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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

地域営農の継承のために~集落営農ステップアップ研修会開催~

2020年01月31日 09時41分43秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保


 令和2年1月16日(木)に栗原市志波姫『この花さくや姫プラザ』で「栗原地域集落営農ステップアップ研修会」(栗原市農業経営・生産対策推進会議主催)が開催され,集落営農組織,集落営農法人,関係機関などから約50人が参加しました。
 講師には,全国各地の農業者とともに「2階建て方式の集落営農」によって地域を再生する実践活動を実施されている,農山村地域経済研究所所長の楠本雅弘氏を招聘し,「集落営農による地域づくり-水田営農を継承するために地域で取り組むこと-」と題して講演いただきました。
 楠本氏は,任意組織である集落営農組織を継続することの問題点を提示し,早急な法人への移行を提案しました。その中では,自らが関わった全国の多数の事例の中から,法人では多様な経営・営農形態が可能であること,後継者育成の役割があることについて重点的に紹介いただき,参加者は今後の組織の在り方について意識を高めたようでした。
 当日は研修会と別に,集落営農組合2組織の法人化に向けた個別相談会も実施しました。いずれも集落での話合いをベースに,早い段階で法人設立を目指すよう助言をいただきました。組織の代表者らは集落内での話合いや意識共有の必要性を強く感じたようで,各集落における今後の法人化に向けた活動の進展が期待されます。



<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0228-22-9437  FAX:0228-22-6144

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女性農業者交流会を開催しました

2020年01月29日 10時26分48秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和2年1月23日に,「女性農業者交流会~花でつながるこころの絆~」を開催し,7名の女性農業者が参加しました。
 参加者は,まず講師を務めたガーベラ生産者の西條由美恵氏のハウスを見学し,西條氏から,ガーベラの栽培方法や特徴,一日の作業スケジュールの説明を受け,収穫作業と花を保護するためのキャップかけ作業を体験しました。その後,石巻市永井いきいきセンターで,西條氏が栽培したガーベラ等を花材に花束の作成実習を行いました。参加者からはガーベラの栽培方法等について活発に質問が寄せられると共に,実習中は真剣に花材を選び,参加者同士で話を弾ませながら自分だけの花束を作成していました。
 参加者からは,『今まで知らなかったガーベラ栽培について教えてもらい,勉強になった』,『楽しい交流会だった』,『花束作成実習を通して癒やされた』との声が聞かれるなど,楽しみながら学び,交流を深めた実りのある交流会となりました。
 普及センターでは,今後も女性農業者の交流活動について,継続的に支援を行っていきます。

 <連絡先>
  宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999 

      


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亘理名取地区農村青少年クラブ実績報告会が開催されました。

2020年01月29日 08時24分23秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和2年1月17日(金),亘理農業改良普及センターにおいて亘理名取地区農村青少年クラブ連絡協議会(4Hクラブ)の実績発表会が開催されました。

 発表内容は,クラブ員が自らの農業経営に関する課題解決に取り組む「プロジェクト発表の部」,農業や地元に対する想いを発表する「意見発表の部」並びに「クラブ活動発表の部」の3部門で,合わせて7名が発表を行いました。

 審査の結果,「プロジェクト発表の部」は亘理町の鈴木知行さん,「意見発表の部」は山元町の岩佐大地さん,「クラブ活動発表の部」は山元町農村青少年クラブの加藤雅庸会長が最優秀賞を受賞しました。鈴木さんと岩佐さんは,令和2年2月1日に開催される宮城県農村教育青年会議に亘名地区代表として発表します。

 今回,最優秀賞受賞者も受賞を逃した他の発表者も,写真を織り交ぜたスライドを使い,ユーモアを交えながら発表していました。その堂々とした姿に,亘理地区の将来を担う農業者として,今後,ますますの活躍が期待されます。


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「令和元年度新規就農者支援向上会議」の開催

2020年01月23日 09時37分39秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和2年1月16日に,「令和元年度新規就農者支援向上会議」を開催し,関係機関や生産者(登米農業マイスター)19人が参加しました。登米地域では,平成28年度からみやぎ食と農の県民条例推進圏域重点プロジェクトを活用した「登米農業マイスター制度」により,新規就農者の早期生産技術習得や経営安定化等を図っています。当会議は,新規就農者の確保・育成における先進事例を学び,登米農業マイスター制度の定着と担い手育成システムの発展を目的に開催したものです。

 先進事例紹介では,山形県のOSINの会(大江町就農研修生受入協議会)の渡辺誠一会長と研修生の阿部愛さんを招き,「大江町の受入体制 ~OSINの会の設立から,今後の課題まで~」と題して,新規就農者の受入体制や,活動内容,研修生から見たOSINの会について事例紹介していただきました。渡辺さんは,大江町の農家の高齢化や耕作放棄地の増加を見据え,後継者の育成を図るため,仲間農家9人で平成25年4月にOSINの会を設立しました。OSINの会では,新農業人フェアでの勧誘や新規就農者等の研修受入,町・JAの支援のもと新規就農者用共同農機具の貸出,研修生や独立就農者用の住宅整備などの支援を実現させています。会の設立後,平成30年4月現在で家族を含め40人以上が他県から大江町に移住しており,これらの取り組みが評価され平成30年の全国優良経営体表彰にて農林水産大臣賞を受賞されました。

 普及センターからは,登米農業マイスター制度など令和元年度の新規就農者支援実績について報告し,総合討議では,各関係機関やマイスター,講師の方々と活発な意見交換をしました。

 普及センターでは,今回の会議で学んだ先進事例を活かし,関係機関と連携しながら登米農業マイスター制度の定着と担い手育成システムの発展を目指します。

 

講師先生による先進事例紹介

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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「石巻地区農村教育青年会議」を開催しました。

2020年01月21日 11時04分31秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和2年1月16日,「石巻地区農村教育青年会議」を開催しました。農村教育青年会議とは,地域の若手農業者の集まりである4Hクラブ員が,自らの営農の中で課題を設定して取り組んだプロジェクトや,日頃の農業に対する想いを発表する会議です。この日は,クラブ員1名が,自らが実家の農業を継承する決意をしたきっかけや,将来的に取り組んでいきたいことを「農村青年の主張」として発表しました。

 審査員を務めた石巻農業士会会長や普及センター幹部からは,「もう少し地域との関わりや,同年代との切磋琢磨の話を持ち込むと良い」「原稿の位置や目線の高さに気を付けて」といったアドバイスを受けました。

 このアドバイスを元に発表内容をブラッシュアップし,2月1日に開催される宮城県農村教育青年会議の石巻地区代表として,発表予定です。

 会議終了後には,宮城県農村教育青年会議での健闘を祈念して,石巻地区4Hクラブ連絡協議会会長から記念品が贈呈されました。

 普及センターでは今後とも,農村青年のスキルアップを支援してまいります。

 

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
 TEL:0225-95-1435 ,7612   FAX:0225-95-2999

 


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栗原農村青年会議&栗原農業未来塾が開催されました

2020年01月09日 13時45分52秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保


 令和2年1月8日,栗原4Hクラブ農村教育青年会議が開催されました。第1部は,栗原農業未来塾として「野菜作りのための土づくり」について普及センター職員を講師に研修を受けました。クラブ員の経営の基礎となる技術の研修であり,熱心に受講していました。第2部では,2月1日に開催される宮城県農村青年会議「農村青年の主張部門」栗原地区代表から農業にかける熱い想いの意見発表がありました。発表後,参加者から「聴衆に語りかけるように話したらよいのではないか」,「聴衆が発表者の思いを描けるようにもう少し具体的に」等,助言・激励の言葉をいただきました。
  また,当日は,新規就農者の参加もあり,4Hクラブ員とのつながりを作ることができたようです。今後も4Hクラブ活動を通じた技術・経営力向上が期待されます。


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気仙沼・南三陸地域園芸振興大会が開催されました。

2020年01月07日 11時55分35秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  JA新みやぎ南三陸地区本部と関係機関で構成する気仙沼・本吉地域農林業振興推進協議会は,12月17日(火)気仙沼市のはまなす海洋館において,「令和元年度気仙沼・南三陸地域園芸振興大会」を開催しました。

  JAからは今後の園芸振興に関する説明や,来年7月仙台市内に新規オープンするJA直売所への出荷の呼びかけなどが行われました。続いて,地域内の若手園芸生産者から,これまでの苦労や将来に向けての意気込みなど熱のこもった事例発表が行われました。

  農業改良普及センターからは,ICTを活用したスマート農業の取組の紹介のほか,農作業アシストスーツや暑さ対策に役立つファン付きスーツを職員自ら実装して紹介しました。

  今回は管内の農業者に,地域内で頑張っている若手農業者を知ってもらう良い機会となり,また,JA合併後のさらなる園芸生産拡大に向けて意欲の高まる大会となりました。

 <連絡先>  宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


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登米地域農業法人セミナー開催

2019年12月24日 16時59分13秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

12月16日,登米合同庁舎において,農業法人を対象に登米地域農業法人セミナーを開催しました。

新潟県柏崎市有限会社山波農場代表取締役の山波剛氏を講師に招き,「従業員の自主性を育てる人材育成」と題して,経営面積約110ha,社員10人と臨時雇用約1,400人(年間延べ人数)で稲作ともち加工販売,道路除雪を経営の柱に,責任者制度,作業計画作成,安全衛生の取組について講演いただきました。

講演では,経営理念の重要性や,代表者に万一のことがあっても会社が回る組織づくりが必要だという考えのもと,人材育成,社員への権限移譲を進めてきた具体的な手法についてお話いただきました。

参加者からは,「すばらしい取組に感銘を受けた」,「自社でも意識の高い社員を育てたい」などの意見が聞かれました。今後一層の経営発展が期待されます。

普及センターでは,今後も法人経営の発展に向け,支援してまいります。

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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みやぎ未来塾「土壌の基礎知識」を開催

2019年12月23日 15時59分57秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和元年12月13日(金)に,新規就農者等31人を対象に土壌の基礎知識を学んでもらうため,登米農業改良普及センターみやぎ農業未来塾「土壌の基礎知識」を開催しました。新潟食糧農業大学食料産業学部の伊藤豊彰教授を講師に招き,①土壌の役割②土壌物理性の良否と改良法③主要な土壌成分の特徴と施肥法について,土壌はなぜ大切なのかという話から始まり,土壌・肥料に関して幅広く,わかりやすく,かつ熱く語っていただきました。大学の講義さながらの豊富な内容にもかかわらず,参加者は熱心にメモをとり,たくさん質問が出るなど大変前向きな様子がうかがえました。普及センターでは,来年1月にも農薬に関する基礎知識に関する未来塾の開催を予定しており,今後も基礎技術の向上を支援していきます。

 

熱心に講義を聞く参加者

<連絡先>

          宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班

          〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5

          電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522  


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パソコン簿記勉強会を開催!

2019年12月18日 15時17分50秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 令和元年12月9日に,パソコン簿記勉強会を開催し,新規就農者等7人が参加しました。
 11月1日の「パソコン簿記集合研修会」では農業簿記ソフトの使用方法について学びましたが,今回は個別に合わせた初期設定や取引の入力方法について,普及センター職員に相談しながら入力しました。最初は操作に苦労していましたが,確認しながら作業を行うことで少しずつ慣れたようでした。勉強会は3月の確定申告に向け棚卸や決算処理など毎月1回程度開催する予定です。
 普及センターでは今後も個別支援を継続し,新規就農者等の経営管理支援を行っていきます。

 

    <連絡先>
          宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
          〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
          電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522  


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