三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

率直なご意見を頂きました。VER3

2012年10月19日 | 歴史美術の杜

一市民様から頂きましたコメントを紹介させて頂きます。

新たな交通網の展開 (一市民)2012-10-19 02:39:28「図書館の可能性」をお取り上げいただきありがとうございます。

前回、「図書館の姿がどうあるべきか。」については敢えて取り上げませんでした。現実の論点から、夢が先行してしまうことを避けるためです。

他の方のコメントにも「他との差別化」などといった意見がありましたが、そのとおりです。

単なる図書館の利用客は、経済効果を生みません。

他の施設との相乗効果を生みだしたり、図書館を「単なる貸出施設」ではなく「市民の文化的生活を向上させる施設」と定義することで、さまざまな可能性が開かれていくことでしょう。(小野市が良い見本です。)

「図書館は、放っておいても利用客が見込める。(このような施設は他になかなかありません。)それをいかに活用し、満足度を向上させ、市の活性に活用していくつもりなのか。」というビジョンが欲しいのです。

さて今回は、図書館の立地と絡めて、「新たな交通網の展開」について私の思うところを述べさせていただきます。

今、神戸電鉄には「三木駅」と「大村駅」という2つの駅があります。ともに駅の周辺は狭い道の中にあり、車でのアクセスも難しいところです。

この2駅を統合するか、「大村駅」を移転して、大村のイオンの前に神戸電鉄の新たな駅を設置できないものでしょうか。

大村のイオン前には、神姫バスの三木営業所があります。神戸電鉄の駅と、神姫バスの営業所を同じ場所に置くことで、公共交通の多方面へのアクセス拠点を作り出すことができます。

ここに、図書館を持ってきます。

もちろん、ただの図書館ではありません。「市民の文化的生活を向上させる施設」としての図書館です。

三木市内の集客施設として、イオンほどの規模のものはなかなかありません。ですから、イオンと連携する、というのは有力な選択肢のひとつとなります。

このようなことをすれば、市の活性化にも、公共交通の活性化にもつながっていくのではないかという一例にすぎませんので、もっといい案があるかもしれません。

あえてこのような例示をしたのは、神戸電鉄活性化といいながら、ビラ配り以外の具体的な政策がみえてこないこと、官民及び交通事業者の連携について、三木市ができることはもっとあるのではないかという、もどかしい気持ちからです。

「三木市ができることはもっとあるのではないでしょうか。」
この言葉を以て今回は終わらせていただきます。

私も同感です。

図書館を創るのなら三木市の文化の拠点にふさわしく多くの市民の皆様と意見を交えながら夢を語り合いたい。

夢を語るはずの図書館が上の丸の図書館を歴史資料館にする為の玉突きから発生した図書館の新築計画です。これも当初、図書館は教育センターに移転と断言していたのが・・・。

今回の新築計画に大きく変更されたことも、後付での政策変更。建築場所についても市民病院跡のアンケートが多かったにも関わらず現在の位置に決定されたことも役所の勝手な辻褄合わせにしか思えません。

そんな夢のかけらも感じることが出来ない図書館新築については反対でありますが、常任委員会で役所から提案されてきますので、そのことについては苦言を呈し様々な提案をしているところです。しかし、そこでも教育委員会の説明に対する思いは私には伝わってきません。

どこからか違うバイアスがかかっているように思います。

夢ですが、文化の拠点は多くの市民が自然に集い交流できる場所に。三木市のまちづくりとして公共交通網のハブ化をご提案の大村か平田付近に集約。付近にはテナント等があり、かなりの集客があると思われるので図書館の有効な活用や様々な人々の交流が深まると思います。

その図書館はテナントに隣接した場所か公共交通網をハブ化した付近に建設するのがいいと思います。それは人々が集う場所だからです。

人々が集い易いところ。大人も子供もです。

建物は金物のまち(大工道具)三木にふさわしく、木造で安らぎを覚えながら読書や交流を行う。

図書館は他の施設との併設が望ましいかと。公共施設か民間かは難しいところですが。

人の流れが図書館を通して始まる。まちの形が図書館を通して描かれる。

図書館を創るのではなく、まちを創るのです。夢のあるまちを。

役所がすることは拙速に作ることを進めるのではなく、市民に丁寧に説明をして共にまちづくりを進めることです。

あくまでも作るのが目的ではないのです。

     



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