三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

役所提示資料による数字の信憑性は・・・。

2013年04月18日 | 公共交通

カテゴリー資料の箱:直通バスでご紹介した資料で4月16日から老人会を始めとして説明会資料に使うものと以前、議会の常任委員会で説明を受けた資料に違いが見られましたが、

以前、市民の声さまのコメントを利用させて頂いてご紹介したいと思います。

数字で赤文字は16日以降の説明会資料、消し線を入れている数字は議会の常任委員会資料で説明された数字です。数字は思いのままに変えられるようですね。

役所の都合???

 

直通バス入院収入11億? (市民の声(一市民))2013-04-03 21:29:50

さて、泉議員さんのブログに載っております、
多分、議会答弁で市長さんが直通バスを走らせる根拠とした「入院収入11億円」を検証してみましょう。
                        
バスに乗ってやってきて入院する人を4350人とし、これに年間日数365日と1日一人当たり入院費用6万円をかけて、9.411億とするみたいです。
                     
4350人 × 365日 × 6万円 = 9.411

ですね。

4350人 × 365 日 = 15,69518,250

直通バスを使って、統合病院へ入院する三木市民の延べ人数は、15,69518,250人になりました。

さて、現在三木市民病院の平均在院日数(入院日数)は16日くらいです。今度できる統合病院は、2次救急病院なので、そんなに長くは置いてもらえないと思いますが、とりあえず、平均在院日数は16日としましょう。

(見積もり値は、できるだけ、三木市にやさしく、ありあえないくらい甘めに取ってあげようと思っています。)

15,69518,250 ÷ 16日 = 9801,140

三木市の人口を81,000人として

9801,140人 ÷ 81,000人 = 1.21.4パーセント

つまり、三木市民の8370人に1人が、直通バスを使って統合病院に16日程度入院することになります。(1年の間に。)

直通バスの計画では、三木市民の統合病院利用者の3.6割くらいがバスを利用してくれる計画だったでしょうか。

三木市民のうちの3021人に1人が、統合病院に年間16日程度入院している計算になってしまうんですね。

(三木市の計画で、直通バス利用者による入院収入を9.411億あげようと思ったら、です。実際に直通バスによってもたらされる入院収入は、9.411億円という計算値の・・・・以下でしょうねぇ。)

 

 

では、シリーズ第2弾として、通院収入5.36.2億円も検証してみましょう。

>しかしながら、試算では毎日216252人が直通バスを利用して病院を利用するため、外来収入が5.36.2億円、外来から2割が入院するため、入院収入が9.411億円と14.717.2億円の収入増があります。

>外来(216252人×外来平均単価1万円×日数245日=5.36.2億円)


外来 216252人×日数245日 = 52,92061,740

1年間に直通バスに乗って統合病院を利用する三木市民の人数は52,92061,740人になりました。

たとえば、この方々が月1回、年間12回、診察を受けるとしますと、

52,92061,740 ÷ 12 =4,4105,145

三木市の人口を81,000人として

4,4105,145÷81,000人=5.46.4パーセント

三木市民の18人に1人が月1回以上(年間12回)、直通バスを使って統合病院に診察に通うことになります。

バス利用者は統合病院を利用する三木市民の3.6割とすると、三木市民の7人に1人が年間12回程度統合病院を利用することになります。

7人に1人が年12回です。

皆さんね、仕事も学校も休んで、別に具合が悪くなくても統合病院へいかないといけません。

可能かどうかと問われれば、入院と違って不可能ではないかもしれません。厚生労働省によると、通院率は3割~4割です。

 

と言うことになります。(市民の声さん、勝手に借用しちゃいました。)

議会での説明とこれだけ違うのに同じ説明と言い切る役所の職員、言わせているのはだいだい検討はつくけどね。

議会でも問題にするべきと考えます!

又、これだけいとも簡単に数字を変えてしまう役所の作る資料に信頼感は・・・。

皆さんはどう思われますか?

全て事実ですので、ご理解下さいね。

 


直通バス説明会資料及び常任委員会資料等

2013年04月18日 | 資料の箱:直通バス

直通バス関係の資料です。広報みき5月号掲載予定のもの。

解説は別に行います。

 

下は、16日に吉川町老人会で説明された資料です。(各地域別に路線図添付)

 

下は、25年3月議会中の総務建設常任委員会資料です。

上記と齟齬が生じている部分が見受けられます。

 

下は、第2回三木市地域公共交通検討協議会資料です。交通失態調査等を抜粋しています。

 

下は、24年度予算のポイントです。

下は、25年度予算のポイントです。

 

 


直通バス、地域説明会資料は?その後・・・。組織運営についての危機感

2013年04月18日 | まちづくり

先週末に議会で説明した内容と同じ(実は同じではありませんでした)為、議会に配布する予定は無いという事で、議長も了承されましたので、改めて私が15日(月)に担当課長に資料提出をお願いに行きました。

吉川町老人会への説明が翌日の火曜日という事もあったのですが、資料はまだ出来上がっていないと説明を受けました。そして、再度16日(火)午前10時頃に求めに行きましたが出来上がっておらず、資料請求は部長に直接して下さいと言われ担当課長から資料提出については受けられませんでした。

その後、役所を後にしてから担当課長から数時間後に資料を提出頂けると連絡があり、現在は精査中です。

市民に配布する資料が当日ぎりぎりになってもまだ出来上がっていないことに付いての硬直度(職員の数)や公開される資料を議員に提出するのに硬直化した態度等、組織運営についての危機感を覚えました。


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