平成23年11月8日に「JA栗っこ転作大豆刈取現地検討会」が栗原市若柳地区で開催されました。
今年はJA栗っこ管内で890haの大豆が作付けされており,検討会では品質を落とさない大豆収穫をテーマに,ほ場で適期刈取・汚粒防止対策や汎用コンバインの始業点検講習が行われました。
県は大豆の汚粒発生を防ぐために①刈取前の雑草抜き取り,②土のかき込みを防ぐための適切な地上高(10~15cm)の維持,③適切な子実水分(18%以下)と茎水分(50%以下)での刈取などを指導しています。
その後若柳支店会議室に会場を移動し,全農みやぎによる大豆の販売動向や,H22産大豆の検査結果と落等要因,そして県が実施する放射性物質測定調査方法について説明を受けました。
まもなく本格的に大豆収穫作業が始まりますが,生育期間中は天候に恵まれたこともあり,高品質大豆の出荷が期待されています。
<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班・技術主幹 今野嘉徳
TEL:0228-22-9437 FAX:0228-22-6144
平成23年11月1日,宮城県牛乳普及協会の助成を得て,仙台地区農村生活研究グループ連絡協議会主催で,七ヶ浜町の仮設住宅にお住まいの方を対象に,牛乳料理講習会を開催しました。
メニューは牛乳料理として南瓜のスープと牛乳寒天,仙台市の曲りねぎ,芭蕉菜を使って葱豚丼と芭蕉菜のカニあんかけを作りました。この他会員が持ち寄った食材も提供され,賑やかな食卓となりました。
参加者からは,津波の大変な経験の話もありましたが,「楽しかった」「次回も是非参加したい」と,大変好評でした。
普及センターでは,今後も被災地の復旧に向け,支援を行っていきます。
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp