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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

(有)ダイアファームが自社の米と野菜で弁当・飲食店事業に乗り出す!

2011年11月09日 09時23分50秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 平成23年10月31日,大崎市鹿島台にある(有)ダイアファームの「地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等及び地域の農林水産物の利用促進に関する法律(六次産業化法)」に基づく「総合化事業計画」が認定されました。大崎市で初めての認定となります。
 認定された計画の概要は米,水菜やスイートコーンなどの野菜を栽培,農作業体験も受け入れ,これらの食材を活用した弁当製造,飲食店施設を新設して,付加価値の向上と販売形態の多様化を図ることとしています。また,東日本大震災により農業経営の継続が困難となった方々を雇用し,復興に寄与することも計画しています。
 今後も,普及センターでは,計画の具現化に向け,支援を行っていきます。 

<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター 先進技術班
                                   TEL 0229-32-3115         FAX 0229-32-2225


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丸森町で小ぎくの作付推進

2011年11月09日 09時12分03秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  丸森町では,古くからトルコギキョウなどの洋花類や,きく類が栽培されてきました。中でも,近年生産量が伸びているのが,平成19年から20年の普及センタープロジェクト課題としても支援してきた小ぎくです。
 そこで,更なる作付推進を図るべく,去る10月26日に,町とJA主催による小菊栽培研修会が開催されました。
 研修会には,JAみやぎ仙南丸森地区花卉部会の部会員15名のほか,町内の一般参加者が21名集まりました。
 始めに,「小菊の市場動向について」と題して,㈱仙花の今野次長より,丸森産の小ぎくが主に仏花の花束加工用として流通していること,そのために求められている品質の条件などについて講演がありました。
 引き続き,研修として,丸森地区花卉部会の浅野部会長より,町内での小ぎくの生産状況と部会としての新規参入者へのサポート体制について,普及センターからは,小ぎく栽培の流れと必要経費,注意点などについて,情報提供を行いました。
 意見交換会では活発な意見や質問が飛び交い,参加者の小ぎく生産への関心の高さが伺えました。一般参加者からは,実際に新規で取り組んでみたいとの声も聞かれ,来春には,新しい仲間が何名か増えそうです。
 新規参入者には,4月定植用に部会で増殖した苗が提供される予定で,町ではこの苗代に対する補助を検討中です。普及センターでは,JAや部会と連携して,技術面を中心に支援していくことにしています。

                          

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第二班 
       TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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