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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和2年度第1回大崎地域農業改良普及活動検討会を開催しました

2020年09月11日 07時59分02秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 普及センターでは,農業者や地域住民に理解され,効率的で効果の上がる普及指導活動を推進するため,外部の委員(普及活動検討委員)から御意見を頂く「大崎地域農業改良普及活動検討会」を毎年開催しており,今年度第1回目となる検討会を9月8日に開催しました。
はじめに,普及センターが重点的に取り組むプロジェクト4課題のうち,新規のなすの環境制御の課題の支援対象である「株式会社てくてくファーム」のなすのハウスで実施している,環境測定器によるデータの見える化と,週間環境データ自動計算シートによる栽培管理改善に取組んでいる現場を視察しました。
 その後,大崎合同庁舎会議室に会場を移し,検討会前半で視察したなすの環境制御の新規課題「大崎園芸を牽引するなすの技術革新による生産性向上」について詳しく説明した後,本年度完了となる3つのプロジェクト課題の進捗状況について説明し,御出席いただいた4名の委員からこの半年間の普及活動に関する評価や,今後の活動に対するアドバイスをいただきました。
 検討委員からは「古川の主力野菜であるなすを選定したのはとても良い。経験に頼らず,データに基づいた生産環境の管理は技術の平準化が図られ,青年就農への支援に繋がるので是非とも波及してほしい」,「スマート農業の課題は今後重要」などの御意見をいただきました。
 普及センターでは,今回の貴重な提言を今後の普及活動に活かし,生産者から頼られる普及活動を行っていきます。
 
<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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やさいの日(8月31日)料理研修会を行いました

2020年09月07日 11時10分03秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 大崎地域農村生活研究グループ連絡協議会では令和2年8月31日(月)にグループ員を対象に「やさいの日料理研修会」を大崎市古川のアインパルラ浦島にて行いました。
 当日はグループ員が生産,販売している夏野菜12品目を使った和洋中の料理を作っていただき,シェフからそれぞれの料理について解説をいただきました。
 新型コロナウイルス感染対策として,入館時の検温の実施やテーブル毎の座席数を減らすなどの対策を徹底しての開催となりましたが,プロの手によって鮮やかに変身した我が家の野菜に参加者から「初めての食べ方」「自宅でも試したい」という声があがりました。また栽培方法や我が家での食べ方などグループ員からの情報提供や,シェフへの質疑が活発に行われ夏野菜への知識を深めていました。
 普及センターでは,今後も生活研究グループの活動を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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清流「蔵の華」廿一会現地検討会が開催されました

2020年08月07日 09時38分45秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 令和2年8月5日に,清流「蔵の華」廿一会の現地検討会が開催されました。清流「蔵の華」廿一会では,気仙沼市新月地区において酒米品種「蔵の華」の生産に取り組んでおり,気仙沼市内の2つの蔵元に全量出荷しています。
 現地検討会では,会員全員のほ場を巡回し,稲の生育状況を確認しました。多くのほ場では出穂期を迎え,生育は順調に進んでいます。当所からは,斑点米カメムシ類防除や出穂期以降の水管理等について指導しました。
 出席した会員からは,「今年は1等米を目指して,管理をしっかりしていきたい」との声が聞かれました。

<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター      先進技術班 
 TEL:0226-25-8069   FAX:0226-22-1606


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大崎圏域グリーン・ツーリズム,農泊等に係る情報交換会が開催されました

2020年08月03日 11時50分28秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 令和2年7月30日に大崎合同庁舎5階会議室を会場に,大崎圏域のグリーン・ツーリズム,農泊等の各実践団体や市町関係者を集め情報交換会を開催しました。
  初めに,県内におけるグリーン・ツーリズム,農泊等の現状や支援策について,県農山漁村なりわい課より説明を行い,次いで,県内における教育旅行の現状と支援策を公益社団法人宮城県観光連盟が説明しました。
 また,一般社団法人みやぎ大崎観光公社,加美町グリーン・ツーリズム推進会議,田尻グリーン・ツーリズム委員会,美里町交流の森・交流館から,それぞれ取組状況や課題,新型コロナ感染症拡大の影響などについて報告され,その後,意見交換を行いました。
  参加者からは,「泊まる,食べる,体験することの分担,連携も必要,そのためには中間の調整組織が必要ではないか」,「大崎耕土世界農業遺産を広くPRするには,交流(人とのふれあい)が大切,新型コロナの影響もあり,県内モニターツアーを数多く開催してほしい」等の意見が聞かれました。
  普及センターでは,農業体験部分の役割について,農業法人や産直施設,青年農業団体などと連携し人材育成支援に努めてまいります。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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花山ルビィふさすぐりのPRグッズデザインを地元高校生と検討しました!

2020年07月27日 14時14分22秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 7月16日と20日に,宮城県一迫商業高等学校商業研究部を訪問し,高校生と一緒に花山ルビィふさすぐりのPRグッズのデザインを検討しました。PRグッズは,今年9月19日から10月10日まで栗原市及び仙台市内洋菓子店等で開催予定の「花山ルビィふさすぐりフェア」での使用を想定しています。
 7月16日は生徒に栗原市花山地区とふさすぐりを知ってもらい,デザインのイメージを膨らませるため,ふさすぐりの枝や果実,県で作成したミニのぼり・ポスター等を展示しながら勉強会を行いました。その後,7月20日に,フェアで使用するミニのぼりのデザインをテーマに,どのようなコンセプトにするか,ワークショップ形式でアイデアを出してもらいました。ワークショップでは,「グラデーションやレース地を背景に取り入れて華やかなイメージに」,「果実を葉のイラストで縁取って枝を再現する」など,様々なアイデアが出されました。今後,ワークショップの結果をもとに,生徒達にミニのぼりやポスターなどの草案を練り上げてもらう予定です。
 この活動以外にも,商業研究部員の皆さんと栗原農業改良普及センターが協力して,市民向けアンケートやSNSを活用した広報も行っていく予定で,花山ルビィふさすぐりの更なる認知度向上を図っていきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437  FAX:0228-22-5795・6144

 


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花山ルビィふさすぐり地域連携研修会

2020年07月15日 13時16分55秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

7月1日(水)に,栗原市花山地区のふさすぐり栽培園地及び花山石楠花センターにおいて,花山ルビィふさすぐり振興に関わる地域連携研修会を実施しました。
 現地研修として,栽培園地を視察し,収穫作業を体験してもらいました。その後,それぞれの機関の取組みの中で,どのようにふさすぐりを取り入れていけるかを話し合いました。
 花山青少年自然の家,栗駒山麓ジオパーク推進協議会,一迫商業高等学校,栗原市観光物産協会,栗原市等の担当者が参加しました。参加者から,「ふさすぐりは,樹高が1m程度と低いので,子どもたちの農業体験プログラムとして導入可能である」,「施設敷地内にふさすぐりを植栽し,来場者に見てもらうと良い」などの意見が出ました。
 また,地域の食材,商品を「栗駒山麓ジオパーク特産商品 栗駒山麓のめぐみ」として認定しており,花山ルビィふさすぐり商品も認定,PRしていきたいとの提案をいただきました。
 また,高等学校の活動については,今年度は,新型コロナウィルスの影響から,収穫応援ではなく,学校内でできる活動,例えば,花山ルビィふさすぐりフェアのポスターデザイン,SNSを使った広報等の取組みを考えています。との話がありました。
 普及センターでは,中山間地域における少量多品目経営の一品目としてふさすぐりを振興をしており,さらに,関係機関による様々な取組みによって交流人口の増加,希少性を活かした地産地消等へつながるよう引き続き支援していきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班     
TEL:0228-22-9437    FAX:0228-22-6144


   


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仙台市大倉ふるさとセンターで野菜栽培講習会を開催しました

2020年07月13日 09時04分33秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 仙台市大倉ふるさとセンターは仙台市西部の大倉ダムのほとりにあり,里山体験やキャンプ等ができる仙台市の生涯学習施設で,地元のNPO法人が運営管理を行っています。センターには,地元農家の栽培指導を受けながら野菜栽培ができる「大倉ふるさと農園」が併設されており,7月4日にその農園利用者と栽培指導農家の約30名を対象に野菜栽培講習会を開催しました。
 前半では,はくさい等の秋野菜を対象とした栽培技術として,高温期における育苗方法や排水対策,施肥のポイントについて講習を行いました。後半では,宮城県の野菜の生産状況として,県内野菜産地マップ等を活用しながら生産量が全国上位の野菜や伝統野菜を紹介しました。宮城県が全国1位の生産量を誇るせりとパプリカの特徴や産地,伝統野菜の一つである曲がりねぎの栽培方法等について説明しましたが,初めて聞いたという参加者も多くおられました。
 大倉地区ではほ場基盤整備が計画されており,収益性の高い野菜栽培も導入予定であることから,中山間地域の特色を生かした農村振興についても支援していきたいと思います。また,大倉ふるさとセンターでは楽しいイベントが目白押しですのでお問い合わせください。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374 FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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登米地域園芸特産振興推進会議の開催

2020年07月10日 14時24分35秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

令和2年6月30日宮城県登米合同庁舎で,登米地域の園芸振興を目的に,登米市,JAみやぎ登米ほか関係機関が集まり,登米地域園芸特産振興推進会議が開催されました。
本推進会議では,平成28年度から令和2年度までを活動期間とする「登米圏域産地戦略プラン」について,野菜や花など20の重点振興品目ごとに検証を行い,地域で抱える課題や課題解決策について掘り下げました。
今後,新型コロナウイルス感染症拡大による経済危機が続く中,現行プランの反省を踏まえ,登米市農業産出額365億円運動やJAの営農計画と整合性を図りながら新しい登米圏域産地戦略プラン(令和3~7年度)の策定を進めてまいります。

宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522 


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パティシエが花山ルビィふさすぐりの収穫を応援!

2020年07月03日 11時59分58秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 6月23日(火)と28日(日)に,栗原市花山地区のふさすぐり栽培園地で,栗原市及び仙台市の洋菓子店3店のスタッフ等が収穫作業を行う「スイーツde援農」を実施しました。
 この取組は,「花山ルビィふさすぐり」を使っていただいている実需者の方々に園地まで来てもらい,収穫時の人手不足解消の手立てとするために行ったものです。
 2日間で延べ24人が参加し,約52kgの果実が収穫されました。収穫した果実はその場で各洋菓子店が買い取り,洋菓子となって消費者に提供されます。参加した洋菓子店スタッフからは,「なかなかできない経験だったので,夢中で収穫した」,「初めてふさすぐりの生産現場を見ることができた。菓子作りにも活かしたい」といった感想をいただき,単なる収穫応援に留まらない,実りある取組となりました。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437  FAX:0228-22-5795・6144

 


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丸森町の台風被災水田でヘアリーベッチのは種作業が行われました。

2020年05月21日 15時22分46秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 令和元年東日本台風により甚大な被害を受けた丸森町竹谷,五福谷地区において,「丸森中央集団転作組合」が4月28日に設立されました。
 両地区の農業者19名が参加して令和2年5月1日(金)の晴天のもと,ヘアリーベッチのは種作業が行われました。被災水田はガレキが散乱するなどほ場の状況が厳しいことから,動力散粉器での播種となりましたが、台風の後しばらく人影のなかった被災農地にエンジンの音が響きました。
 丸森町竹谷地区の水田には,広域に土砂が流入堆積しており,復旧工事が待たれている状況です。この日,20haの水田に播種されたマメ科の緑肥作物「ヘアリーベッチ」は,共生する根粒菌が空気中の窒素分を取り込むことによって,養分の少ない農地でも生育します。しかし,被災水田では根粒菌が少ない心配があるため,被災地支援として秋田県立大学から提供いただいた「根粒菌」を粉衣した後,は種しました。
 丸森町では平坦部のほか,中山間部でも農地が甚大な被害を受け,農業者が農作物の栽培に不安を抱えていたことから,各地区において現地説明を行い,数種の品目を実証は種するなど,農業者との情報共有を図ってきました。
 6月下旬にはヘアリーベッチの花が咲きます。農業者の皆さんは,被災水田での営農再開への一歩を踏み出しています。

 

 


〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業第一班
     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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