三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

コメントを頂きましたので御紹介いたします。1225

2012年12月25日 | 議会

頂戴しましたコメントです。

Unknown (草莽の民)2012-12-25 08:43:00

なんとなくどういう話かわかってきたけど、誰かまとめてくれー。

まだよく話が分かってないけど、どっかがやってるシステムをそのまま導入するって方法では駄目なのかな?
何か、一からプログラム組んでシステムを設計するって話?

草莽の民さま コメント有難う御座います。

お伝えの仕方が悪かったかも知れません。

資料を見ながらご説明をしたいと思います。

24年度当初予算(3月議会)の説明資料は下記のこれだけです。

上記は、コンサルタント契約を結ぶ為の事業費100万円で、この時は市内10地域の公民館に設置される予定でしたが、12月議会では直通バス18台が加えられ合計28台になっていました。


コンサルタント料については委託せず、今回の提案をしてきました。

下記が12月議会に委員会で説明された資料です。

1億1000万円の債務負担をするのにこれだけの資料です。効果の根拠が分かりません。

効果が保障されているものでもなんでもありません。ですので修正を求めました。

 


統合病院直通バス 2億円

2012年12月24日 | 議会

統合病院直通バスの説明会が行われ、検討されているところです。

バスは大小地域に応じて検討させており、18台(内3台は予備)

検討段階と言うことでありますがここにも巨額な費用が発生します。

予算化されていませんが、約2億円です。これについても皆様に詳細を

ご報告していきたいと思います。


コメントを頂きましたので御紹介いたします。1224.a 

2012年12月24日 | 議会

皆様にブログで前向きな議論を提供して頂いていますことに感謝を申し上げますと共に

お礼を申し上げたいと思います。

有り難う御座います。

頂いたコメントです。

コスト意識? (一市民)
2012-12-15 05:13:40
システム会社は、そのシステムがなくても同じことができると分かっていても、システムを作って売りつけるのが仕事ですからね。

それがないとできないか、なくても同じことができるか見極めていくのは、「現場の力」です。

システムの初期導入費用が1億1千万なのですね?
途中のランニングコスト(補修費用やバージョンアップなどでこの分ではいくら取られるか恐ろしい)、何年で入れ替え、などという数字が分かりませんが、いずれにせよ、コストに見合った効果は期待できませんね。

自分であれば、スマフォを使ったWEB型の再来システムを考えます。個人情報漏えいが怖いので、「受付番号」だけを飛ばす形にします。受け取る側で何らかの処理は必要になるでしょうが、多く見積もっても数百万ですね。

ちょっと難しいようならば、電話受付です。アルバイト数人いればできます。月数十万でできるでしょう。

まぁ、「1億1千万もかけてこんな素晴らしいことをしました!」っていう宣伝効果はなく、地味な取り組みになるとは思いますが。

そもそも、需要があるかどうかも分からないところで、いきなり1億1千万投資できるというのが私の感覚からは理解できません。

直通バスが1年で見直しになれば、それにかかった経費は全て捨てたのと同じことになるのですね。

ところで、あああさん、私も同意見です。

病院に必要な経費ならば病院が負担するのが当然です。

もっとも、こんなばからしい話を統合病院に持って行っても、鼻で笑われて聞いてはもらえないでしょうね。

「三木市は、口は出さずにお金だけ出してくださいね。」
というのが、統合病院のスタンスではないかと今は思えます。

三木市民として、こういう現状は悔しいですが、そうさせているのは、三木市自身ではないかと思えてしまいます。
 
大西秀樹:私も全く同感です。予算を掛ければいいものでなく市民の生活に直結した事
 
業と効果が必要ですので、スマホや携帯電話、固定電話から予約受付出来る様なシス
 
テムの構築を検討するようにと当初予算の3月議会(総務文教常任委員会)
 
(常任委員会後半部分私と企画管理部長山本氏との議論、市長との議論で録画されています。)
 
で提案しましたが、機械の設置ありきで進行していました。

 
頂いたコメントです。 
財政危機宣言 馬鹿丸出し (おそ松)
2012-12-16 19:46:14
日本で初!県下初! この言葉のために何度、無駄遣いしてきたことか。
本当に××市長やね。

本当に、財政危機? 教育予算削って、便所掃除して節約した税金をドブに捨てるの?便所掃除何回分の金だろう。
夕張市でもやらなかった無駄遣い。
それを止めない××サムライ議員。情けない。
市長と公明党・三木新党は、×代官と×徳商人の関係みたい。

大西秀樹:私も忸怩たる思いでいっぱいです。いったい何の為の政策か分かりません。

しかし、当然のことながら私達は議員としての仕事を正義として全うしていかなければ

ならないと考えています。

 

他に頂いたコメントも後日掲載させて頂きたいと思います。有り難うございました。



コメントを頂きましたので御紹介いたします。1224 

2012年12月24日 | 議会

皆様にブログで前向きな議論を提供して頂いていますことに感謝を申し上げますと共に

お礼を申し上げたいと思います。

有り難う御座います。

頂いたコメントです。

再来機 (あきれた市民より)2012-12-14 15:13:07

委員会で修正案に否決した議員の論点がまったくもって
理解できません。まぁまぁでいいじゃないかと相変わらずのおざなりの市政が丸見えです。

市長の答弁にもあきれます。
説明責任を果たしていただきたい。

必ず次の選挙にしっぺ返しがあるということを
忘れないでください。

 

大西秀樹総務建設常任委員会(12月13日ネットで録画中継をしています。会議後2週間~3

週間後にアップされます。)では試算についての議論はされることなく、「良いことだから。」「患

者さんを少しでも早く診察してもらえるように。」「小野市の議員や市長はなにも言わなかった。」

等々でした。思いは大事ですし、出来る事なら希望を実現出来ればと思いますが、導入するの

にコストについての計算が設置ありきでハードについての概算しかなく、そもそもの問題を一切

解決していない状況で血税の使い方に対しての説明責任を果たしていないことをご理解され

ていないようでした。

 

頂いたコメントです。

1億1000万? (一市民)2012-12-14 21:47:50

正直、この20分の1の価格、500万あれば再来システムは構築できるんじゃないかと思います。

WEB型の予約・再来受付システムは個人病院でもやってますね。「三木市民優遇のためのシステム構築」ならば、電話受付でもいいわけでず。、電話回線とアルバイト1人いれば、1ヶ月30万ほどあればできます。

各バスに、スマフォ1台置いて、「今バスに乗りました。受付番号は○○番です。って電話すればいいだけです。

1億1000万もないとシステム構築できないっていうコスト感覚ゼロの考えが、まず公務員さんの発想だな、って思うんです。

ほんと。三木市って大金持ちですね。

 

大西秀樹:受信機・ネットワークの構築が3000万円プログラムのカスタマイズが3000万

取り付け費用(補強も含め)5000万円、10地域の公民館及び近隣に設置し直通バス

18台に取り付けする計画です。その合計が1億1000万円(上限)です。

ランニングコストに関しては年間500万円、機械の更新は5年~10年と説明がありました。

10年として500万円×10年=5000万円それから機械台と取り付け費が必要になります。

そのように、将来に渡って税金が使われていくのであれば尚更、試算は必要ですし説明責任は

果たさなければならないと思います。

今の役所は、設置する事が目的になっているように思います。

 

頂いたコメントです。

再来機に一億? (三木市在住の医療情報技師)2012-12-14 22:49:30

あり得ない金額ですね。
自分の感覚ですとぼったくりにあってるか、実験目的でやるようなプロジェクトの金額ですね
三木市民病院には上級医療情報技師さんがいたと記憶してますがシステムがコストにみあってるのか検証されているんでしょうか?

大西秀樹:検証したという説明はありませんでしたし、役所から業者に対して待ち時間の指示

なども検討課題としてしていないと説明がありました。ですので、コスト感覚ゼロでしょうね。

しかし、神戸の中央市民病院へは視察に行っているんですけれどもね。

 

 

 


コメントを頂きましたので御紹介いたします。1214  

2012年12月14日 | 議会

あああ さま コメント有難うございました。


再来機の1億1000万円について


病院会計? (あああ)2012-12-11 20:30:00

市の会計で再来機を設置するように思いましたが、統合病院の会計ですべきことではないでしょうか。
三木市独自になるので三木市の会計から実施する・・・?
バスも同じですが、病院の直通であれば、統合病院の会計ですべきでないでしょうか。
三木市独自だから。

福祉ってお金がかかるのでどこまでするのかって事もあるのでしょうか。それともシンプルに事業実施して必要となった事項は後から追加でもして着実に行えばいいように思います。
政治家さんは、目立つ事業ばかりに傾いてしまうのでしょうか。

 

市の再来機は三木市だけで設置するので市の一般会計ということです。

そもそもの目的は、現市民病院から今度の統合病院まで約10分距離が遠くなることによる

時間の解決や待ち時間の解消の為に設置するということでした。

その設置に係る費用が1億1000万円です。

本会議でも質問し、再度昨日の委員会でも質問しました。

そもそもの目的の待ち時間の解消は、統合病院の待ち時間が幾らで、導入することによりその時間がどれだけ短縮されるのか?

ですが、その試算は出来ないとのことでした。

じゃあどうやってその成果を判断するんでしょう?

本会議では、現在の三木市民病院での待ち時間を参考に答弁がありましたが、

今度の統合病院の待ち時間を聞いているのであって今の病院の待ち時間を聞いているのではありませんし、

ましてや統合病院も今の病院と同じぐらい待たなければいけない病院なのか?

と疑問を持ってしまいます。

昨日の委員会でも再度質問をした後、補正予算(債務負担行為)については削

を求めて修正案を提出しましたが修正案に賛成は公政会3人と

共産党1人の4人

反対が4人同数となりましたので委員長採決で否決にされてしまいました。

討論の中で、予算の根拠が出ているのでそれでいいのではないか?

との否決側の意見がありました。

それは導入するプログラミングや設置する為の費用に関する1億1000万円であり、

そもそもの時間の解決にかかる試算による数値は一切示されることは

ありませんでした。

その部分を精査する事無く可決して、果たして説明責任が果たされるのかと思います。

否決側の意見をもう一点紹介しますと、少しでも病院に早くかかりたいという市民の気持ちが

分からないのか?というような意見がありました。

私達はそれを否定するものではまったくありません。しかし、それとこれとはまったく問題が

違うことで、その論点の食い違いに???でした。

統合病院で開催されている議会で説明したが小野市の議員からは何の反対もなかったと胸を

張って仰っていましたが、それはそうでしょう。三木市のことですから何もいいようがありません

し、意味が分かりませんから。

そもそもは、統合病院の受付システムによる待ち時間をどのように考えて

いくかではないでしょうか。

 

3月議会の委員会で私の質問:どのようなものを何台、設置するのか?その金額は幾らか?

先進地ではどのようにしているのか?

市長答弁:地域で説明して回った時に、高齢者の方々から要望があったので当初予算のコンサル費用100万円を計上した。何が悪いのか??

しかし、そのコンサル費用は使われること無く今回の1億1000万円です。

辻褄が合わないと思うのは私だけでしょうか?

 


コメントを頂きましたので御紹介いたします。1210

2012年12月10日 | 基礎自治体

(あああ)様 コメント有り難う御座いました。

今日の本会議でも質問しましたが、1億1000万円もの予算を付けようとするものですが、

根拠のある実数を示した事業計画がゼロであるように感じました。

統合病院の待ち時間を幾ら想定していて、導入することにより幾ら軽減されると言う計画が

一切ありません。それよりも、現市民病院での待ち時間を出してくる始末です。

それでは、建設工事費200億円も掛けた最新の統合病院も今までの病院と同じように

待って貰わなければいけない病院ですって言っているようなもんです。

そもそも、それぐらいの経営能力しかないのか?

と言うことは、今の病院と同じように赤字になってしまうのか?

と考えてしまいます。

そうでは無くって、受付システムの問題であり診察する医師の人数から考えて必要最小限の待

ち時間で病院の経営も考えていかなければいけないと考えます。

仰る通り事業計画自体が確りしていない予算を議会で検討するのも多いに無理があると考え

るのは私だけでしょうか?1億1000万円もの予算を掛けようとしているのに、

コスト意識ゼロです!!


各公民館での統合病院再来受付は必要なんでしょうか (あああ)2012-12-10 10:52:54

各公民館での統合病院再来受付は必要なんでしょうか?

必要あるかどうかの検討する客観的な実数が全く示されていません。

費用対効果がってコメントがありますが、当然実施するのにそれぐらい考えるのは当然だと思いますが・・・。

おっしゃる通りです。

予約しているのであれば、予約時間前の決められた時間までに病院で受付を済ませれば用が済むと思うのですが。逆に、病院外で再来受付をすましたにも関わらず決められた場所にいない場合が増えてしまい、病院スタッフの手間が増え、待ち時間が増える要因になるように思います。おそらく統合病院の全体計画があって再来受付が計画にあると理解されますが、いそいで計画されたような印象があります。

おっしゃる通りです。

素人で分かっていないところが多数あるかと思いますが失礼しました。

そんなことはないと思います。市民の疑問を果たすことさえ出来ていない政策ということだと思います。

私達にも導入する根拠すら理解出来ていません。ですから反対ですので。

 


12月10日本会議10時開会 2人目に質問します。

2012年12月08日 | 議会

12月10日本会議10時開会

2人目に質問を行います。1人の持ち時間が90分ですので、11時30分前後になるかと

思います。FMみっきぃで放送していますので、お時間ありましたら是非お聞きくださいませ。


コメントを頂きましたので御紹介いたします。1208

2012年12月08日 | 議会

コメントを頂きましたので、御紹介させて頂きたいと思います。

 

ありがとうございます (一市民)2012-12-08 00:31:31

嬉しいお答えをいただきありがとうございます。

自民党の選挙のコマーシャルで
「技術を取り戻す」
「教育を取り戻す」
「安心を取り戻す」
って安部総裁も言われてますね。

(後押ししてもらってるんじゃないかと驚きました。)

しかし、今の日本にできることって、結局はそれしかないんですね。

基礎自治体である市町がそれにどれだけ力を注げるかは、市町の力量次第です。

数十年前には「これからは介護がビジネスになる」と言われてました。今は「教育がビジネスになる。」のです。

三木市は、保育所の待機児童が0で、各小学校には「公立の幼稚園」が設置されていて、希望者が全員入園できる。

これは、まぎれもなく三木市の持っている長所なのです。ですから、三木市の教育再生に向けては、まずこのメリットを最大限に活用することが現実に対処しやすい計画になると思います。

 

Unknown (てりー)
2012-12-07 01:22:48
詐欺まがいですなぁ。ほんとうを公開する貴兄の姿勢、感謝です
 
粉飾?の決算報告 (あああ)
2012-12-07 11:37:19
粉飾の決算報告に近いですね。
ワンマン経営の企業みたいです。
これでは株主総会に耐えれるものでないでしょう。行政での株主総会に該当するようなものはないのでしょうか。
 
市民病院経営失敗 (一市民)
2012-12-08 00:09:58
つまるところ、三木市の財政状況の悪化は、市民病院の経営失敗によるんですね。

平成19年の財政危機宣言ではうまいことそれを隠してありますが、質疑応答では、論点は市民病院の財政状況に終始していますのでそのことは明らかです。

こんなことはあまり書いてはいけないと思いますが、「一般企業の代表であれば、引責辞任し、損切りで事業撤退するのが普通のところ、三木市の場合は、規模が倍になる病院を全く新たに始める」ことで取り戻そうとしているわけです。

今の規模の病院が赤字になっても支えきれないのに、規模を倍にして、万が一失敗したらどうするのでしょう。

企業というのは、いつも好調を維持できるものではなく、必ず収支に波があります。良い時があれば悪い時もあるのが当たり前なのです。ましてや、公立病院はそもそも単独(市の補助金投入なし)での経営黒字というのを全く予定していません。

何度も主張させていただきましたが、統合病院が立地することによるメリット(地域経済にもたらす効果)のほとんどは小野市が持って行ってしまいます。

ですから、両市の負担割合は、小野市が多く持つのが当たり前なんですね。それを交渉し、有利な条件を勝ち取ってくるのが経営というものです。

その政策が正しかったかどうかは、その時点ではなかなか分からず、結局は後から実証されるものですが、平成19年度の財政危機宣言の質疑応答で市側は、「今後は三木市だけでなく、病院を抱えている市を中心にこのような状況が増えてくるのではないかと思っています。」と発言されています。

あれから5年が経過しようとしていますが、三木市以外に、病院経営がここまで悪化した市が周辺にあるでしょうか?

病院経営、誘致合戦において、三木市は周辺都市でひとり負けしたんです。

そのへんをきちんと検証し、「損失を最小にする」ことを考えてくださらないと、三木市のことを信用することができないですね。

三木市が今やろうとしている「直通バス」は「受付再来システムの各公民館設置」はやめていただきたいですね。「あれば便利」でも、費用対効果の期待ができないです。
貴重なご意見心強く頂きたいと思います。ありがとうございました。

一市民さまからのコメントをご紹介します。

2012年12月06日 | 議会

私も同感です。

2期目のリーフレットです。(思いがご理解頂けるかと)

広報みき12月号VER1のコメント

今の三木市がなすべきこと (一市民)2012-12-04 21:19:14

「今の三木市がなすべきこと」、について、具体的な提言を交えながら好き勝手な意見を述べさせていただきます。

 まず、投資の見直しが必要です。

 数十億を投資し、イチかバチかの賭けにでる「歴史・美術の杜構想」「別所ゆめ街道」などはいったん凍結し、「生活の拠点を守り」、所帯を持つことになった子世代が、「子育てをするためには、三木市の環境が一番良い。」と言える市を創出することを喫緊の目標とします。
 統合病院の両市負担割合も見直します。統合病院のための直通バスも不要です。平成26年以降、統合病院のための支出、三木市民病院のための総合的な支出見通しは示されませんが、合算すれば10~15億程度になると推測できます。三木市の財政はこれでは持ちません。統合病院を建てたことによるデメリットばかりを三木市が負担することになるならば、三木市は統合病院から手を引き、現在三木市にある民間病院に補助金を支出し、民間病院を徹底的に支援することで、「命を守る高度医療」の保持に努めます。

 市民にとっては「身近な病院が高度医療を担う」ことになり、また、市内の病院の活性化にもつながります。

 三木市が行うべき新たな投資は、「生活の拠点を守ること」「子育て世代が住みたいと思うまちを作ること」に投入されるべきで、当るかどうか分からない「観光都市としての再生を目指すための投資」や「他市の活性化のための投資」は今一度、見直す必要があります。
 
 では、三木市は何に力を入れるべきなのか。

 先日も話題になりましたが、現在の子育て世代は、年収の3割以上を教育費に投入しています。子育て世代にとって最大の関心事は、幼児期の養育であり、児童期以降の教育にあると言えます。三木市はさんざん、人事権を持つ県教育委員会にケンカを売り、「三木市の教育」の印象を地に貶めましたが、(市長さんの就任時には、「先生のための研修・教育なんて市がやるものではない。県がすればいい。三木市立教育センターなぞ不要。」「連合音楽会や連合体育祭なんて意味がないから廃止する。」など素晴らしい発言が多々ありました。)しかし、これからの三木市は、「日本の未来を担う人材を育成する。そのためにあらゆる努力を惜しまない。」という断固たる決意を持ち、それを外に向かって発信し、体現していかなければなりません。

 現在の親たちが抱える不安・子育て期を迎えた世代の持つ不安は「正社員になれるか。」「リストラされないか。」といった深刻なもので、厳しい時代を生きる今の人たちは、「教育の重要性」を痛感しています。

 大きな話をすれば、資源小国である日本が現在のグローバル社会の中で勝ち残っていくためには、「一層の教育向上による国力創造」が必要不可欠で、その土台を支えるのが市町村による教育であり、教育こそが人を育て、より良い未来を創っていくものだからです。

 具体的な方策を以下に述べます。

 まず、市立幼稚園は3年保育とし、希望者は全員受け入れる体制を作ります。この際、幼児教育に携わる先生方を本採用の正職員とし、まずは職員研修を充実させることにより、良い教育環境の整備を行います。(現在の三木市は「臨時職員:幼稚園教諭募集:○歳クラス担任予定」という募集をしょっちゅうかけていますが、あれはいただけません。三木市の幼稚園教育はガタガタです。と市の内外に吹聴しているようなものです。)

 ここで大事なことは、幼児期にとって必要な教育は「詰め込み型教育」ではなく、情操を育む教育だと言うことです。在家庭にあっても同じことはできますが、それを専門に行うプロ集団がいて、一緒に子どもを育てていける環境があれば、より高い効果を得ることができるでしょう。

 全国的にみても、「幼保」に携わる職員の非正規化はますます進んでおり、この点において三木市が優位性を創り出すことで、「子育て期」の人口獲得のために魅力を創出することは難しいことではないでしょう。また、「幼保」分野は義務教育ではなく、義務教育のように色々なしばりがないことが、市が政策として進めやすいポイントとなります。

 現在ある保育所と限りあるパイを争うのではなく、三木市は基本的に「幼保一体型保育」を行うこととし、現在、在家庭の幼児も幼児教育の対象とし(市場の拡大を行う)、各園による特色ある幼児教育を推進し、保護者は、自分の教育方針に沿った幼稚園(保育園)を選ぶ、という方式を作り上げることで、三木市の幼児教育の質を高めていくのです。

 もちろん、より多くの優秀な女性が「正規職員」としての職を得ることは、経済の活性化にもつながっていきます。

 さて、小学校以降の教育については、今回は述べません。しかし、小学校以降の教育を軽視しているのではありません。三木市は「中学校卒業までの教育活性」に全力を注ぐべきです。それについて述べていくには、障害も多くもっと熟考すべきことがあると思っておりますので、今回はこれについて述べるのは避けようと思います。

 しかし、大事な主張として、今ある高校編成見直しに、「校区の全県化等」を要望し、三木市からも、兵庫県一番の進学校「長田高校」に通えるように働きかけていくことを大きな目標のひとつにあげさせていただきます。「長田高校」は、三木市から神戸電鉄一本で通える兵庫県下の最高実績を持つ公立の進学校で、子どもをこの学校に通わせるために、三木市から転出する世帯は少なからずあります。子どもの進学のために転居できる世帯というのは、「高所得者層」で、この状況を放置するのは好ましくないからです。

 また、子育て世代にとって、高校の校区、通学の利便性は居住の選択に大きな影響を与えるものです。三木市から長田高校へ通えるならば、三木市に住んでもよい、と思う保護者は少なからずいるはずです。

 さて、「日本の未来を担う人材を育成する。」ための方策として、三木市ができることはとりあえずは、ここまで(高校進学まで)です。

 成長して、いったん巣立った子どもたちが子育て期に、「やはり三木の教育は素晴らしかった。」と実感し、子育てのために、どうしても帰ってきたい、と思えるような教育を行うこと。安定した収入を得ることができるだけの教育水準や技術を身につけて、三木市に持ち帰ってくれることが理想ですが、この子たちが世界に羽ばたいていってくれることで、三木市の教育成果を世に知らしめ、「住みたいまち三木」の魅力を広めていくことができるでしょう。

 ですが、まずは一歩「今、子育てをしている世代が三木市を選ぼうと思う環境づくり」からです。そのために、あらゆる力を費やさなければなりません。


 ちょっと長くなってしまいましたので、本日のところはここでいったん終了します。
 腹案については、また機会があれば、と思いますが、その前に、大西議員さんに質問です。こんなに長々と書き込んでご迷惑ではないでしょうか。

A: 逆にありがたく思っています。嬉しいな~って。(僕に対してじゃなく、三木に対しての思いを   語って頂けることにです。)

 あまりネガティブな否定意見ばかり出してもよろしくないかと思い、こういうことはいかがですか。という前向きな提言を出してみたのですが。

 行政が提供する最も身近で代表的なサービスは、教育であろうと私は考えます。では、そのサービスをいかに向上させ、質の高さを実感してもらえるよう努めていくのか、ということが顧客(=住民)獲得の最大のポイントであり、持続可能な継続的な取り組みになりうると思うのです。

 低迷する日本経済の中で「教育」はこれからもニーズが増え続けるであろう成長部門です。それも「乳幼児期から青年期までの教育」に対する取組みはこれからの日本においてますます大きくなっていくことでしょう。

 「日本の未来を担う人材を育成する三木市。」これを地域経済活性の核にする。

「財政危機だけど、教育にかける予算は削らない三木市。」より魅力的だとは思いませんか?

 

自民党の選挙公約 (一市民)2012-12-05 22:25:19今日のニュースで発見しました。

幼児教育の無償化強調 
自民・安倍総裁「ちゃんと財源ある」

2012.12.5 14:15 [衆院選] 

 自民党の安倍晋三総裁は5日午前、静岡県掛川市で演説し、「子育てを頑張っているお父さん、お母さんを応援していくために幼児教育を無償化していく」と述べた。自民党は衆院選公約で子育て支援の充実策として幼稚園や保育所など幼児教育の無償化を掲げており、安倍氏は「ちゃんと財源もある」と強調した。

次期政権与党が同じようなことを考えていると知って、勇気づけられました。
(私の意見表明は12/4。 安倍総裁の発言は12/5。 提言は、決して自民党の真似ではありません。)


こういったことが契機となって三木市が「教育による地域活性のモデル都市」となっていってほしいと願います。

(これに関する三木市の財源は、統合病院の負担割合見直し、直通バス、外来受付システム機器購入見直し、等を行えば打ち出の小槌のように出ことでしょう。)

 

 


コメントを頂きましたのでご紹介致します。VER2

2012年12月06日 | 議会

総合計画 (おお)2012-12-05 09:16:54

三木市には総合計画に中身がない。
今後の人口状況財政状況等による計画がないです。
分析したうえでの計画がない。
思いつき(一部の要望)公共事業と感じてしまいます。
早く是正してほしいです。
大西さんに期待しています。

 

下記コメントは、私のブログ広報みき12月号VER1に対して頂きました。

なぜ今しないといけないのか (の)2012-12-05 09:06:34

急いで選挙に合しているのが見えてきます。
なぜ今しないといけないのか?
票集めのための公共事業になっています。
汚れた政治・・・

 

広報みき12月号VER2にたいして頂きました。

だましみたいですね (の)2012-12-05 09:02:05

そもそもこんな数字を広報に載せる必要があるのでしょうか。
市民に必要な情報は欲しいけれど、政治的な駆け引きは必要ないです。

 

適正な市運営 (あああ)2012-12-05 10:55:25

このブログを見ると市の運営が歪んでいるように見えます。
市の監査結果は適正に行われているのでしょうか。内部の監査では形だけになってしまうので、外部の独立した監査団体により実施されているのでしょうか。そこで、政局の無駄が明らかにされる仕組みがないとポピュリズムばかりに傾くのは当然でないでしょうか。

様々なご意見ありがとう御座います。


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