mitumine 夢幻庵日記

夢うつつで過ごしている日々、趣味の絵・旅行・写真・ハイキング・読書などを写真を交えて気ままに記しています。

岩根圀和 著 「物語 スペインの歴史 人物編」 中公新書 を読んだ

2006-09-24 11:17:41 | 読書

               

 副題は「エル・シドからガウディまで」とあり、他には女王ファナ(1479-1555)、聖職者ラス・カサス、作家セルバンテス、画家ゴヤが取り上げられている。

 時代に翻弄され、幽閉、狂気のうちに無くなったファナの物語が、悲しい。そして、あのサクラダ・ファミリア(聖家族贖罪聖堂)の建築家でもあるガウディの物語に心打たれる。したたかに生きたゴヤの物語もいい。そして、あの「裸のマハ」作成のいきさつが面白い。

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1 コメント

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Unknown (mitumine)
2006-09-27 16:06:18
西太后かもしれませんね。
ウィキペディアhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%A4%AA%E5%90%8E
で見ると、凄い人らしいです。

人間が一番残酷になれるのかも、と思うと、やりきれないですね。
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