三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

三木鉄道跡地に10億円!!!!(執行済額も含め)

2012年03月23日 | 議会

廃線後の三木鉄道跡地に係る費用が支出済額も含め約10億円もの事業費を計画されています。別所ゆめ街道の整備事業について聞きました。

ハーブ産業創出事業については、時間の都合で2度目は聞くことが出来ませんでした。

今回の発信内容については、三木市ホームページの議会・インターネット配信を始めましたから進んで頂きますと、本会議の様子や委員会の様子を御覧頂くことが出来ますので、ハーブ産業創出事業も合わせ(産業環境常任委員会)、そちらでも御覧いただければと思います。

 

ゆめ街道 まち部

プロポ募集要項 23年11月25日

プロポの業務内容 旧三木鉄道跡、約4.9キロメートルの活用と整備に係る実施計画の提案

 

内訳

予算:別所ゆめ街道整備事業  40072000円

需用費―光熱水費 72000円

委託料―建設関連委託料 500万円

工事請負費―整備工事 3500万円

 

 

Q:選定委員の構成 職員何名? 一般(市民又は学識)何名?

 

A:神戸芸術工科大学、川北教授、まちづくりプランナー、市職員5名の計7名

(川北教授は三木鉄道跡地等利用基本計画をまとめられた協議会の会長です。

まちづくりプランナーはハーブを6次産業として取り組まれている方で、今回のハーブ産業創出事業にも直接関わっていらっしゃる方です。)

選定委員について、偏った委員の構成であると思うのは私だけでしょうか?

 

Q:運営主体計画・整備・景観・植栽・経済性の以上5項目に基づき選定を行った。

 

Q:プロポーザルの提案を受けて基本計画を策定していくと考えていいのか。

 

A:実施設計をしていく。地元とも意見交換を行い反映させていきたいと考えている。

 

Q:10億円という大きな事業が進行しつつある中で、プロポーザルの内容について見せて頂いていない、見た中で議論をしたいと思うが見れるのかどうか?

 

A:建設の委員会などでお見せした。

 

概要版のみで、詳細な内容及び業者から提示されたプロポーザルは見ていない。

行政の仕様書にはランニングコストや各事業計画や市民とのかかわりなど明記するように書かれていた。それらを見た上で検討しなければならないと思うので検討してほしい。

 

下記はこれまでの議会での答弁内容です。 (参考)

 平成21年第296回 3月定例会

内藤議員

5点目に、投資の見直しの中で現在の計画を進める事業のうち、新規事業として三木鉄道の跡地整備、旧下石野分校整備がありますが、この事業の整備内容と必要性、また、地域活性化に向けての取り組みについてお尋ねいたします。

 

西山技監

次に、三木鉄道跡地利用についてのお尋ねにお答えいたします。
 御質問の三木鉄道跡地利用計画の今年度の内容につきましては、黒嶋議員と大西議員にお答えしておるとおりでございます。
 次に、予算の根拠につきましては、平成21年度の公有財産購入費2億円は、今年度の用地取得予定の面積が約4,450平米で、買収単価は近隣の地価公示標準地価格から類推し、1平米当たり約4万5,000円で算出しております。また、工事請負費5,900万円の内訳につきましては、三木駅舎などの移転、改修に約3,050万円、不要建物の撤去に約1,200万円、商業施設の改築に約1,000万円、踏切部の暫定改良拡幅工事などに約650万円となっております。
 なお、全体の跡地整備は10億円から12億円になると試算しておりますが、これは沿線地域の皆様の御意見をすべて盛り込んだ額となっており、今後沿線地域の皆様と協議させていただく予定としておりますが、厳しい財政状況の中で御意見や御要望はすべて反映できないものと考えております。

 

 

平成23年第311回12月定例会

 

次は、別所ゆめ街道についてであります。
 三木鉄道が年間約6,000万円の赤字で廃線されました。その後、計画されている別所ゆめ街道については約6億4,000万円の事業費が計画され、今まで使われた三木鉄道廃線後の事業費と合わせると約10億円になります。
 また、第310回本会議で御答弁いただきましたが、代替バスに赤字補助金として約2,500万円前後投入されています。約10億円の鉄道跡地整備を行うのに年間約6,000万円の赤字ローカル線を廃止にしていますので、先ほど述べました約6億4,000万円については、事業の是非も含めて当局とともに取り組んでいかなければならないと思います。そこで、今回広報みき12月号に掲載されていた別所ゆめ街道について、次の3点についてお聞きいたします。
 1点目は、別所ゆめ街道実施計画策定に係る整備に当たって、基本的な考え方について。
 2点目は、別所ゆめ街道全体で予想されるランニングコストについて。
 3点目は、別所ゆめ街道沿線の住民及び関係団体との合意形成について。
 以上、3点についてお伺いいたします

 

西山技監

それでは、私のほうからは別所ゆめ街道についての御質問のうち、1番の基本的な考え方についてお答えさせていただきます。
 三木鉄道線路跡地は、別所地域の東西に長く位置しており、三木市の西の玄関としての役割を担っております。別所ゆめ街道の整備に当たっては、平成20年度に策定しております三木鉄道跡地利用基本計画に基づきまして、線路跡地を考える会との協議も踏まえまして、別所ゆめ街道として具体的に整備を進めるものでございます。
 基本的な考え方としましては、現在公募中のプロポーザル仕様書にも掲げてますとおり、市内外の人々が触れ合い、交流する新たな拠点になること、地域の文化や風土を培ってきた鉄道の歴史が感じられること、古墳公園湯の山街道など沿線資源を有効活用することとし、また、市民の参画と協働の場を、知識や経験を生かして親しまれることとしております。
 次に、2点目の今後予想されるランニングコストでございます。
 今後予想されるランニングコストとしましては、別所ゆめ街道約5キロメートルの維持管理に要する維持管理経費、草刈り、除草等でございます。また、休憩所の運営維持管理が必要になってきます。現在募集していますプロポーザルにおいてランニングコストが安価になるとともに、効率的な維持管理が、活用ができるよう、運営主体や運営方法につきましても計画案の提案を募集し、今後評価、選定し、設計業者を決めてまいりたいと考えております。
 次に、地域住民の合意形成についてのお尋ねでございます。
 地域住民の合意形成につきましては、平成21年7月に別所まちづくり協議会を中心に老人会や農会長協議会や代表者など、また、区長協議会推薦の各種事業者代表で構成する三木鉄道線路跡地を考える会を結成していただき、線路跡地を横断する水路の改善、のり面が少なくなるよう遊歩道の高さなど、具体的な計画を検討してまいりました。それを受けまして、このたび別所ゆめ街道として整備を目指すものであり、基本的なところでは住民の合意をいただいた計画と思っております。
 また、別所ゆめ街道の基本的な計画案の提案文書につきまして、23年11月に開催しました第7回の三木鉄道跡地を考える会において了解を得ております。今後プロポーザルの計画案がまとまりましたら、説明会を順次開催していく予定にしております。

 

 

大西

次、別所のゆめ街道についてであります。先ほど基本的な考え方についてということで、プロポのとおりでありますということでお伺いしました。
 ただ、このゆめ街道について6億4,000万円かけるんですが、この市内外からの来訪者に対しておもてなしの心で迎える。そのために6億4,000万円かける。それと、市民の皆様に対して活動の拠点づくりも含めてこの金額をかけるということですが、これに対しての成果というのはどんなことが考えられるのか、少し教えてください。

 

技監

ゆめ街道についての2回目の御質問にお答えいたします。
 費用対効果ということなんですけど、線路敷そのものは三木市が寄附でいただいて、今本格的な計画をするのにプロポーザルをやっとるわけなんです。
 最終的には西の玄関として、歴史のものとかいろんな総合的に、地域にとっても来訪される方にとってもいい施設をつくって、市の西の活性化にもつなげていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。

 

大西

成果ということが客観的に数字ではなかなかあらわせないのかなと思います。ただ、かなりの金額を使いますので、この成果が今見えなくても、将来見えていくように私たちも一緒に頑張って取り組んでいきたいと思いますので、よりよい成果を出せるような方法で臨んでいただきたいと思います。
 その成果の中で1点、この前いただいた資料の中に、広報みきにも掲載されていましたが、石野駅周辺のふれあいゾーンでカフェテラスについてありましたが、これ運営主体、運営方法についてはどのように考えているのか、教えてください。

 

北井

それでは、今の大西議員さんのお答え、私のほうからさせていただきたいと思います。
 今の大西議員おっしゃったように、やはりこれは一つの、今技監も申しましたように西の玄関口として、三木市の将来の活性化の起爆剤といたしまして、エントランスゾーン、それからふれあいゾーン、それから産業ゾーンというような形で進めていきたいと。特に今大西議員おっしゃったように、6次産業化の中で、ハーブとかいろいろな産業を使いながら、それをカフェテラスとかその中でも使っていくというようなことでございますので、これについては、やはり一つの組織をつくりまして、皆さんと協力をしながら、その組織の中で民営化といいますか、独立して運営できるような組織をつくってまいりたいというふうに考えております。
 これについては、やはり市民の皆さんとともに進めていかないと地域の活性化にはなりませんので、これについては議員さんのお力もかしていただきながら、積極的に議員さんもかかわっていただきたいというふうに考えてございます。よろしくお願いを申し上げます。

 

大西

実際、議員としてもしっかりとかかわって、税金の使われ方とかも検討していかなあかんと思ってます。
 それと、先ほど運営主体とか運営方法ということで、これから組織をつくっていくというお話でありました。組織をつくって市民の方に参加いただいて、そこでカフェテラスを運営していただく、これはまちづくりの中では夢のある楽しいビジョンなのかなというのを思います。
 ただ、それを市民の方にお渡ししてお願いねっていうだけではなくて、もし市民の方にそういう組織をつくって参加していただくんであれば、行政としての後のフォローアップ、商売として成り立つような仕組みであるとか、物の開発だけではなくって、流通、広報というところまで踏み込んだ取り組みをしていただきたいと思いますので、これからの事業の中ですので、ますますとよりよい事業になるように。そしてプロポ、これから選定されると思いますが、そのプロポの選定に関してもよいプロポの内容を選定していただきたいと思います。
 それで、もう一点、ゆめ街道の維持管理というのか、維持管理というのは、道路とか通路に関しては、この完成した後はどこが面倒を見るのかということをちょっと教えてください。

 

 

北井

今大西議員がおっしゃったように、そのことも含めて、私もその組織をということで申し上げましたが、やはりそういうことも含めて、何が一番ベターなのかということで、これは専門家の御意見等々いただくためのプロポーザルでございますので、それを待って考えたいというふうに考えてございます。

 

大西

わかりました。プロポからの提案もあってということでありました。
 ゆめ街道ということで、かなり夢のあるネーミングなので、行政としても当然ビジョンがあってプロポかけるわけですから、そのビジョンが、これについてはどう思うというところはあってもいいのかなと思ったのでお聞きしました。
 これはプロポを待ってということでしたので、そのプロポ、先ほどと同じ話になりますが、プロポからええ提案が出てくるように祈っておりますので、お願いいたします。

 


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