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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

みやぎ農業未来塾経営向上研修会を開催しました

2020年10月01日 09時02分49秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和2年9月23日(水)に,登米市の農業士の先進的な経営を視察し,宮城県農業大学校先進農業体験学習中の一年生5名を対象に「みやぎ農業未来塾経営向上研修会」を,登米市農業士会,登米市4Hクラブと連携のもと開催しました。

 米山町の青年農業士 櫻井利光氏((株)櫻井農場)のキャベツ等露地野菜による周年雇用大規模生産の取組について,豊里町の青年農業士 佐藤瑛彦氏の水稲+大規模肥育牛や加工用ばれいしょ等の新たな取組について研修し,登米市からは新規就農者の各種支援事業について情報提供がありました。また,迫町の元指導農業士 伊藤秀雄氏から(有)伊豆沼農産の事業展開や,農大生に対して目標達成するためのポイント等についてお話を頂きました。

 金のたまご達(農大生)との意見交換では,農大生の卒業後の進路や将来の夢など話してもらい,また,先輩農業者である4Hクラブ員からは,自身の経営状況やこれからの計画について話してもらいました。

普及センターでは,今後も青年農業者の育成に向けた支援をしていきます。

 

 

<連絡先>

宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班

〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5

電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522 


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栗原の農業士が互いの経営を学び合う視察研修会が開催されました

2020年09月29日 10時11分27秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

    
        【水耕施設野菜の視察】
 
 令和2年9月18日(金)に,栗原農業士会(会長:大場照彦氏,会員20人)による令和2年度栗原農業士会経営状況相互視察研修会を開催しました。
    本研修会は,会員の農業経営発展に役立てるため,お互いの経営状況を視察し合うもので,今回は,一迫地区の指導農業士・青年農業士3人(施設野菜農業法人,水稲農家,酪農法人)を訪問しました。
    当日は,栗原4Hクラブ員,栗原市内の農家で先進農業体験学習中の宮城県農業大学校の学生等も参加し,農業士の経営状況や今後の営農展望について視察研修しました。
    規模も経営形態も違う3つの経営体ですが,それぞれにこだわりをもって経営を行っており,法人では従業員のモチベーションを高める働き方に工夫を凝らしていることなど,農業士には今後の経営発展の参考になり,農大生には将来の就農計画立案のヒントとなった様です。
    農業士,4Hクラブ員,農大生と一緒に地域や世代,作目の違いを越えて栗原の農業について学ぶ有意義な研修会となりました。

 
  【酪農の視察】

 

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班   

TEL:0228-22-9437     FAX:0228-22-6144

 

 

 


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仙南地区生研グループ移動研修会を開催しました

2020年09月24日 16時24分35秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和2年9月8日(火)丸森町国民宿舎あぶくま荘大ホールを会場に「令和2年度仙南地区生活研究グループ連絡協議会役員会及び移動研修会」が開催されました。
 昨年の台風被害や新型コロナウィルス感染拡大により研修会等の開催が見送られていたので協議会が主催する研修会も久しぶりの開催となり,会場は令和元年東日本台風の甚大な被害からの復興途中の丸森町となりました。研修では「令和元年東日本台風豪雨により被災して」と題し佐藤ゆり子グループ員の体験談を聞きました。
 佐藤ゆり子さんは丸森町で柿渋工房を主宰しており繭細工やマスコット,雑貨の製作販売・体験交流を行っています。自宅も隣接する工房も台風で浸水して後片付けのたいへんだったことや受講していた社会教育講座の仲間が片付けを手伝ってくれたことへの感謝など実体験に基づいた話にグループ員はうなずきながら聞き入っていました。
 新型コロナ感染対策のため今後の研修会等は開催を見送ることとしましたが,会員交流のために機関紙「ろまん」は発行することになりました。

  連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第二班
     TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138


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アスパラガス販売戦略会議を実施しました

2020年09月17日 14時05分08秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 令和2年度普及活動計画のプロジェクト課題「地域活性化に向けた高収益作物(アスパラガス)の導入・定着」の一環として,令和2年9月9日に,第1回アスパラガス販売戦略会議を開催し,講師および関係機関を含めて24名が参加しました。この会議は,アスパラガス生産者を対象に,アスパラガス栽培における販売力およびネットワーク力向上を目的として,2回に分けて開催するもので,次回の会議は10月20日に開催予定です。
 今回は,宮城県農業・園芸総合研究所情報経営部大場副主任研究員を講師に,情報提供やグループワークを行いました。
 情報提供では,大場副主任研究員および普及センターから,アスパラガスの需給動向や全国の販売状況等を説明しました。
 グループワークでは、参加者は5から6人ずつのグループを作り,「他産地の影響」,「あらたな生産者・産地の影響」,「生産者流通にかかるコストの影響」,「消費者(顧客)の影響」,「アスパラガスの代わりになる野菜の影響」の5つのテーマについて,意見を発表し合いました。最初は戸惑いの声もありましたが,グループワークを進めるうちに参加者同士で話が弾み,活発に意見が交わされるようになりました。
 参加者からは、「普段は聞けない他生産者の意見が聞けて勉強になった」,「栽培技術についても、こうしたグループワークをしたい」との感想が寄せられました。今回,いただいた感想や要望を受けて,冬期のアスパラガスセミナー等では,生産者の栽培技術についての意見交換や交流活動を実施する予定です。
 当普及センターでは,今後もアスパラガス栽培について,引き続き支援を行っていきます。
  

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令和2年度仙台農業士会第1回研修会が開催されました

2020年09月17日 08時09分56秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 令和2年8月28日に令和2年度仙台農業士会第1回研修会が開催されました。
 今回の研修会では,東日本大震災で被災した地域の2つの経営体を視察しました。
 最初の視察先である髙山真里子氏(今年度新規の指導農業士)は,実需者からの要望も受けて,多品目の野菜等を栽培しています。また,労働力が1人なのでシェフ等が必要としている「エディブルフラワー」などの特殊な野菜は,直接ほ場まで取りに来てもらうなどユニークな経営を行っており,楽しみながら農業を行うことがモットーだとの説明を受けました。
 次に,東日本大震災後に設立された大規模園芸施設で水耕栽培を行っている株式会社みちさきを視察しました。代表の菊地守氏より販売先で何が求められているかを考え,露地栽培では作れないものを意識して作付するなど,水耕栽培のメリットを活かした経営について説明を受けました。
 規模もスタイルも違う2つの経営体ですが,それぞれにこだわりをもって経営を行っており,農業士の今後の経営発展の参考になったようです。
 視察後,普及センターより農業関係の補助事業を活用する際の注意点などを情報提供し,研修を終了しました。
 農業士同士の親睦も深まった有意義な研修会となりました。



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第1回登米農業改良普及センター普及活動検討会の開催

2020年09月16日 18時36分46秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 令和2年9月1日(火),普及活動への外部評価のため,第1回登米農業改良普及センター普及活動検討会を開催しました。
最初に米山町の新規就農者,冨栄隆さんの繁殖牛経営を視察しました。現在,繁殖牛24頭を飼養し,牛の快適性を考えた牛舎改良を進め,年次計画を上回る営農成績をあげております。ここでは,就農の動機や今後の方針等についてお話をいただきました。
 次に,国の補助事業を活用して複合環境制御低コスト耐候性ハウス50aを導入し,きゅうり栽培を開始した中田町の株式会社石ノ森農場を視察しました。代表取締役の山内健太郎さんは,平成15年にオランダで最先端の施設園芸を研修し,今回の施設導入と産地拡大に至りました。ここでは,経営上の課題や将来展望等についてお話をいただきました。
 視察後,合同庁舎に移動し,7名の検討委員から「冨栄さんの経営に向き合う姿は新規就農者の模範であり,こうした取組を広めてほしい」,「(株)石ノ森農場の取組は,環境制御技術を活用したきゅうり産地のモデルとして普及させてほしい」といった意見などをいただきました。
 普及センターでは,これら意見を踏まえ,今後の活動に活かしてまいります。




<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522 

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農業簿記勉強会(全6回)が終了しました

2020年09月08日 08時55分20秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

令和2年7月28日(火)から全6回でスタートした「農業簿記勉強会」が,8月20日(木)に最終回を迎え,新規就農者や4Hクラブ員及び女性農業者の計7名が参加しました。

 勉強会では,複式簿記の基礎・仕組みのほか,発生した取引の伝票への仕訳を学び,伝票から元帳への転記・試算表・貸借対照表・損益計算書の作成を経て,青色申告書を完成させました。

 参加者は,伝票仕訳のパターン等に苦戦することもありましたが,普及センターのサポート職員にアドバイスをもらいながら,熱心に学んでいました。

 

<連絡先>

宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班

TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999


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アスパラガスのほ場巡回指導(病害虫防除対策)を実施しました

2020年09月07日 13時05分20秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和2年度普及活動計画のプロジェクト課題「地域活性化に向けた高収益作物(アスパラガス)の導入・定着」の一環として,令和2年8月20日,24日,25日,27日の4日間で,11か所のアスパラガス栽培ほ場の巡回指導を行いました。
 今回の巡回は,「アスパラガス採りっきり栽培Ⓡ(明治大学とパイオニアエコサイエンス(株)の共同開発)」に取り組む生産者を対象としたものです。
 生産者は,アスパラガスを初めて栽培する方がほとんどでしたが,令和2年4月から毎月1回普及センターで開催しているアスパラガス栽培管理勉強会に参加しており,勉強会内容を理解して栽培管理を行っており,生育も順調でした。
 巡回では,生産者が農薬散布時に記録したアスパラガス農薬散布記録表を確認し,今後,発生が予想される病害虫について,その特徴や適用農薬の種類,散布方法を説明しました。また,アスパラガスの葉色を確認しながら追肥の方法についても指導を行いました。
 当普及センターでは,今後もアスパラガス栽培について,引き続き支援を行っていきます。

 <連絡先>
  宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

 

                   


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「栗原ふぁーみんぐ女子会2020」を開催

2020年09月01日 16時04分54秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 8月19日(水)に栗原合同庁舎において,「栗原ふぁーみんぐ女子会2020」を開催しました。この会は,栗原市内の女性農業者の地域・世代を超えた交流を促し,ネットワークづくりと資質の向上を図ることを目的としています。今回は管内の女性農業者が相互の成果を発表し合う「交流会」を開催し,関係機関を含めて10人が参加しました。最初に2名の女性農業者が事例を発表しました。株式会社伸和ファーム取締役の鈴木和恵氏からは「夫婦で取り組む法人経営」と題して,新規就農から法人設立に至る経過,きゅうり栽培を主に経営発展を目指す夫婦の夢について,門傳菜々子氏からは「私が目指す農業経営」と題して,宮城県農業大学校を卒業後研修したスイスの農業の様子と研修を踏まえて今目指している農業経営について,わかりやすく発表していただきました。事例発表の後は,栗原普及センター職員が進行役を務め,発表された事例への質問や意見,お互いが抱える課題に対するアドバイスなど活発な意見交換がなされました。少人数のため,話しやすくて良かったという感想とともに,次回は多くの女性農業者に参加してもらえるように,優良事例等の視察研修を取り入れてはどうかとの声も聞かれました。普及センターでは今後も女性農業者のネットワークづくりを支援していきます。


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JA仙台利府梨部会の若手生産者栽培研修会が開催されました

2020年09月01日 13時33分21秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和2年8月23日にJA仙台利府梨部会主催の若手生産者栽培研修会が開催されました。当日は,若手生産者と後継予定者13名が出席し,3名のほ場を視察しながら情報交換を行いました。
 本研修会は,部会の次代を担う後継者育成のために初めて企画され,各視察地では,園主の若手生産者から経営概要,栽培管理のポイント,今後の経営方針について説明してもらいました。
 参加者間で栽培経験に差はありますが,積極的に意見交換がなされており,活気のある研修会となりました。参加者からは,今回紹介してもらった取組を自分の経営にも取り入れたいなどの声が聞かれました。また,次回の研修会開催を希望する声が多く,12月に2回目を開催する予定です。
 普及センターでは,次代を担う後継者のネットワーク強化を図るため,継続的に支援をしていく方針です。

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374 FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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