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三木市議 大西ひできの方丈記

日常生活と三木市議会議員の日常記
「人は宝、子どもは希望」
三木市の再生は人材育成から。

今年もディズニーパレード開催???

2015年03月19日 | 議会

今週は月曜日から総務建設委員会が連続して開催されています。
多くの議案や予算の審議が行われていますが、皆様にご理解頂きやすい
予算を一つご紹介します。

26年度は防災公園での花火大会でディズニーパレードが開催されました。
理由は、市政60周年だったからです。
当時の委員会でも上記の説明がありました。

ところが

27年度予算でも花火大会でディズニーパレードが開催されます。
委員会ではその説明もなく、私が質問をしなければそのままフリーパス状態でした。

開催理由を確認すると、多くの市民に喜こんで頂き、多くの来場者が三木市に訪れ市の知名度のアップにつながる。
会場でもパンフレットを配布してアピールしている。又、露店でも25年度より26年度(ディズニーパレード開催)の売り上げが増えていると思う。
と答弁がありました。

その答弁内容に驚きました。答弁者は副市長、理事、部長の幹部です。
それに対して、パンフレットを会場で配布した枚数、露店の対前年度の売上金額について確認しましたが、問いに耐える答えはありません。

計測していません。

逆に、当局から反問権を頂戴しました。

内容は、同様の他の予算では上記のような質問はしないのに、何故この事業についてそのような質問をするのか?という部長の質問です。

議論にならない的外れな質問ですが血税の使い方を理解いただきたいので答えさせて頂きました。

他の事業は継続性を持たせて行っているが、この事業は26年度限りの事業(市政60周年)と理解しているし継続するとの説明を
受けていないばかりか、PRの為に継続できればと答弁されている。しかし、26年27年は開催できるが、28年はTDRの都合で開催出来ない。
どう言うことか理解に苦しみます。
一年限りの事業を継続するならそれに耐えうる数字的な根拠があり、それに基づいた説明を求めるのが当然ではないか。とお答えさせて頂きました。


説明があった予算では26年600万円→27年700万円  (総額)
上記中、TDRとの契約金総合計26年420万円→27年320万円  (あくまで役所の説明です)
つまり、

TDRとの契約以外の費用が26年180万円27年380万円200万円もアップています。


一事が万事ではありますが、血税を使い事業を進めるならば説明責任を果たすべきです。
結果ありきで進める政策は、三木市の場合結果に辻褄を合わせるだけで、良い政策にはなりません。


3月12日三木市の危機管理から見る消防体制

2015年03月17日 | 議会

三木市の消防体制について

広野分署、吉川分署の職員数が状況があまりにも少ないので「市民の安全安心」が守れるのか!

本会議の要約です。


消防職員の条例定数は93人

実人員91名

今年度退職者数は7名

次年度新規採用者数は7名

Q:7名が消防学校等にほぼ1年研修に行きそれだけ欠員が出るので、

実質84名ですが、定数は増やせないか? 

A:職員間で協力しており、今まで支障をきたしたことはない。

 

広野分署では5名、吉川分署では分署長と職員5名。

広野管轄34000世帯で救急出動があった場合3名が救急車で出動、同時に火災があった場合2名で消火活動へ行くことになります。

 

交通事故の場合救急車と消防車同時に出動する場合があり、他からの救急要請があった場合、その分署では対応不可能です。

吉川分署の場合は、同上のようなことがあった場合、本署から20分以上かかるにも関わらず、そのような状態です。

 

Q:消防体制の充実、危機管理体制の充実、安全安心のまちづくりを考え定数を増やせないか?

 

A:市長)市民の安全安心を守っていくのは市政運営方針の大きな柱の一つです。しかし、消防力基準が113名(三木市の場合)これを満たしている自治体は1800の内0、充足率の平均は77%(全国)

兵庫県76%、三木市81%、小野市63%と高い充足率であり、今の段階では増員については考えていない。

 

私は、他市と比較することなく三木市民に対しての「安全安心」の取り組みにについて、最低限の担保は必要だと考えます。又、全国で満たしているところが無いことで三木市も同じで構わないと言う論点はずれており、市民の安全安心を守る市長の最低限の責任を全うして欲しいと言う思いで再度確認しましたが、再考することは無いと答弁がありました。

誠に残念なことでありますが、安全安心を守っていくために引き続き議論を重ねていきたいと思います。


3月議会幼保一体化についての答弁

2015年03月13日 | 議会

3月12日の本会議において質疑並びに質問を行いました。


第2号議案三木市認定こども園の設置及び管理等に関する条例の制定について

 

Q:昨年は三木市が幼保一体化計画に向け計画案を策定しました。その三木市の方針を疑問に思う多くの市民が見直しを求める署名活動をし、約13261筆の賛同が得られました。

しかし、今回非常に重い民意が受け入れられることなく、議案として2件提案されています。

ここに市民の意見に対し、真摯に向き合う姿勢が見受けられないと考えるのは私だけでは無いと思います。

そこで、お聞きします。

Q: 第5条中、社会変動や市の子育て支援策などによる子どもの人口の変動状況を勘案して検討を加え、その結果に基づき必要な場合は見直しを行うことができるもとする。

とありますが、社会変動や子どもの人口の変動状況についてどのような場合か具体的に説明下さい。又、この見直しの場合の所管課はどこが行うのか。

 A:就学前教育保育による国の制度が大きく見直されるなどの社会変動や、市の打ち出す子育て支援策による効果により児童数が増え待機児童が発生することが明確になった場合計画を見直し受け入れ態勢の変更を考えている。

 

Q:児童数減少の時の見直しは

A:国の人口問題研究所の非常に厳しい予測を基に考えているので、それ以上減少することは考えていないので今の計画で推移すると考えている。

 

Q:各園の廃園計画が条例で定められていますが、公共の責任として公立で運営される別所子ども園での運営を検証せず、机上の議論だけで進めることについて役所の見解を聞く。

A:モデル園を設け先行することにより認定こども園であることが発揮できない。市内に於いてモデル園のあるところと無いところに格差が出てくるのでモデル園は設けない。

求めている答弁ではなかったので、再度答弁を求めました。

A:幼保一体化計画は、三木市にとって大きな課題である。地域限定で進めていくのは、三木市の全ての子ども達にとってマイナスであるので、早急に全地域において進めていく。(28年度から)

 

(私は危機感を抱きました。何が何でも進めていく。子ども達の為にと言いながらですが、本当に子ども達のことを考えるなら、モデル園で検証を行いそれを以後の園に反映させていくべきだと思う。何故なら、直通バスの進め方が同じだったからです。市内一斉に走行させて、その後一斉に見直しを進めている。

その間、2億5000万円の血税が垂れ流されているのです。直通バスだけではありませんが、同じことを子ども達に繰り返されるのは御免です。)

 

第2号議案と深く関係する議案です。この議案に関しても市民の理解を得たものとは考えにくいものではないかと思います。

何故なら、この計画は三木市自らが市内外に向かって14の公立幼稚園・保育園を廃園する「まち」として子育て世代や若者世代、そして、次の世代を考える多くの人達にマイナスのイメージを発信するものではないかと考えるからです。

現に子育て世代が市外へ子育て環境に起因する転出があることに危機感を抱いています。

Q:ソフト面の効果に適正な教育・保育集団を確保し、就学前教育・保育が充実とありますが、ここで言う適正な教育・保育集団とは何か。

1回目の答弁では論点の違う答弁を当局が行いましたので、再度論点を戻した答弁を求めました。

A:教育長の答弁

教育委員会としては、より多くの子ども達がいるのが望ましいと考えている。

何故かと言うと、少人数では人間関係が限られてくる。人数が増えることにより人間関係も豊かになる。二桁以上は必要だと思っているし、多ければ多いほどいいと考えている。

 

(教育長の答弁は非常に残念でした。少人数でも先生の目が行き届き、児童一人一人に接することが出来ること。三木市として幼児教育に力をいれ少人数の子ども達を感情豊かに育てたいと私は考えています。)教育長にも議場で同じような意見を述べさせて頂きました。

 

 

Q:保護者に係る保育料以外の経費として入園時の制服・靴代や毎月の給食代等、各認定こども園で差が無いように調整を進めて行きますとあるが、その内容とタイムスケジュールについて聞く。

A:現在各園により差があるが各園に対して調整をお願いしている。28年4月に合わせていけるように調整を進めている。

(各園に独自の特徴があるのに差を調整することは園の経営方針にまで踏み込むことになり難しい問題であると共に、園関係者からも疑問の声が上がっているようです。)

 

 

Q:昨年、新聞各紙で報じられた民間園の認定こども園返上について、三木市で同じようなことが起こった場合の対応について聞く。

A:昨年政府も補助金の見直しを行った。合わせて、この度の問題は大規模園などのことであり、三木市の各園の規模では減額になることはない。

 

 

Q:幼保一体化計画関係で質疑をしておりますので、事業費6億3422万円の内訳を聞く。

A:別所(公設民営)緑が丘(公設民営)よかわ(公設民営H34年度から民営)

民間園の施設整備費:合計3億9890万円

保護者合同交流研修会、共通カリキュラム作成、先進地視察、第三者評価及び監査:860万円

保育料50%軽減による子育て世帯への支援(継続)2億2670万円



今回の答弁ほど残念に思ったことはありませんでした。

放送をお聞きのお母さん方からも同じような声を頂戴しました。



大西ひでき議会報告会

2015年03月11日 | 議会

3月14日(土)午後7時から

グリーンピア三木大広間にて

大西ひでき議会報告会を開催致します。

ご参加は自由ですので、タイミングが合えばご参加頂ければ幸いです。

参加費は不要です。

選挙もまじかに迫り警察からも注意をするように助言頂いていますので、

飲食はありません。

 


3月議会

2015年03月11日 | 議会

3月議会では第2号議案として

三木市立認定こども園の設置及び管理等に関する条例の制定について
が上程されました。
議案の審議についてはこれからですが、予てから今回の計画について反対意見が多
くあり、多くの市民(13000筆の署名)の関心を意に介さず、公立幼稚園及び保育
所の廃園計画が出されました。

 



②3月補正予算では、

ゴルフ振興(教育委員会)がゴルフ場利用券の販売を行います
。これは国の政策の地方創生の地方消費喚起型として三木市が行うものです。
ゴルフによる地域振興ですが、その効果額や波及方法や成果目標等、教育委員会か
らは明確な答えはいただけませんでした。

また、販売開始時期に至ってもあくまで予想の範囲でしか答えが無かったことに疑
問を感じました。

市民の皆さんには関係がないかも知れませんが、どこが担当するかで予算に見合っ
た効果的な事業の有無が決まってしまいます。

教育委員会に事務局があるから教育委員会が所管すると答弁を頂きましたが、地域
の活性化や産業振興の観点からは産業環境部でしょう。
そこの調整役として教育委員会が事務局をするのは考えられることかもしれません


又、ゴルフ場利用券7658万円とプロアマ大会の開催200万円やその他のゴルフ振興
策313万円とを比較すると大きく隔たりがあり、ゴルフ場利用権が一部の人に対す
るバラマキに思えるのは私だけでしょうか?



統一地方選挙

2015年02月06日 | 議会

今年、4月26日は統一地方選挙後半戦で三木市議会議員選挙の投票日です。

投票率が伸び悩んでいますが、私たちは関心を持って頂き其々の候補者が議員に相応しいか否か

選択をしてもらわねばなりません。

選挙には主に高齢者が投票行動をされます。

そのことは大いに意義のあることだと思っています。

しかし、投票された多くが高齢者だとすると政策が高齢者に偏っても不思議ではありません。

つまり、選挙に行かない世代や選挙権のない世代に対する政策が手薄になると言うことです。

本来は、政治家が判断していかなければならないことですが、選挙権のない子ども達の為にも

多くの皆さんが選挙に行って態度で示しましょう!

皆さんの一票は非常に重く大事なものです。

 

 

 


27年突入

2015年01月07日 | 議会

27年に突入しましたが、皆さん如何お過ごしでしたか?

私たちは、4月26日にある市議会議員選挙をひかえてバタバタと。

新人立候補者の名前もチラホラと。

引退される議員の名前もチラホラと。

多くの市民の皆様に議会に関心をもって頂けるように

27年も頑張っていきますので、宜しくお願い申し上げます。


27年、3期を目指して出馬します。

2014年12月31日 | 議会

今年で50歳になります。

日々健康に気をつけなければと考えます。

皆さんのご健康とご活躍を祈念します。

さて、

今年4月26日は統一地方選挙後半戦(三木市議会議員選挙)があります。

私達は、議論する責任、伝える責任があります。

市民には投票をする義務があります。

議員は選挙によって選ばれます。

市民は選挙で議員を選びます。

自分の一票なんて・・・。と考える方もいらっしゃるかも知れません。

しかし、その積み重ねが大きな力になります。

他人事ではなく当事者として、

関心を持つことが、皆さんの身近な生活を変えていきます。

明日の子ども達の為に、健全な議員を選んで頂けますように

ご協力を宜しくお願い申し上げます。

私は3期を目指して出馬します。

 

 


皆さんのご健康をお祈り致します!

2014年12月31日 | 議会

26年が間もなく終わり、

次の年を迎えようとしていますが、皆様はどのような年でしたか?

また、27年はどのような年にしたいですか?

市議会議員としての活動の中で、本会議で取り上げた内容を

順不同ですが、書き綴りたいと思います。

①三木市が公募した産婦人科誘致助成金(5000万円)の返還が滞っていること。

②三木市の水道事業から三木市へ20億円の貸付(グループファイナンス)

を行ったこと。(グループ内の貸付の為、三木市の借金としては市民に分かりにくい)

③旧三木市民病院解体工事のやり直し(追加2000万円)の決定過程(不透明)・旧市民病院跡地活用のプロポーザルの決定過程(順位2位の事業所に決定)

④北播磨総合医療センターへ直通バス(三木市単独事業)運行。補助金額2億5000万円

⑤三木市幼保一体化計画(案)公立幼稚園・保育園を廃止に持ち込もうとするもので疑問をもったお母さん方が13000筆の署名を集められました。

思い起こせば沢山ありました(きりは有りませんが)、様々な事業が計画され事業について前向きな議論を通して是非の判断をしてきました。

27年もこの姿勢を変えず議員活動に取り組んでいきたいと考えていますので

宜しくお願い申し上げます。



13000筆の署名を集めたお母ちゃん方から出された請願に対して賛成討論

2014年12月19日 | 議会

子ども達を守る社会の責任として13000筆の署名を集めたお母ちゃん方から出された請願に対して賛成討論を行いました。

(賛成討論の内容です)

請願第9号、三木市幼保一体化計画(案)についての請願に対して賛成の立場から
討論を行います。

三木市就学前施設の未来を考える連絡会より提出された請願の趣旨は、三木市が進めている幼保一体化を全て否定するものではなく、保護者として不安が残る部分についての見直しを求め、すべての子ども達の未来が輝く三木市をめざし、就学前施設の選択肢の確保や地域ニーズを反映した計画になるように市民の意見を取り入れて欲しいと言うものであり、2点あります。


1点は、公立施設の廃園スケジュールの見直し・公立施設の存続に関する見直し。

2点目は、幼保一体化計画案・修正案に関するパブリックコメントの実施です。




私は、予てより公立園での社会実験と検証を行い次の政策に結び付けていくべきだ
と言ってきました。
三木市教育委員会が、平成22年12月に可決した三木市立幼稚園教育環境整備方
では、26年度を目標年度として別所幼稚園と別所保育所の幼保一体化が示され
ました。
22年から今まで4年間何をしていたのか、不思議でなりません。ならば、机上の
議論だけでなく実践を伴った政策を現場で実際に行い、次の政策に移すべきではな
かったのでしょうか?

残念ながら、この度の三木市幼保一体化計画案は、ほぼ全ての公立幼稚園・保育所
の廃園スケジュールを立て、

検証をすることなく机上の議論だけで進めようとする
もので、本当に子ども目線に立っての計画とはとうてい考えにくい

ものです。



そのしわ寄せの被害に一番最初にあうのが子ども達なのです。

机上の議論で一足飛びに政策を実行した後、検証し直すというのは今の三木市のスタンスかもしれませんが、机上の議論だけでなく市民目線に立った上で慎重に実践、検証を行い市全体に政策として広げていかなければならないと思います。


又、別の角度からの請願第8号は、市内各民間保育園11園から連名で提出があり
ました。それは、三木市の子どもたちのための就学前教育・保育の充実をめざした
「三木市幼保一体化計画案」の決議と早期実施を求める請願です。その請願文章最
後には、子ども達の健やかな成長を支えていく重要な計画であり早期の実現を求め
ます。と締めくくられています。
子ども達の健やかな成長を支えるのは全くもって同感です。そして三木市に待機児
童が発生することがなく、子ども達や保護者に選択肢を提供して頂いている民間園

皆様に対しては感謝を申し上げると共に、子ども達の選択肢の中で皆様方とも手と手を取り合い、どうあるべきか議論を通じ、実践していかなければならないと考えています。



私は先ほど申しましたように机上の議論だけで、検証もせず、早急に行おうとする三木市の姿勢に反対をしています。

子ども達の健やかな成長を支えていくのは、我々社会の責任であり役割だと考えています。ですから、子ども達が、その矢面に立たされることの無いようにする為には、一足飛びに進めるような政策をせず慎重に市民の意見も含めて反映し、実践する必要があると考えます。

以上のことから議員各位には、請願第9号、三木市幼保一体化計画(案)について
ご賛同いただけますようにお願い申し上げ、請願第9号についての賛成討論を終わ
ります。


残念ながら結果は、お母ちゃん達の請願に賛成したのは、私も含めて4人

民間保育園からの請願に賛成したのは、13人

(議長は含んでいません。)


お母ちゃんが常任委員会で大奮闘!!

2014年12月18日 | 議会

12月15日(月)総務建設常任委員会で三木市の就学前施設の未来を考える連絡会

より提出された請願に対する主旨説明が行われました。

三木市が計画している幼保一体化計画(案)を見直して欲しいということで13000筆余りの

署名活動をされ健全な子ども達の教育・保育を望まれるふつーのお母ちゃんが常任委員会に

殴り込み!!(ウソ^-^)

①冒頭主旨説明

②説明者に対して質問等

③委員会での質問等

④討論

の順で進行されました。数名の委員からの発言がありましたが、テープお越しを個人で行っている

為、私の発言部分のみとさせて頂きました。又、誤字脱字もご容赦下さい。

長文になりますがご容赦下さい。



おはようございます。
本日は、請願趣旨説明の場をこのように設けて頂き、ありがとうございます。

提出者であります”三木市の就学前施設の未来を考える連絡会”を代表しまして、
本日は私南と錦の2名にて説明をさせて頂きます。

先ずは、なぜ私たちが請願を提出することになったのか、合わせて、なぜ趣旨説明
の場を戴いたのかを少しお話しさせてください。

昨年末のアンケートから丁度一年。この一年間に様々な学びの場を持ち、違う立場
や違う地域の方々とも繋がり対話を重ねて参りました。

市側からも出前講座、意見交換会と情報提供の場を頂いたことに感謝しております

しかしながら、回数としては多かったのですが、参加者の総数が少なく、まだ計画
案の周知、浸透に至っているという感覚を市民としては抱けていないのが現状です

先日提出させていただいた13000筆を越す署名を集めている際にも、
・なぜ公立園を廃園しなくてはならないのか?
・なぜ民間主導なのか?
という声をたくさん聞きました。

なぜ公立園について私たち市民が声を上げるのかについては、この後の趣旨説明で
詳しくさせて頂きますが、11月に入ってから署名の趣旨説明のために議員の皆さま
とお会いした際に、

28年度から民間園が一斉にこども園としてスタートしようとし
ていることをご存知ない方もあり、市民としては大変驚くと共に、残念な思いを致
しました。

そして、これ程大きな改革は最後の最後まで公けの場で議論しつくされ、市民の隅
々まで周知されてからスタートされるべきだという思いを私たちは強く持ちました


請願の提出と、本日の趣旨説明をお願いしましたのは、この委員会が公の場で議論
を尽くしていただくための第一歩ではないかと考えたからです。

10月の保育園の入園希望者が5倍になったこともお母さん達の不安と焦りの現れで
すが、10月以前の窓口では、012歳から早めに預けないと入れないのですか?とい
うお母さんの問いには”大丈夫ですよ。

家庭での時間を大切に子育てしてください
ね”と、返答がありましたが、12月に入ってからは”012歳を預けたかったらお腹
にいる内から申し込んでください”と言われます。

妊娠中は不安もありますが、母となった喜びを感じるときです。その時期に、”お
腹の子どもをどう育てるか?”ではなく、”どこに預けるか?”で、これからのお
母さん達は頭を悩ませなければならないのでしょうか?

ぜひ、市民の思いを市民目線で聞いていただき、お母ちゃん達が我が子にも説明で
きるような分かりやすいお応えを返していただければと、今日はワクワクしながら
ここに座っています。

よろしくお願い致します。

それでは、続きまして錦の方から趣旨説明をさせていただきます。


 請願の趣旨説明


今回の「三木市幼保一体化計画(案)」について、私たちは全てを否定するもので
はなく、保護者として不安が残る部分についての「見直し」を求めています。


(1) 公立施設の廃園スケジュールの見直し・公立施設の存続に関する見直し

今回の計画案で多くの市民が最も受け入れがたくかんじているのが、「公立施設の
廃園スケジュールのスタートが時期尚早である」ということです。


断行は今しかないという発言を市側、お話しさせていただいた議員の方からされま
したが、こども園への移行は確かに今しかないかもしれませんが、公立園の廃園は
今しかないということは、市民の感覚とずれがあります。

こども園の移行と廃園は別問題なのです。

公立園の存続をおねがいすると、よく財源の話をされますが、教育にこそ、私たちは

血税を注いで欲しいのです。


三木市の公立保育所・幼稚園の評価する声が上がっているのは、次の2つの点から
だと、私たちは思っています。


① 主に保育所に関して、公立保育所では、特に発達障害や対応が難しいタイプの
子どもさんの受け入れ態勢が整っている。また、人権教育の観点からも実績のある
公立保育所がある。


② 主に幼稚園に関して、20年ほど前から「待ちの教育」[群れ遊び]といった視
点の保育をしており、「子どもが主体」という考え、また最近特に重要視される「
自己肯定感」を大切にする教育が徹底している。

・・・もちろん、民間園を否定するものではないのです。


ただ、対応が難しい子どもの受け入れを民間園で拒否されたり、心より技術の発達
を優先しているように見える民間園もあり、三木市にある園の中では、この2点を
満足させる園がたまたま公立園だということなのです。


公立という運営形式には、このほかに以下のような点で民間園との違いを感じます


・職員が公務員であり、雇用が安定している事、また長期勤務できることから、ベ
テランの職員が育成される。


・定期的な異動により職場環境の刷新が可能であり、職員個人・園固有のスキルを
他の職員や園と共有できる。


・三木市の公立施設では、職員が「親育て」を担っているという感覚が保護者側か
ら見て強く感じられる。


民間園の場合、職員側から見て「園児と保護者はお客様」であり、保護者側から見
て「園への遠慮から本音が言えない(批判的な意見を言う親だと思われる事で園に
いられなくなれば、子どもの預け先に困る等不利な状況になる)等の事情がありま
す。損得勘定ナシに純粋に子どもの育ちに関するアドバイスをやりとりするのは、
民間施設ではどうしても限界があるのではないでしょうか?


もし、三木市の公立保育所・幼稚園が、「公立」という運営形式だけで支持されて
いるとしたら今回のような署名活動には発展しなかったと思います。

「公立」という運営形式プラス、最初に挙げた①②のような、内容的に保護者に安心感・信頼感
を与えるような優れたものを長年かけて培ってきた実績が三木市にはあり、実際にそれが

日々の保育で感じられるからこそ、その公立施設が続々と廃園されていく計画に、

市民はノーを突きつけたのです。


私たちは、市が提案した廃園スケジュールを今一度見直し、中学校校区毎、または
園区毎に偏りのないよう適切な数の公立施設が確保・存続されることを強く望みま
す。それにより、民間認定こども園の一斉スタートに伴う不安や混乱が回避できる
と考えております。


また、公立施設を廃園することは、市内外から三木市が市として、何十年もかけて
、築き上げてきた就学前教育・保育を、放棄しようとしているとみなされ、将来的
には三木市の人口を減少させる大きな誘因になると考えられます。


全国どの地域にも共通することだと思いますが・・・
この変革期にあたり、何を選ぶか。自治体に、地域に、何を最優先にして就学前施
設を残すか。
価値観が問われています。


教育の内容は、子どもの「技術」を上げる為のものが良いのか。子どもの「心」「
自己肯定感」を育てるものが良いのか。


今、保護者、とりわけ女性の社会進出を安倍政権は勧めたがっています。しかし、
経済的な発展と子ども達の育ちを両立させるためには、ただ待機児童解消をするた
めに保育所の定員数だけを揃えるような今の政府のやり方は偏っていると思います
。もちろん、三木市の公立園の廃園も、同じくです。待機児童の解消による女性の
社会進出と、子どもを家庭で育てたい保護者が子育てをしやすく感じる環境づくり
、両方あってこその、充実した子育て支援だと私たちは思います。


(2) 幼保一体化案・修正案に関するパブリックコメントの実施

みなさんご理解いただいているように、今からの三木市に関わってくる大きな改革
だと思っています。市からの説明会、意見交換会が終わったあとの10月末に街頭署
名に立った時、公立園の廃園という言葉に多くの方が驚かれました。多くの市民が
知らないまま進んでいくことに大きな違和感があります


子どもたちは未来です。私たちには未来を育てていく責任があります。
もっとこの問題が限定された市民にだけでなく、広く活発に議論が交わされること
を強く望みます。


改めてパブリックコメントを実施していただき、結果によっては更なる修正の検討
をお願いいたします。


今回の私たちの請願は、三木市という「就学施設教育・保育を提供する側」の出し
た計画に対する「教育・保育を受ける側」の想いです。
ぜひ議論の上、市民の声を議会に届けられるよう、お力添えをお願いします。

 

説明者に対する質問


Q:(大西)民間園が認定こども園をされるのは民間なので、それでいいと思ってい
ます。皆さんは認定こども園を民間がされることについてはどう思いますか。


A:私達は民間園が認定こども園になることについては反対していません。3歳から
保育・教育をしてもらうことについてはメリットもあると思っています。私自身も
そうでした。諸事情で保育園に預けたいと思ったこともありましたので、役所に相
談したところ、「お母さん、働く気あるんですか?」と言われたことがあります。


働く気はあるけれども、今そこまで考えていないと言うことで。
私自身はそういう体験をしたので、子ども園に関してはそういうメリットがあるの
で反対はしていません。



Q:(大西)連絡会の皆さんも民間園に関しては民間園の努力でやられたらいいです
よと言う考え方をおもちでしょうか?


A:そうです。連絡会の皆さんもそう言われています。



Q:(大西)計画案が8月に発表されたものと今回発表されたものとでは大きな違い
があります。第1園区の三樹、三木、広野の存続期間の2年延長と緑が丘幼稚園も認
定こども園として公設民営でということで変わりましたが、急に変わったことにつ
いて連絡会の皆さんのご意見は?


A:緑が丘のお母さん達は27年度で廃園と決まっていたので、とにかくびっくりして
いました。お母さん達は次に我が子をどこにやっていいのかと入れるかと言うこと
で緑が丘以外の所で探し始めていました。
ところが、残ると言うことで、じゃあどうしようって言う。これが又覆るかもしれ
ないと言うことで、今、子ども達に次に入園するような言葉かけが出来ない状態で
います。

三木・三樹・広野で私の地区の広野に関しては、お母さん方にはもちろん喜んでい
る方もいます。


この3月までに生まれる子ども達は全員いけるので、良かったと言う声が聞けます
。しかし、その2年後にはあの場所に公立園が無くなってしまうと言うことには変
わりないないので、三木・三樹もそうですが、

何故、公立園がその地域から廃園に
なるのかと言う一番のスタートの部分を説明をしていただいきたいと言うことが住
民感情としてあります。2年延ばすから長く存続するから大丈夫でしょと言うこと
ではなくて、いずれは無くなるので、何故そうするのか今のスタートの時点で納得
出来ないような状態になっていますので、説明を求めています。

修正案が出された後で、今までの意見交換会はなんだったのかと言う意見と、多数
の会場を回りましたが、そんな意見は出てこなかったのに、何故いきなり降ってわ
いてきたのかと言う意見はよく聞きました。


私は保育所の保護者なので、保育所の保護者からはどうして志染保育所を廃園する
のかわからないのに、緑が丘をいきなりそういうふうに残すのは何故かと言うこと
をよく聞きます。やはり、分からないと言うことをよく聞きます。

 


Q:(大西)私も急に変わったのは皆さんの意見も聞きながら考えたところもあるの
かなと思いますが、只、仰るように2年延ばしたからいいというものではないと思
っています。
緑が丘幼稚園は無くなると言っていたのに、存続することになってお母さん方がウ
ロウロして持ち遊ばれているような感じがします。


それと、緑が丘幼稚園に関しては28年度からと言っていましたが、この前の本会議
で29年度4月からと言う話になりましたが、議論をする中で政策がコロコロ変わる
ことについてのお母さん方に対する不信感と言うものは計り知れないものがあるの
ではないかと思いますが如何ですか?


A:すごく不安です。今までだったら市議会を傍聴させて頂くこともなく、何が行わ
れているのか私達世代の親や保護者は知らなかったのですが、今回我が子のことに
係る議案が沢山出るということで、若いお母さん方も傍聴頂いています。


実際傍聴させて頂くと、こんなことが起きているんだと。たった1年の差ですが28
年から29年の差ですがコロっと変わってしまうことについて、市民としてはビック
リしました。


本当に精査されているのかと感じました。


緑が丘に関しては修正案の傍聴に行きましたが子どもの人数が5%UPしていますと
地域のデーターが出てきましたが、それは意見交換会の中で配布されたデーターの
中ではどうして出てこなかったのかすごく思っていました。
今、降って湧いて5%UPしたのでは無くってデーターとして分かっていることなの
で、事前に分かっていればお母さん方もあわてなくて済みましたし、コロっとあん
なに変わらなくて済んだのかなと感じています。



Q:(大西)データーの件に関しては、最初から分かっていて出さないのは何故かと
私も思っていて、それと28年から29年に変わったけれど、11月にあった議員総会の
時は28年度からと説明がありましたが、その後の本会議での質問に対し29年度から
と言うことを平気に変えていました。その間、私たちに説明が無かったんです。

私達、議会に関心を持って頂いたのは非常にありがたいと思っていて、私達が説明
する責任や伝えていく責任も当然ありますが、やはり関心を持ってもらってこうい
うふうに出てきて頂いて、続けて頂きたいと思います。

後、お母さん方が幼保一体化で公立を廃園することについて色んな意見があると思
います。例えば、子どもを産むのどうしようかな?
他市への引っ越しなど聞きますが、実際にあるとするならご紹介頂きたいと思いま
す。


A:実際に第2子を考えていいる方でも今の状態から考えたら不安なので生み控える
という声もあります。
早く授からないと年齢的なこともあるので考えてはいましたが、募集停止になるの
で、兄弟で同じ園に入れないというデメリットがあるので、そうなった時のことを
考えるともう少し生み控えたいという方と
偶々授かった方も同じ保育所の中でいらっしゃるのですが、次にどこに預けたらい
いのかというので凄く悩んでいらっしゃいます。
預けたい保育園がないと仰るんです。もう手元で育てようといってみたりとか、
当にお母さん達悩んでいます。

Q:(大西)最後に教育委員会が幼稚園を所管しているんで、この前、教育委員会に
も13000筆あまりの署名が集まったことについては、非常に重たいものだと思って
いますので、確りとした話をして下さいねと伝えています。

実際に教育委員会が公立幼稚園を廃園する方向でどんどん進めているのは私は

おかしいと思っています。

教育委員会について思うことがあればお話をして頂きたい。


A:本当に残念だと思う。13000の署名について、裏を返せば三木市の教育はそれだ
け素晴らしかったので残してほしいですという市民の評価だと思います。


民間を否定していると私達言われますが、そんなつもりは無く、公立がいいとか、
公立のこういうところは残してほしいと言うとあんまり言ってはダメっていう風潮
があり、すごく残念です。


三木市の教育すごくいいから三木で子育てしたいんです。という13000だと思って
頂けたらと思います。


市民のほうは教育委員会は、教育全てを子ども達の未来を担って頂ける部署だと思
っているんですが、この度、こども未来部が出来る聞いたのですが、それもやはり
市民としては分かりにくい上、この先教育委員会がどうなっていくのか不安でもあ
ります。
是非、公立の良さや三木市の良さを継承頂ける部署であって欲しいと願っています

委員会での質問等

Q:(大西)先ほどの連絡会のお母さん方の方からの請願の説明の中でパブコメをと
って欲しいという話がありました。本会議ではパブコメをとるつもりはないと説明
頂いていますが、先ほどのお母さん方の説明を聞いてどう思われましたか。


A:(市)本会議で答えて通りで変更はありません。



Q:(大西)分かりました。私の考えは13000筆を超える署名が上がっていてそれに
対してはやはりパブコメをとるほうが誠意としていいと思います。それをとらない
としたらパブコメに変わるような意見交換会で行ったようなくらいの説明会を開い
たりして、より沢山の人に来てもらえるような手法を使って市民の方の意見を聞い
て欲しいと思う。
今後、検討して頂けるのか。


A:(市)2か月の間で10か所の公民館で説明会を開催させてほしいと思っています
。それ以外にご希望があれば出前講座を開催させて頂きたいと考えています。



Q:(大西)出前講座に関する広報はして頂けるのか?


A:(市)予定ですが1月号広報に1,2月説明会の日程をあげ、その欄に希望者につ
いては出前講座を開催致しますという文章を入れる予定をしているのでそれで対応
したいと考えている。


(大西)パブコメをとるつもりはないということは非常に残念ですが、変わる手段
として考えて頂いていることについては評価したいと思います。



総務建設常任委員会での
請願第9号三木市幼保一体化計画案についての請願に対して討論を行いました。

請願の第9号についてですが、今まで議論されていますがどこの園もまだ認定こど
も園としてされていない訳ですが、別所に関しては以前から認定こども園にという
話があって、議論されてたりするけれども実際にそこではされていない訳です。


三木市全体が一気に走ることについては僕は危険なのではないかと思っています。


出来るものであれば、別所であれば別所で認定こども園として社会実験をやって頂
いて、それから三木市の方向性を決めていくということをやってほしいと思ってい
ます。


何故、そうやってほしいかというと、今の役所では非常に結果として難しいのでは
ないかと思います。本会議で言ったように、直通バスも走らせてしまってからもう
一度考え直している。
それを、精査することをしなければならないが、それを繰り返すことによって市民
からの信頼感とか行政に対する安定感や安心感とか無くなっていくので、ここで確
りと踏みとどまって頂いて、考えましょうと言うことをやって頂きたいので、

請願第9号は賛成をお願いしたいと思います。


26年12月議会 小学校費中小学校施設管理事業の内容について

2014年12月12日 | 議会

Q:第86号議案補正予算の小学校費中小学校施設管理事業の内容についてお伺い致します。

A:肢体不自由な児童に対応としてWCの洋式化に140万円

 

Q:洋式化の進捗率

A:小学校で40%、中学校で44%

 

Q:今後の計画は

A:市全体で公共施設の大規模改修計画の中で位置づけてやっていく。

第2期計画としてH29年~32年だが、具体的には申し上げられない。

 

(具体的に計画を立てていないということです。)

 

進行計画を組み立ててやっていくようにお願いします。

施設整備や改修計画はタイミングを間違えると手遅れになり、

無駄に予算を使うことになるので、要望と合わせて計画を確り練って頂くと

予算の使い方にメリハリがついてくるんではないかと思う。

妥当な予算の使い方をするようにお願いしました。


 

次に小学校費中防犯ブザー購入費については

先の議員と重複しましたので割愛しました。

(予算は400万円で市内の現在防犯ブザーを所持していない小学生全てに配布するものです。)

神戸市で下校中に起こった女児誘拐殺害事件は、保護者始め市民を不安に貶めるものと考えています。

そのことに対して迅速な対応をとって頂いたことについて、ここで改めてお礼を申し上げるとともに、

息子が通学している学校でも先生が下校時に児童に引率して帰宅している姿や

地域の「人の目の垣根隊」の方が引率して頂いている姿に頭が下がる思いです。

そのことを、ご紹介して子ども達の安全を守る取り組みに対して教育委員会、

保護者、地域の連携が更に図れるように心からお願い申し上げたいと思います。


26年12月議会一般質問三木市幼保一体化計画(案)について

2014年12月10日 | 議会

本会議での一般質問を行いました。下記は質問内容と答弁の要約です。(誤字脱字はご容赦下さい)

約13000筆の署名活動をされた「三木市の就学前施設の未来を考える連絡会」

のお母さん方の取り組みに対する役所の姿勢です。



三木市幼保一体化計画(案)についてであります。

Q:広報三木8月号別冊で示された内容と11月25日に議員総会資料の内容で

第1園区の三樹幼稚園、三木幼稚園、広野幼稚園はそれぞれ存続期間を

2年間延長に変更されていますが、その理由をお伺い致します。

又、第2園区の緑が丘幼稚園では当初、27年9月に募集を停止して

当年度中の廃園の計画でしたが、今回は認定こども園として市が整備し、

28年度から民間運営の認定こども園に計画の変更がされていますが、その理由をお伺い致します。


A:第1園区、2園区を8月の計画から変更した理由は平成27年からの

保育認定の基準の中で職を求める活動や職業訓練等の就労でも

保育所に預けることが出来るため、本年度平成26年度途中から就園の申し込みが

増えている状況にある。28年29年に於いても就園児童数の増加が

見込まれるため園区内の受け入れ人数を10%増やして確保する為、

その結果として第1園区は三樹、三木、広野の各幼稚園の存続期間を2年間延長した。

 

A:第2園区の緑が丘幼稚園を認定こども園として市で整備して

活用する理由は緑が丘地区で0歳~5歳の児童が最も増えている為。

28年からの民間運営としていたが、準備期間確保の為、平成29年4月からの移行になる。

(11月25日に説明があったばかりなのに、更に変更の訂正です!)

 

A:吉川幼稚園は34年から指定管理としていたが、の中には指定管理や

民間運営を想定していたが指定管理の場合は国からの補助金が入ってこない為、

緑が丘幼稚園同様民間運営とする。これがベストと言う案を示した。

(国からの補助金の件は、初めから分かっていたはず。等の使い方が姑息)



 

Q:以上のことから、今後存続する予定の別所幼稚園は公立で、

吉川幼稚園は33年までは公設公営で34年度からは指定管理で、

緑が丘幼稚園は公設民営で運営されますが、3園の運営方法がバラバラな理由をお伺い致します。


A:別所は公立の幼保が隣接しており既にH22年度の公立園としての一体化を決定している。

緑が丘と吉川に関しては、新たな民間活力を活かした教育保育の充実が図れる為であり、

幼保一体化を見据えて来た中、公立園の職員採用を抑制してきた為、

正規の職員数は1園の人員となっていることから。


 

Q:この度の計画(案)を元に各地域で開催された意見交換会等の

市民皆様の意見にはどのようなものがあったのかお伺い致します。


Q:計画が早すぎるのではないか

A:H27年度から国の制度がスタートする中で市としては教育保育の

適正な規模を確保する為にも3歳児の受け入れや仕事のあるなしで

子どもが園を変わることがないようにする為に先延ばしをするものではない。

 

Q:特色ある教育は今後、どうかわるか?

A:三木市共通のカリキュラムを基礎として過度の負担とならない範囲で各園の特色は残る。

 

Q:三木市独自のカリキュラムの内容は?

A:12月中のカリキュラムの事務局案の策定に現在取り組んでいる。


 

Q:最終的にこの度、議員総会や三木っ子未来応援協議会等で

配布されたものが計画案とされると思いますが、パブリックコメントのタイムスケジュールをお伺い致します。


A:8月号の広報みきで周知した他、市内50か所で意見交換会をおこなった。

今後は、広報みき1月号別冊で周知を図り、1月から10地区で説明会を開催する。

計画変更に付いては、みきっこ未来応援協議会で説明を行う。

以上の周知を図りパブコメと同等の効果が得られることから、パブコメは行わない。

 

 

一問一答2回目以降です。

Q:就園申し込み数が例年の5倍になったのは以前からお母さん方の中では

幼保一体化が始まる前に我先にと申し込みが殺到するだろうと話があったが、

見込が甘かったのではないか。市の考え方を聞く。


A:例年以上の数字になったので急きょ変更した。

毎年県の調査で保育所の入園状況を調査するが、

休職中の申し込みが殺到し、25年10月14人の申し込み者に対し、

26年10月78人で第1園区の3園では25年10月12人に対し

26年10月では45人の申し込み者であったので2年間の延長とした。

 

Q:第2園区の0歳~5歳児の増加については何時分かったのか?

A:園区については他の園区の受け入れ人数よりも少なかったこともあったので

受け入れ人数を10%加えて就園の増加も見込んだ計画とした。

 

Q:緑が丘幼稚園は28年公設民営が29年に変更になっている。

政策にブレがみえる。子育て中のお母さん方に不信感を与えかねない。

緑が丘幼稚園のタイムスケジュールは?

A:27年当初から業者の選定、実施設計、

工事は子ども達に支障が出ないように29年度に向けて進めていきたい。

 

Q:業者の選定は保育協会に協力を得られるように打診はしているのか?

A:三木市の考え方にそった理念を持った業者を選定することになる。

28年度は11園全てが認定こども園になるので、

仮称ですが認定こども園協会というものが設置されるのではないかと思いますが、

その中で十分役割を果たして頂けるような業者になって頂きたいと思う。

その方針や考え方については保育協会さんにはご理解を頂いている。

 

Q:吉川幼稚園の指定管理から民営に変わった理由として

補助金が出ないという説明があったが、初めから分かっていたのではないか。

その都度その都度辻褄合わせをしているように見える。

スピード感は必要かもしれないが動き出すまではジックリと考えて頂いて、

動き出せるような体制づくりをして欲しいと思う。

 

Q:パブコメの有無について

非常に重い13000余りの署名が提出されており広報みき8月別冊

を見て議論されて各地域の意見交換会に参加されお話をされている。

その時の内容と今回の内容が大きく変わっているので、

可能ならパブコメをとって欲しい。10か所の説明会だけではなく、

今までに行ってきた意見交換会と同じぐらいは誠意をもってする必要があるのではないかと思う。

A:パブコメはご意見として賜る。我々としては、これまでの取り組み、

これからの取り組みでパブコメに変わる仕組みを行っていくと考えているので

現時点ではパブコメをとることは考えていない。

 

Q:幼保一体化計画案の議決事項は何時か?

A:2月に臨時議会を開催してと考えていたが時間的なこともあり、3月議会に於いて上程をさせて頂きたい。

 

最後に、私が幼保について思うことを述べさせて頂きます。

保育協会さんと三木市の就学前施設の未来を考える連絡会さんから請願が出ており、

双方の請願については双方とも反対すべきでないと思っています。


只、三木市の進め方で大きく変更があったりスムーズに進んでいないように見受けられるところがあったり、

一括して進められようとしているところがあったりしているので、反対を表明させて頂いています。


何故かと言うと、例えば教育委員会。教育委員会は幼稚園を所管していますが、

自ら幼稚園を所管している教育委員会がほぼ全ての園を廃園していこうと決断された、

苦渋の決断だと思います。でも、そこでもう少し議論して頂きたかったですね。市民やお母さん方と。

僕は教育委員会が市長部局の陰に隠れているように見えて仕方がない。

もっと前に出てやって頂きたいと思うし、署名をされたお母さん方の思いだと思う。

一括して進めるやり方は、今回に限らず以前から他の政策についても、

一括して進めるのは危険ではないかと言ってきた。

直通バスだってそう。一括して進めるのは危険だと言った。

進めた後、何が起こったかというと、もう一度やり直すとか、もう一度考え直すと言うことをやっている。

だとするならば、社会実験として公立でどうしていくのか研究して

時間をかけて進めて頂きたいと思う。そうすることによってよりよい教育が出来るのではないかと思っている。

ですから、こう言う質問をさせて頂いたり、もう少し時間をおこうよ、

パブコメとってよと言うお母さん方の請願にも署名をさせて頂いている。

皆さんの考え方と私の思いに齟齬があるのは分かりますが、私の意見を表明させて頂きました。



12月議会

2014年12月08日 | 議会

12月議会が開催され9日から質疑並びに一般質問が始まります。

私は9日2人目。

一人の持ち時間が90分で10時から始まりますので、

1人目の議員が持ち時間を使い切ると私は11時30分頃からの質問になります。

FMみっきぃで放送もしていますので、視聴が可能な方は宜しくお願い致します。

(議場での一般傍聴も可能です。)

他の議員の質問内容は→http://www2.city.miki.lg.jp/miki.nsf/image/1028D978B9C360154925784900034E43/$FILE/26.12%E8%B3%AA%E5%95%8F.pdf


私の質問は


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