令和6年7月25日、県内9普及センターの飼料作物展示ほ(稲WCS及び飼料用トウモロコシ)を巡回し、生育状況の確認や今後の管理について検討する巡回検討会が気仙沼からスタートしました。気仙沼の展示ほは、たい肥を連年施用して継続的に稲WCSを栽培しているほ場であり、周辺の主食用水稲に比べて葉色が非常に濃くなっていました。昨年は、例年より1か月早い8月下旬に収穫し、10月に再生穂のWCSを収穫されていたため、今年度は10月収穫分のWCSの栄養価を測定することとしました。また、今年度は衛星画像を用いたほ場診断を試用しており、そのデータを用いて今後の出穂等の調査と合わせ有効活用できるかの検討も行っていくこととしました。
普及センターでは、今後も適期収穫の指導,給与技術指導や耕畜連携の推進をしていきます。
<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606