三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

あなたの目的は?(直通バス)

2013年04月26日 | 公共交通

志染地区老人クラブ総会終了後に開催された直通バスについての説明中の市長発言です。

この試算はあくまでも仮説の計算です。蓋を開けてみなければ分からない。やる前から止めておけと言う議論はないと思う。夢を持って前向きにポジティブに進めていきたい。

先の明るい活力ある言葉に感じる方もいらっしゃるでしょうね。


初めから年間ランニングコスト2億5000万円をかけてフル稼働状態を予想しての全力投資!!
しかし、蓋を開けて見なければ分かりません。
猪突猛進、思い込んだら命がけは命取り。

市民を巻き添えには出来ません。
冷静に考えなければなりません。


資料の箱:直通バスにある資料についての説明

2013年04月26日 | 公共交通

上段は、今年度4月より各地域の説明会で使用される資料です。広報みき5月号が使用されています。

 新たにオープンする統合病院についての説明の後に直通バスの説明があり、直通バスを運行することは統合病院の収益アップにつながり、結果として三木市の財政負担の軽減になると説明されています。

中段の資料は3月議会中、総務建設常任委員会で説明された資料です。(議案として提出しない。:役所答弁)、統合病院の経営の安定化の為に。直通バスの必要性や経費関係、他の公共交通との関係。などが説明されています。

次の資料は、平成24年に開催された第2回三木市地域公共交通検討協議会(24年3月15月)の資料で、各公共交通の検討課題などが掲載されています。
 現在、第3次三木市バス交通網計画が策定されており、目標年次は23年とし平成23年度には市民病院の移転という新たな要素を加味し、「新たな公共交通網計画」を構築することとしていました。がまだ出来ていません。因みに第1回目は(23年12月1日)、第3次の中には、神戸電鉄を含めた交通網の整備が提案されています。

最下段の資料は、24年度及び25年度の当初予算の時に配布された事業のポイントですが、あくまでも検討中の為、議案として上がりません。

統合病院に行く患者数の推測を行い試算をしています。
その都度、試算の数字が変わります。(役所の都合で)


直通バスそもそもは、現市民病院より遠方になるので統合病院の市民サービスと収益アップとして運行されようとしています。
しかし、年間2億5000万円(車両購入に掛かる減価償却費込み)のコストをかけ、開院当初からバス22台購入という大盤振る舞いを行おうというものです。

説明会での市長の発言でも、「蓋を開けて見なければ分からない事業」と予め皆さんに伝えています。(先行きが見えないんです)

現在、公共交通関係に三木市が支出している予算は2億7000万円です。
直通バスが運行されると更に、2億5000万円が追加し、5億2000万円になってしまいます。


市民の交通網の確保は地域の課題ですので議論は必要ですが、蓋を開けて見なければ分からない事業に2億5000万円の先行投資は行うべきではないと思います。


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