創造

創造主とセルフイメージの世界

長崎(中島)聖堂と上野彦馬邸

2021-05-05 18:44:32 | 歴史

中島川沿いの長崎聖堂と上野彦馬屋敷

幕末維新の写真師、上野彦馬の写場は謎につつまれています。

敷地内に設けられていたという小スタジオ(竜馬スタジオとも称される)は良く知られています。

問題は、フルベッキ写真が撮られた大スタジオです。

左手前に小枝が写っていますから屋外であることが分かりますが、石畳の通路の上に写場が

設置されています。普通の屋敷の庭としては不自然です。

可能性として、隣の長崎(中島)聖堂の一部を拝借したと考えられないでしょうか。

ところで、フルベッキ師が教えた済美館の後身、広運館は1869(明治2)年、10月に

漢学局をこの中島聖堂内の明倫局に移しました。

 

国立国会図書館デジタルコレクション・長崎県教育史・上巻1-4編・コマ番号65以下 参照。

 

 

 

 

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