mitumine 夢幻庵日記

夢うつつで過ごしている日々、趣味の絵・旅行・写真・ハイキング・読書などを写真を交えて気ままに記しています。

トーマス・H・クック 著 「緋色の迷宮」 村松 潔 訳  文春文庫 を読んだ

2008-12-31 20:09:01 | 読書


幸せそうに見える家族(夫婦に子供)、その子供に少女誘拐の疑惑。父親と少年の心の葛藤、崩れゆく絆、1997年「緋色の記憶」でエドガー賞受賞の作者の新作2006年邦訳。
独特の語り口、心理描写に引き込まれた。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 一年の疲れ?帯状疱疹ができた | トップ | 今月の纏め »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (mitumine)
2009-01-05 11:49:39
この作者は、私の好きな作家の一人です。
語り口というのは、一人称で「私-この本の場合は、父親」物語が進んでいくのです。

自分の育った家族、成長して自分で築き上げた家庭、誘拐や性的暴力の疑惑等々が種々持ち上がり悩む姿。

ミステリーとともに、家族とはという問題も内包している本だと思います。
返信する
Unknown (mitumine)
2009-01-05 11:52:56
勿論こういう書き方というのはあって、過去に実はその「私」が犯人だったというミステリー(海外作品)を読んだこともありました。吃驚です。
返信する

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事