飯山市職員による説明
10月20日
8時に中津川駅からJR中央線上り特急しなの1号に乗り、長野市でJR飯山線に乗り換えて、11時少し過ぎには飯山駅に到着しました。長野県飯山市は長野県の最北部で新潟県と接して、野沢温泉村は隣の村です。冬季は日本でも有数の豪雪地帯で積雪量は平地で150cm、山間部では450cmを上回り、一年のうち約3分の1の期間が雪におおわれています。
長野県飯山市での視察項目は「中学校総合計画について」です。子ども課課長さんと担当職員の説明によると、平成15 年11 月に飯山市中学校適正規模等検討懇話会が設立、中学校の規模について検討が始まりました。平成17年9月には、飯山市中学校適正規模等審議会を設立し、平成18年3月に審議会から市長へ、中学校の規模・通学区域・学校配置などの事項について、答申がされました。平成19年3月に、答申内容に基づき、中学校統合を推進するための審議機関として飯山市中学校統合推進委員会が設立されました。答申内容ついて検証し、地域や学校・保護者との懇談を行うなかで、統合計画(案)の作成について検討・協議し、今後、推進される中学校の統合について、基本的事項を定めた「飯山市中学校統合計画」(案)が作成されました。そんな経過を踏まえて、来年には現在3校ある中学校を2校に統合します。通学についてはJR線、定期バス、スクールバスを併用し子ども、保護者に負担のかからないように配慮をしてあります。
説明を聞く中で、長い協議期間をえて、保護者、地元市民の理解を得た努力が伺えました。
市役所前での集合写真