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宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

猛暑の中、大豆難防除雑草対策実証ほ見学会が開催されました

2025年07月14日 17時43分42秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

    近年、大豆栽培においても除草剤が効きにくい雑草が発生し、県内各地で問題となっています。

    30℃を大きく超える気温の中、7月7日にJA全農及びJAみやぎ登米主催の大豆難防除雑草対策実証ほ場見学会が登米市豊里地区で開催され、栽培者及び関係機関から約50名が出席しました。

    実証ほは、耕起前と播種前に除草剤を散布し、2回目の散布直後に耕起して播種するという体系で、アサガオを対象としています。生産者からは「春の低温でアサガオの発生が遅く、一回目の除草剤散布の判断が難しかった。」という説明がありました。

   ほ場の見学では、実証ほは他のほ場より明らかにアサガオの発生が少なく、展示ほの除草効果が感じられました。除草に関する意見交換も積極的に行われており、参加者の関心の高さが伺えました。

   普及センターでは、今後も登米市内の大豆生産について支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

 

 


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稲作部会現地検討会を開催しました。

2025年07月11日 13時18分29秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和7年7月4日(金)に、いしのまき農協稲作部会主催の現地検討会が開催されました。

 管内の環境保全米のほ場3カ所を巡回し、水稲の草丈や茎数、葉色などから生育状況を確認し、追肥等、今後の管理について検討しました。今年は草丈が長く、茎数が少なく、葉色が淡い傾向となっています。気温が高く、7月末となる出穂期を見据えて、今後も適切な管理に努めるよう呼びかけました。

 当普及センターでは、地域一丸となった稲作の安定した収量・品質の確保に向け、引き続き支援していきます。

<連絡先>

 宮城県石巻農業改良普及センター 先進技術第一班

 TEL0225-95-7612 FAX0225-95-2999


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良質米生産を目指し、各地区で水稲現地検討会が開催されました

2025年07月10日 19時29分41秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 6月上旬から下旬にかけ、市内4地区で水稲の現地検討会が開催され、このうち、6月25日開催の石越地区の検討会では生産者が9名参加しました。

 普及センターからは、稲の生育と今後の管理について説明し、その後、除草剤試験を実施しているほ場8カ所を巡回しました。ほとんどのほ場で残草は見られず、除草剤の効果を生産者と確認することができました。また、茎数や葉色の状況から概ね生育は順調に進んでいることを確認し、中干し実施タイミングや病害虫の発生状況などの情報交換が行われました。

 普及センターでは、今後も水稲の収量・品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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ササニシキ復活プロジェクトの講習会が開催されました

2025年07月08日 15時26分06秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

令和7年6月27日に宮城白石産ササニシキ復活プロジェクト(以下、「ササプロ」とする。)の講習会が開催されました。午前はササプロの栽培者8人の各ほ場を巡回して水稲の生育及び管理状況等を確認し、午後は良質米生産に向けた講習が行われました。

現地巡回では、各ほ場の生育状況や病虫害等の状況把握を行い、各ほ場の生育状況に合わせた今後の管理について説明しました。目立った病虫害や雑草は確認できませんでしたが、田植え時期の早晩が影響し、各ほ場の生育ステージ差が大きかったので、生育に合わせて中干し時期などを決めていく必要がありました。

午後には、大河原農業改良普及センターから稲作情報(大河原普及センター発行)による水稲生育状況と中干し、斑点米カメムシ防除等の管理について説明し、併せて、たい肥の活用に関する情報提供を行いました。参加者からは、カメムシ防除時期についての質問があり、適期の確認を行いました。

今年も実り多い秋を迎えられるよう、生育状況を把握しながら情報提供を行い、栽培技術のサポートを行ってまいります。

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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小麦「夏黄金」ほ場見学会が開催されました

2025年07月03日 14時23分04秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和7年6月23日に山形県の製粉会社主催((株)小川製粉)で、登米地域で生産されている小麦「夏黄金」のほ場見学会が開催され、約50名が参加しました。参加者の多くは宮城県産夏黄金が原料の小麦粉を使用したパンやピザなどを提供される飲食店の方々で、流通業者やJA全農等の担当者も参加しました。

 情報交換の場では、飲食店の方の国産や地元の食材を使用していきたいという気持ちや、生産者のより良いものを届けたいという想い、また普及センターからは生産者が栽培で苦労しているポイントや生育状況等を共有し、充実した時間となりました。飲食店の方々からは現地で初めて小麦の穂を見たという話が多く聞かれ、生産現場と実需者が交流できる貴重な機会となりました。

 普及センターでは、今後も登米管内の麦類の収量と品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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 小麦ほ場巡回指導会が開催されました

2025年06月23日 17時47分53秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和7年6月18日にJAみやぎ登米主催で豊里地区の令和7年産小麦ほ場巡回指導会が開催され、生産者6名が参加しました。

 普及センターからは、事前に測定した穂水分から、成熟期や刈取適期の目安について説明しました。また、赤かび病被害粒混入防止のための注意点などについて話しました。赤かび病被害粒の混入防止には、適期収穫、速やかな乾燥、粒厚・比重選別がポイントとなります。刈遅れて雨にあたると、被害が拡大するため、適期収穫を呼びかけました。その後、巡回によりほ場状況を確認し、生産者と情報交換を行いました。品質向上を目指し、豊里地区では7月上旬頃から刈取が始まる予定です。

 普及センターでは、今後も登米管内の麦類の収量と品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522

 


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第13回全国和牛能力共進会北海道大会に向けた24ヶ月早期肥育試験巡回が開催されました。

2025年06月18日 09時34分53秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

令和7年6月10日に、全国農業協同組合連合会宮城県本部及び畜産試験場などが角田市2戸、川崎町1戸及び村田町1戸の協力農家において、肥育牛(試験牛)12頭の体尺測定や超音波肉質診断などを行い、発育状況、体型の仕上がり具合を確認しました。また、畜産試験場が中心となり、生体内の脂肪交雑や筋肉の大きさを可視化した画像を収集しました。さらに、これからの暑熱期での飼養管理の注意内容を共有しました。

 本試験は、令和9年8月に開催される第13回全国能力共進会北海道大会(以下、全共)への出品にむけた取組です。通常のと畜月齢よりも約6ヶ月早く出荷するため、「早期肥育」体系に即した飼養技術が求められます。

 経験豊かなベテランの肥育農家が、全共での出品に向けて、日々丁寧な飼養管理を実施しています。令和7年9月には、試験牛は仙台市中央卸売市場食肉市場に出荷され、上場枝肉について調査会が予定されています。

 普及センターでは、農家及び関係機関と連携し、早期肥育技術の向上とともに、全共での上位入賞に向けて取り組みます。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班

     TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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第13回全国和牛能力共進会北海道大会に向けた24ヵ月早期肥育試験の巡回を行いました

2025年06月17日 10時30分06秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和9年に北海道で開催される第13回全国和牛能力共進会の肉牛の部では、一般的な肥育期間である30ヶ月齢程度よりも短い、24ヶ月齢未満で出荷された牛の枝肉が出品されます。

 6ヶ月以上も肥育期間を短縮することは、飼育管理の上で難しい技術であることから、全共で日本一を獲得するため、県内各地域の代表的な肥育農家が肥育試験に取り組んでいます。当普及センター管内では、大和町の(有)根元ファームが試験に取り組んでいます。

 6月12日(木)に、関係機関による巡回調査が行われ、試験牛2頭を対象に、体尺測定や血液検査、超音波肉質診断等が行われました。JA全農みやぎと畜産試験場の職員が中心となり、通常はと畜後にしか判明しない、肥育牛の筋肉の大きさや肉質について、超音波肉質診断を実施し、成長具合を確かめました。

 本試験牛は、今年の9月頃に枝肉調査が行われる予定です。2年後の全共本番に向けて、普及センターも生産農家の支援に取り組んでまいります。

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8374

FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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良質米生産を目指して、つや姫栽培講習会が開催されました

2025年06月12日 15時46分10秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

   6月4日、JAみやぎ登米西部営農経済センター主催のつや姫栽培講習会が開催され、栽培者及び関係機関から約50名が出席しました。迫稲作経営部会長からは「以前は部会員内で栽培講習会を行ってきたが、昨年度から迫町域全体の栽培者も対象としたところ非常に好評だったため、今年も同じ形で開催した。安定してつや姫を供給できる体制を整えていきたい。」と挨拶がありました。

    普及センターからは、つや姫は特別栽培米に準じた栽培を行うことが必須であることを始めに説明し、次に品種特性と栽培のポイント、気を付けるべき病害虫の対策について説明しました。また、つや姫は刈遅れにより茶米が発生しやすくなるため、刈取適期の考え方についても説明を行いました。熱心にメモを取る出席者も多く、つや姫栽培に対する意欲が感じられました。

    この他、全農みやぎからは現在の米穀情勢、メーカー10社からの農業資材の説明などがあり、内容の濃い研修会となりました。

    普及センターでは,今後も登米市内の水稲生産について支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

 

 


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JAみやぎ登米迫稲作経営部会の現地検討会が開催されました

2025年06月10日 08時45分40秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和7年6月4日に、JAみやぎ登米迫稲作経営部会の現地検討会が開催され、生産者及び農薬メーカー担当者約15人が参加しました。

 当日は部会員の6ほ場を巡回し、水稲の除草剤試験の効果と生育状況の確認を行いました。除草剤試験については、6ほ場とも高い抑草効果が出ていることを農薬メーカー、生産者とともに確認することができました。生育については分げつが出始めており、順調に生育していることを確認することができました。今後の管理として、分げつを促すための水管理や熱中症への注意喚起などについて、普及センターから情報提供を行いました。

 普及センターでは、今後も水稲の収量・品質の向上を目指した取組について支援を行ってまいります。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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