「サロメ」 ワイルド作 福田恆存 訳 岩波文庫
「サロメ」は以前、美女が生首を持つモローの絵を見たとき、何でだろうと不思議に思っていた。偶々仲代劇堂でのこの公演予定を目にして元日早々に読んでみた。新約聖書に基づいていて、首はヨハネ女性は王女サロメに納得、とても勉強になったと共に公演が楽しみ。
写真右はモロー出現(1876年頃)ヨハネは中央右
「官能美術史-ヌードが語る名画の謎」 池上英洋 ちくま学芸文庫
これもとても興味深く読めた
本書の構成は、第一章は官能のテーマ、二章はギリシャ・ローマ神話、三章は恋愛を描いた画家自身のエピソード、四章はキス・ラブレター、五章はポルノ・不倫・売春、最後に同性愛・騎士道恋愛などなっている。これを見ただけでも、興趣をそそられる
(P10・11)
写真右は、フラゴナール(1768年頃)依頼者の愛人と本人(左下)可愛い足が見えるところに私をとの依頼だった
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