例年通り、今年も神戸市北区にある淡河八幡神社にて執り行われる
「御弓神事」に師範として関わらせて頂いています。
(私は三木市民ですが、地域としては此方の神社の氏子となります)
連日連夜、神社の弓道場で神事の作法と、弓の基本的な引き方の指導を助教の2人と一緒に
青年達に伝授しています。
今年の青年達も同じように、地元が好きな子達です。
「淡河は田舎やけど、すきやねん」
そんな会話をしながら、厳しい作法の習得に取り組んでくれています。
地域の方々も、青年達を応援する為に、
焚火を焚き夜食を用意して遅くまでの練習にお付き合い頂いています。
青年達の成長には目を見張るものがあり、指導者としても大いに遣り甲斐を感じています。
10日、場均し(予行演習)を13時から淡河八幡神社弓道場で行った後、
15時頃から不動渓谷にて禊を行い当日は、年番の村で斎宿をして翌日11日の本番に備えます。
11日は13時から神事が始まり、青年達が主役となって雅な作法が披露されます。
13時~作法が始まり
続いて、淡河中学生(神戸市)・志染中学生(三木市志染町戸田、三津田)の生徒と
県弓道連盟等高段者による36人大的射(おおまとい)、
その後、青年達による餅まきが境内で行われます。
その時の青年達のとびっきりの良い笑顔、
毎年、その笑顔が見れる事に感謝です。
地域の期待に応えようと頑張っている青年達の素晴らしい取り組みの成果を是非ご覧頂ければと思いますので、当日のお越しをお待ちしています。
写真は過去のものです。
淡河八幡神社参道に設置された、のぼり旗
稽古場の八幡神社にある弓道場
連日、深夜に及ぶ稽古、青年達は寡黙に取り組んでくれます
宮司が禊の祝詞をあげているところ
青年達が滝壺から上がるところ(手前が私)
御弓神事当日、青年達が作法を行っているところ(左側、直立して青年達を見守っているのが私)