購入したのは、上の写真にある Braimar 13D5 と Pinacl 13D 5A それぞれ2本ずつだ。両方とも1960年代にイギリスで作られたもので、未使用品が手に入った。12AU7と互換性があり、より高規格品らしい。ネットで調べると、この両者では音の違いがあるらしい。
実は、プリアンプのキットを組もうかなと考えているうちに、ネットでこの真空管を見つけたので、つい、先走って買ってしまった(病膏肓?困ったものだ)。先日買ったパワーアンプもまだ手を付けていないのに、またまたプリの部品まで買ってしまった。
それは別として、先日買った205-8Aで聴くボーカルは素晴らしい。手持ちのYAMAHA NS-1000M(30cm3way)は、この10cmのスピーカーに全く歯が立たない。勿論、低域の音量や高音の伸びは敵わないが、ボーカルが前面に出て歌う感じは素晴らしいし、バックのオケのスケール感もいい。
もしかすると高音域に独特の癖があって、それが心地いいのかもしれない、とも思う。管楽器の音色もとても魅力的に聞こえる。1000Mは優等生的で、205-8A個性的なのが魅力的に感じるのかもしれないが、とても好きな音色だ。1個3000円とは、とても思えない。いまは、製造されていないが、同じ口径の上位機種405-8Hを聴いてみたいものだ。