,人材の育成に向け活動していきます。

<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター    地域農業班
 〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
    0226-29-6044

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パソコン簿記研修会開催中

2013年02月05日 08時44分18秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
普及センターは,JAと連携のもと気仙沼市と南三陸町の2会場で定期的にパソコン簿記研修会を開催しています。
南三陸会場は数年前から行われていますが,気仙沼会場は農業者の要望で今年から始まりました。
2つの会場の参加者は対照的であり,南三陸会場は花きや施設野菜・畜産のベテラン農業者が多く,気仙沼会場は就農して日の浅い若い農業者が多く参加しています。
 記帳の経験が浅い参加者は,毎回苦労しながら複式簿記記帳に取り組んでいます。
 普及センターは,今後も被災者の営農再開を支援するとともに,経営管理能力の向上に向け活動していきます。
連絡先
宮城県本吉農業改良普及センター    地域農業班
 〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
    0226-29-6044

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