17日阪神大震災についての天声人語は野村胡堂に触れていました。
クリスチャンの野村胡堂は「銭形平次」の作者ですが、太田愛人著
「野村胡堂・あらえびすとその時代」(教文館)によれば、報知新聞記者
の経験が、著作に役立てられたとのことです。
ところで当時東洋一の新聞といわれた報知新聞社はフルベッキ門下の
前島密によって創立され、大隈重信も関わりをもっていました。
前島の同期生は、アーネスト・サトウの日本語指導もした安保清康です。
「スポーツ報知」(報知新聞が前身)がフルベッキ写真について、全面的に
取り組もうとされることに、不思議な摂理を覚えます。
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