奈良 最終日

奈良旅行３日目は、朝食をホテルで頂いて春日大社⇒奈良公園⇒興福寺を回りました。

日航ホテル奈良の朝食バイキングは、見た目はそれほど派手ではないのですが、材質がよく、どの料理もハズレがありませんでした。

普段、粕汁は苦手なのでパスしていましたが、折角なので『興福寺の粕汁』にチャレンジ。

汁の具材は、野菜や油揚げなどでヘルシー。
白味噌と酒粕の風味が丁度良いバランスで、初めて粕汁を『美味しい！』と思いました。
料理って不思議です。

以前行った鹿児島の城山観光ホテルもそうですが、メニューの数だけではなく、本当に美味しい物を提供する姿勢を、ホテルのプライドとして持っている気がします。

ホテルを出てすぐＪＲ奈良駅なので、観光案内書でバスの一日フリーパスを購入し、近鉄奈良駅へ。
土日祝日の場合はこちらの木簡型一日フリー乗車券がお勧めです。（６月２９日まで）

コインロッカーに荷物を預け、又バスに乗り、参道を歩いて春日大社へ。

ちょっと小雨交じりのお天気でしたが、緑がとても綺麗でした。

あちらこちらに鹿がいて、”ザ・奈良”という感じです。

伏鹿手水所（ふせしかのてみずしょ）ここで手と口を清め、祓戸神社に参拝の後、御本殿へ。



春日大社で、は巫女さんが綺麗な簪をさし、御朱印も独特な筆運びで書いてくれます。
私は日付だけ入れてもらって、ちょっと寂しい気持ち。

若宮１５社めぐりは少しだけ見学。





帰りは、春日大社本殿前からバスに乗り、『県庁前』へ。

こちらも鹿が沢山いて、鹿せんべいを売っていたりして、まさに『鹿男あをによし』の世界です。

興福寺の御朱印も４種類あり、『世界遺産』の印が入ったものをチョイス。
五重塔が荘厳です。



興福寺に行ったら、見ない手はない国宝№１の阿修羅像。
『国宝館に入る？』と聞くと、母が『疲れたからいいわ。』


８０歳越えの母に無理強いも出来ないし、帰りの電車の時間もあるし、仕方ない事とはいえ、残念！！

仕方なく南円堂にお参りし、裏手のお手洗いに行くと柵の中にあり『鹿が入るので扉は必ず閉めて下さい。』の木札がかかっていました。
『エッ？』と思って周りを見回すと、小さな門から鹿がこちらをジッと見つめていて、思わず『鹿せんべい、美味しいか。』とか喋りだしそうな雰囲気。

奈良、好きだな～

又々バスに乗り、近鉄奈良駅に。

行基像のある入口から商店街に入り『おうどんが食べたい。』との母に従い、近くにあったうどん亭さんに入り、私はきつねうどんを頂きました。



お出汁は関西風、甘辛いきつねの厚さにびっくり。

奈良は全般的にリーズナブルでありながら、店員の態度もよく、美味しい物ばかりでした。

奈良近鉄駅から快速に乗り３０分で京都駅に着き、目についた５５１蓬莱さんの豚まんとチマキを購入。

慌ただしく母を反対方向の新幹線に乗せ、２泊３日の旅行も終了です。
妹と上りの新幹線の中、楽しくおしゃべりをし、楽しい旅でした