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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

令和6年産米の高品質 石巻地域米づくり推進会議

2024年09月03日 09時02分20秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

令和6年8月22日(木)に石巻地方米づくり推進本部主催の令和6年度石巻地域米づくり推進会議が開催されました。

 会議では高温対策普及展示ほの現地検討を行い、高温登熟による収量・品質低下を軽減するための乾田直播の取組について紹介しました。また、当普及センターから管内の水稲の生育状況と今後の栽培管理について説明し、関係機関との意見交換を行いました。今年度は高温により水稲の生育が早まっており、刈取適期は9月上旬と予想されています。それに合わせてJA
ではカントリーエレベーターの稼働を早めるなど対応をしています。

 当普及センターでは、適期刈取の指導による品質の確保を目指し、石巻地域の良質な米づくり支援をしていきます。

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班 

 TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999


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水稲の適期刈取を呼び掛けました

2024年09月03日 07時34分44秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和6年の気仙沼管内の出穂期は8月1日となり、「ひとめぼれ」の刈取適期は9月9日から16日(8月28日現在)と平年から早まることが見込まれています。このため、刈り遅れによる品質低下が懸念されることから、令和6年8月29日、第2回宮城県米づくり推進気仙沼地方本部技術指導部会を開催しました。会議では、普及センターから水稲の適期刈取の推進のほか、コンバインや乾燥機の点検、天気予報を確認して余裕を持った刈取計画を立てること、農作業事故に十分注意することなどについて関係機関に周知や指導の協力を依頼し、連携して取り組んでいくこととしました。

 普及センターでは、今後も関係機関と協力して高品質米の生産に取り組んでいきます。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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「良質米の敵!」斑点米カメムシのすくい取り調査を実施しました

2024年08月21日 09時11分41秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

今年は高温で斑点米カメムシの発生が早まっていますが、登米市内各地区では、8月2日から水稲の斑点米カメムシ防除が実施されています。

防除に先立ち、迫稲作経営部会では斑点米カメムシのすくい取り調査を実施、普及センターも参加しました。当日は3班に分かれ、各班5筆ずつすくい取りを実施し、その後カメムシの頭数と種類を確認しました。

宮城県で最も発生が多い「アカスジカスミカメ」の他、それよりやや大きいカメムシ類も複数種確認されました。出席者は防除の必要性について改めて認識するとともに、次回のすくい取りは防除終了後に実施し、防除効果を確認することで了解されました。

普及センターでは、今後も良質米生産について支援を行ってまいります。

すくい取りの様子 

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

 


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農地整備事業実施地区を現地視察 目標達成に向け連携強化!

2024年08月13日 15時21分49秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

令和6年8月6日、東部地方振興事務所農業農村整備部と石巻農業改良普及センターで、現在、東松島市で農地整備事業実施中の「西小松地区」及び「深谷東地区」を視察しました。

 農業農村整備部から、両地区の面工事の進捗や今後の計画、農地の集積・集約化、担い手の状況等について説明があったほか、立ち会っていただいた両地区の農業者からは、事前転作等の営農状況や高収益作物の導入についてお話がありました。

 両地区においては、法人化による担い手の確保・育成や農地の集積・集約、高収益作物の導入と生産の安定化など取り組むべき課題を有していることから、普及センターでは農業農村整備部と連携しながら、目標達成に向けて農業者を支援してまいります。

<連絡先>

   宮城県石巻農業改良普及センター地域農業班  TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999


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令和6年産大豆防除会議が開催されました

2024年08月09日 17時49分40秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和6年7月26日に豊里地区の令和6年産大豆病害虫防除会議が開催され、生産者、防除メーカー、JAが出席しました。

 普及センターからは大豆の栽培管理と病害虫防除のポイントについて説明しました。最近は急な豪雨となることがあり、明渠が排水溝につながっているか、ごみなどが詰まっていないかを再確認してもらうよう説明しました。また、今年は平年よりも気温が高く推移し、害虫による葉の食害被害が多く発生していたことから、防除の日程を検討し、前年よりも早く行う予定となりました。

 普及センターでは、今後も登米管内の大豆の収量と品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。

 

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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米づくり推進気仙沼地方本部による水不足対策会議及び視察研修会を開催しました

2024年08月09日 13時47分45秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和6年7月17日に米づくり推進気仙沼地方本部が主催する農業用水不足に関する対策会議及び技術指導部会の視察研修会を涌谷町で開催しました。

農業用の水不足に関する対策会議では、気仙沼管内の農業者に技術対策を広く周知するために地元新聞社を通じ新聞記事としてはどうかとの提案を受け、さっそく地元三陸新報社に相談したところ、20日の1面記事として掲載されました。

視察研修では、地域ぐるみで環境負荷低減の取組を行う特定区域(モデル地区)に認定されている涌谷町の取組について説明を受けた後、町内に整備した完熟たい肥のストックヤード付近の環境保全米の作付けを行っているほ場も現地視察しました。

県では、関係者と連携してみどり戦略の取組を支援してまいります。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


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高品質大豆の生産を目指して現地検討会が開催されました

2024年08月09日 13時40分33秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 登米市内では、水田の転作作物として約1300haの大豆が栽培されています。

 高品質大豆生産を目指し、7月下旬に各地区で現地検討会が開催されました。このうち、7月22日開催の石越地区では生産者約10名が出席し、9カ所のほ場を巡回しました。

 高温で推移した影響で、タバコガ等の食害がやや多く見られたほか、6月中旬の少雨で出芽が遅れたほ場もありましたが、その後の降雨により出芽し、5~6葉程度まで生育していました。

 普及センターからは、除草剤は雑草の種類と葉齢を確認して散布すること、可能なら開花期前にもう一回中耕培土を実施してほしいことなどを説明しました。

 普及センターでは、今後も高品質大豆の生産について支援を行ってまいります。

 

暑い中実施された検討会の様子

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

 


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管内各地区で大豆栽培現地検討会が開催されました

2024年08月06日 10時32分10秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 美里管内は大豆栽培が盛んな地域で、約1,800ha作付けされ、収量・品質ともに高いレベルを誇ります。

今年度は播種時期に晴天が続いたことから作業が順調に進みましたが、一方でほ場の乾燥が進み、大豆の出芽が不ぞろいになってしまったほ場も見られました。

このような中、JA新みやぎは、「大豆の生育を生産者相互で確認し、今後の作業に活かしていこう」という考えから、管内各地区で大豆栽培現地検討会を開催しました。

検討会では、生産者と共に現地ほ場を巡回して、大豆の生育を確認するとともに、現在の生育ステージにおける栽培管理のポイントを普及センターから説明しました。

今年度は播種時の乾燥などで砕土率が上がりにくく、播種深の調整に例年以上に気を使ったようです。出芽後の気温が高いことから生育スピードが速く、5月下旬播種のほ場では既に開花が始まっていました。また、各地とも大豆の葉を食害するチョウ目害虫の発生が確認され、検討会では追加防除を検討する方や、既に防除を実施したという方もいました。

普及センターでは、市町村及びJAと一体となって各種調査や検討会を通じて大豆の収量や品質向上に向けた活動を継続していきます。

<連絡先>

  美里農業改良普及センター  先進技術班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225

 


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飼料作物展示ほの巡回検討会が開催されました

2024年08月05日 15時56分14秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和6年7月25日、県内9普及センターの飼料作物展示ほ(稲WCS及び飼料用トウモロコシ)を巡回し、生育状況の確認や今後の管理について検討する巡回検討会が気仙沼からスタートしました。気仙沼の展示ほは、たい肥を連年施用して継続的に稲WCSを栽培しているほ場であり、周辺の主食用水稲に比べて葉色が非常に濃くなっていました。昨年は、例年より1か月早い8月下旬に収穫し、10月に再生穂のWCSを収穫されていたため、今年度は10月収穫分のWCSの栄養価を測定することとしました。また、今年度は衛星画像を用いたほ場診断を試用しており、そのデータを用いて今後の出穂等の調査と合わせ有効活用できるかの検討も行っていくこととしました。

普及センターでは、今後も適期収穫の指導,給与技術指導や耕畜連携の推進をしていきます。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606


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色麻町乾田直播研修会が開催されました

2024年08月05日 08時50分03秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和6年7月29日に古川農業試験場と大崎市内の現地圃場を会場に、色麻町乾田直播研修会が町農業振興連絡会の主催で開催され、町内の法人等認定農業者及び町、JA等の関係機関約30人が参加しました。

 初めに、農研機構東北農業研究センターから水稲乾田直播のメリットや技術のポイントについて、次いで、県古川農業試験場から県内の水稲乾田直播の状況と試験研究成果についての講演をいただきました。その後、全農宮城県本部から全農みやぎが取り組む乾田直播普及のための実証圃についての説明がありました。

 また、講演後には古川農業試験場の試験圃場や(農)アグリ高倉に設置された東北農業研究センターの実証圃を見学しました。

 参加者からは、肥料や雑草防除、コストなどについて多くの質問がありました。

 普及センターでは、今後も国や県の研修成果の現地普及の橋渡し役として、このような研修会の開催を支援していきます。

 

<連絡先>

 宮城県大崎農業改良普及センター  地域農業班

TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910

 

 


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