三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

直通バス:病院利用者以外は利用禁止!! それでも2億5000万円?

2013年04月27日 | 公共交通

直通バスはその名の通り、統合病院に行くためのバスです。途中下車は出来ません。


例えば一番遠方(53分)の吉川から乗車しても途中下車は出来ません

病院に用事の無い人は乗ってはだめなんです。

そして、各停留所では停車しません。

吉川からの場合はたった8箇所だけです。

基本的に福祉施策らしいですが最寄に停留所の無い方は当然何らかの方法で行かなければ行けません。


又、高速道路を走るバスはノンステップバス(低床バス)は走れませんので観光バスのようなステップのバスのようです。高齢者には不親切です。


何故こんな施策になるのでしょうか?


現在の市民病院より遠方になった事による時間短縮が目的です。
しかし、高齢者施策や事業費や公共交通網を考えるとヒズミが増すばかりです。

これは年間ランニングコスト2億5000万円をかけ、単独路線で運行させる病院専用送迎バスです。

統合病院の経営にプラスに働くのなら市が行なうのではなく、統合病院が行うべきです。それとも、小野市が賛同しない理由があるのかもしれません


三木市が行うことは、新たにバス路線を追加し歳出を増やすのではなく、公共交通そもそもの仕組みを見直し予算の圧縮に努めるべきです。


直通バス運行後の市の公共交通に関係する歳出額総額は約5億2000万円
それは、法人税収入約7億円に相当します。


直通バス:どの情報を信じていいのか?

2013年04月27日 | 公共交通

直通バスについて、
志染での説明会の中で、バス22台購入の内訳で20台が運行車両2台が予備車と説明されていました。

しかし、私達議会で聞いたのは18台が運行車両4台が予備車と説明がありました。


先のブログでもご紹介いたしましたが、説明会の資料を議会から請求しましたが、役所は「今まで議会で説明した内容と同じなので議会に配布する予定はない」と議長も断られました。

しかし、試算による数字も変わっていましたし運行車両や予備車についても変わっていました。

我々は、役所の説明のどこを信じていいのかわかりません。
いったい、あの時の説明はなんだったのか?


そして市民は都合のいい数字だけを見せられて誤解をしたまま事業が進んでいくように思えます。

これは自治体が決して行ってはならないことだと思います。


直通バス:市民の利益は見えません!

2013年04月27日 | 公共交通

4月25日に志染町老人クラブ総会終了後に直通バスについての説明が、市長を筆頭に(
職員4人)約1時間に渡り行われました。


その時の様子がわかる様に、会場最後列から写真を撮影しようとしたら、「写真撮影はご遠慮下さい。」と市長から断られましたので雰囲気は画像でお伝え出来ませんが、会場の皆さんは資料を見ながら説明にそってページをめくるなどして聞いていらっしゃいました。


2億5000万円の金額についても説明されていましたが、三木市の公共交通に関する歳出額等も含め、今後負担しなければいけないことなどの説明はありませんでした

統合病院は素晴らしい病院になるので是非、皆さん直通バスを利用頂いて病院を利用して頂きたい。
そして病院にいって頂き、その利益から直通バスの運営費をまかないたいと考えています。
と説明されていました。


会場からはバスのルートや停留所についての質問がありましたが、その他のことについてはあまりご意見は出ませんでした。


説明会直前に資料を渡されて「はぃ、ご意見は?」では中々でるものではありません。


しかし、出なかったのは事実なので役所は我々への説明には「地域からはルートや停留所についてのご意見はありましたが、その他はありませんでした。」と報告するんですね。
説明会を行ったという実績だけが・・・・。


そこに市民の利益は見えません。


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