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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

大豆現地検討会(収穫前)が開催されました!

2024年11月26日 10時43分55秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和6年11月5日から8日まで石巻管内の各地域(河南、石巻、矢本、河北)で収穫前の大豆現地検討会が開催されました。検討会では大豆子実と茎の水分値、外観等から収穫可能か生産者にアドバイスを行いました。

 今年の管内の大豆は生育期間中の気温と適度な降雨に恵まれ、生育が順調で莢付きは良好でしたが、タンレイ・タチナガハで青立ちが多く、ほ場により収穫が遅くなることが見込まれます。生産者の方々は品質の良い大豆の収穫に向け、適期収穫と適切な乾燥作業について確認していました。大豆の収穫は成熟が早い品種では11月中旬から始まり、12月まで続く予定です。

 当普及センターではこれからも高品質な大豆生産に向けた支援を続けていきます。

 

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班 

 TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999


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大豆ほ場巡回指導会が開催されました

2024年11月12日 13時41分47秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和6年11月7日に豊里地区の令和6年産大豆ほ場巡回指導会が開催され、生産者10名が参加しました。

 普及センターからは管内の生育状況と汚粒の対策などについて説明しました。特に汚粒は品質低下につながるため、青立ち株や果実がついている雑草の抜き取りを行うよう呼びかけました。その後、現地3ほ場にて、茎水分、子実水分の測定を行い、測定結果から豊里地区では11月中旬頃から刈取が始まる予定です。

 普及センターでは、今後も登米管内の大豆の収量と品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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水稲品種「にじのきらめき」現地検討会が開催されました

2024年10月30日 13時52分52秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和6年10月22日(火)に、高温登熟耐性と耐倒伏性、多収性に優れた水稲品種「にじのきらめき」の現地検討会が「JA新みやぎ栗っこ多収穫米生産部会」の主催で開催され、栽培者や栽培希望者、JA職員等関係者25人が参加しました。

 はじめに室内での検討が行われ、JA職員による「にじのきらめき」の品種の特徴の紹介、実際に栽培した生産者からの栽培体験の紹介、卸業者からは、実需での「にじのきらめき」の利用状況や需要の見通しについて説明がありました。

 当普及センターでは、「にじのきらめき」作付ほ場を「高温登熟対策技術展示ほ場」として設置していることから、生育調査の結果について、「ひとめぼれ」に比べて、出穂期が2週間程度、成熟期が1か月間程度遅くなり、高温となる期間を避けられていることについて、説明を行いました。

 次に、現地ほ場で、刈取直前の「にじのきらめき」の成熟状況の確認を行いました。

 参加者は、「にじのきらめき」と「ひとめぼれ」を比べて1か月間ほど成熟期が遅くなる特徴について興味を示し、稲を真剣に見つめていました。

 普及センターでは,収穫後に、高温登熟耐性を確認するとともに「にじのきらめき」の収量・品質の向上に向けて支援してまいります。

  

「にじのきらめき」の栽培体験の紹介

  

「にじのきらめき」の現地ほ場視察

<連絡先>

宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班    

TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-6144

 


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WCS用稲「リーフスター」を収穫しました

2024年10月23日 09時05分36秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和6年10月13日にWCS用稲の展示ほとして蔵王町で栽培した極晩生品種「リーフスター」の収穫を行いました。

 収穫は、デントコーン専用機械を転用し、直径100cmのロールを成型。その後、別の機械でラッピングを行いました。

 9.1ロール/10aの収穫を得ることができました。また、坪刈り調査では、総生草重換算で約3,600kg/10aでした。

 飼料高騰に対して、自給飼料の増産は喫緊の課題であり、今後もWCSの増産が畜産農家から期待されています。

 普及センターでは、関係機関と連携し、更なる単収の増加や自給飼料の生産振興が図られるよう支援してまいります。

刈取後のロール

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班

     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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南三陸米図画コンクール表彰式と新米試食会が開催されました

2024年10月21日 15時46分43秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 「南三陸米」は、気仙沼市、南三陸町、登米市津山町で生産された「ひとめぼれ」で、農産物検査で1等に格付けされた品質の良いお米です。この「南三陸米」を題材にした図画コンクールの表彰式と新米試食会が、令和6年10月12日、南三陸米地産地消推進協議会の主催で開催され、入賞者児童15人と保護者、関係者を含め約60人が出席しました。

 表彰式では、入賞者一人一人にJA新みやぎ代表理事組合長から賞状と副賞が授与され、入賞者からは誇らしげな表情が伺えました。また、新米試食会では、炊きたての「南三陸米」が地元の食材とともに提供され、入賞者から「甘くてモチモチしている」、「おかわりしたい」、「つやつやしている」といった感想が聞かれ、「南三陸米」の美味しさを味わっていました。

 普及センターでは、今後も「南三陸米」の生産振興とブランド化を支援していきます。

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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「港町玄米」の収穫が始まりました

2024年10月02日 16時10分13秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 気仙沼農業改良普及センター管内では、令和5年度に玄米食専用品種「金のいぶき」の生産者6人と関係機関等で構成する「気仙沼金のいぶき協議会」が設立されています。生産者は、貝殻を使った土づくりやプラスチックコーティング肥料の不使用などの基準に基づいて栽培しており、関係者が一体となってブランド化に取り組んでいます。

 令和6年産「金のいぶき」の生育は順調であり、令和6年10月2日、生産者の先陣を切って株式会社サンフレッシュ小泉農園で刈取作業が行われ、晴れ渡る晴天のもと、2台のコンバインが忙しく動いていました。

 収穫された気仙沼産「金のいぶき」は、今後、「港町玄米」というブランドで道の駅や直売所で販売される予定となっています。

 普及センターでは、今後も「金のいぶき」のブランド化を支援していきます。

 

<連絡先>

宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606


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名取市で子実用とうもろこし現地検討会・勉強会が開催されました

2024年09月24日 13時28分53秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

  令和6年9月4日に、名取市で子実用とうもろこし現地検討会・勉強会が開催され、生産者や関係機関・団体等約110人が参加しました。これは、東北子実コーン生産者協議会が主催したもので、名取市文化会館で勉強会が開催された後、農事組合法人U.M.A.S.I.のほ場で現地検討会が開催されました。勉強会では、同法人の取組のほか子実用とうもろこしの現状と展望等について情報提供があり、また、現地検討会では、収穫作業の実演の他、ミニブースで機械等の紹介があって、参加者は、子実用とうもろこしの理解を深めていました。

当普及センターでは、関係機関と連携して水田を活用した新たな作物の取組を支援していきます。

 <連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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水稲高温対策技術研修会を開催しました

2024年09月10日 15時47分53秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 宮城県では、地球温暖化に伴い高温傾向が続くことが見込まれる中、高温による収量及び品質低下に対応するため、県内9か所の農業改良普及センターに水稲高温対策技術普及展示ほを設置し、対策技術の実証及び普及に取り組んでいます。

 大河原農業改良普及センターでは、柴田町内の農事組合法人で豚ぷん堆肥を施用して地力を向上させることにより稲の活力を維持し、高温による品質低下を防ぐ取組を行っています。その取組を紹介・普及するため、令和6年8月23日に「水稲高温対策技術研修会」を開催しました。

 研修会では、展示ほ場の生育調査結果に基づいた生育状況のほか、記録的高温年であった令和5年と同様に、今年度も出穂後の高温傾向が続いていることから、刈取適期が早くなることを説明しました。

 今後も、管内で安定した水稲生産が行われるよう、研修会の開催や情報提供を行うことで、水稲生産者へのサポートを図って参ります。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班

     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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河南地区大豆現地検討会が開催されました!

2024年09月04日 09時49分19秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和6年8月27日にJAいしのまき転作部会河南支部の大豆現地検討会が開催されました。

 大豆現地検討会では、河南地区の2ほ場(須江、鹿又)を巡回し、今年の生育経過や今後の栽培管理について確認しました。昨年に発生した高温乾燥による被害を受け、今年は暗渠管を閉める、FOEAS(地下水位制御システム)を活用して土壌水分を確保する、などの工夫を行ったほ場の生育を確認しました。現在の大豆の状況は、高温傾向及び定期的な降雨により生育は順調に進んでおり、総合検討では普及センターから今後の病害虫管理と台風10号の対策について情報提供と、注意喚起を行いました。

 当普及センターでは、令和6年産大豆の高品質・安定生産に向けて引続き支援を行っていきます。

 

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター

 TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999


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JAいしのまき大豆現地検討会および麦栽培講習会が開催されました!

2024年09月04日 09時45分50秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和6年8月21日にJAいしのまき転作部会の大豆現地検討会および麦栽培講習会が開催されました。

 大豆現地検討会では、管内の2ほ場(鹿又、沢田)を巡回し、今年の生育経過や今後の栽培管理について確認するとともに、令和7年から宮城県で本格的に栽培を開始する新品種「すずみのり」や資材メーカーの肥料の展示ほ場の生育についても確認しました。参加者は、「すずみのり」の品種の特徴や供試した肥料の説明に聞き入っていました。総合検討では、JA全農みやぎから「大豆の販売情勢について」、普及センターから「大豆栽培概況と今後の管理について」、資材メーカーから商品についての説明がありました。

 麦栽培講習会では、JA全農みやぎの担当者から異種穀粒・異物混入の防止や精麦白度の向上、赤かび防除の徹底、小麦タンパク含量の安定など、実需者からの要望が紹介され、普及センターからは「今年産麦類の作柄概況と次年度の管理について」情報提供し、麦類の品質向上に対する意識の向上を図りました。

 普及センターでは、令和6年産大豆および令和7年産麦類の高品質・安定生産に向けて引続き支援を行っていきます。

 

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 

 TEL:0225-95-7612 FAX:0225-95-2999


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