バトンルージュ市警に務める5人の女性警官(キャサリン、リズ、モナ、キャッシー、サラ)がヒロインの短編(9編)集だ。職務中に警官が犯した殺人、夫の殉職、父への殺意、レイプ未遂犯等々テーマは様々。男性社会である警察での女性警官の悩みや苦しみを、丁寧な言葉を紡いで書いている。
キャッシーをヒロインとした「傷痕」がアメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)の最優秀短編賞を受賞している。
キャッシーをヒロインとした「傷痕」がアメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)の最優秀短編賞を受賞している。