何時もこの時期には次男のことを書かせて頂いていますが、ご了承下さい。
昨日、次男の17回忌を近親者でとり行いました。
子どもが親より早く逝く辛さはありません。
しかし、生まれて間もなく親や兄弟と別れる本人の 辛さに比べると、前者の比では有りません。
次男の誕生日は7月31日。命日は7月29日。
約一年間、数度の難しい手術を受け離れ離れの保育器の中で 一生懸命頑張りました。
家内も、長男も。毎日、三木から中央市民病院まで。 暑い日でした。
実家の仏壇の前で、亡くなった次男を挟んで長男、家内、私。
川の字になって次男の手を握って寝たのが忘れられません。
葬儀の最中に、部屋の中に大きなトンボがゆっくりと入り、回って出ていきました。
私も家内も、あのトンボに乗って旅立って行ったんだなと。
子どもが亡くなったと言う傷は癒えませんが、当時お世話になった看護師さん始め、
多くの 友人と接することで、最も大事な思い出に変わるかも知れません。
小さな命では有りますが、私たち親子の一生の宝物です。