彼は、他人の意見や感情に対する態度や与えることにおいて寛大な人物でした。
重要な真理や原則が危うくされたときは、彼は妥協しませんでした、しかし、意見の相違の余地があるときは、多数の声に喜んで譲りました。
ワイコフによるフルベッキ追悼講演の一節です。
フルベッキが守ろうとした真理とは、キリストによる贖いと聖霊の恵みであったと思います。
永遠のいのち、そのものです。
フルベッキ、ブラウンと共に来日したのはシモンズというユニテリアンでした。
キリストと聖霊の神性を軽んじる教えは、一見合理的でもあり、道義的でもありますが
霊的いのちを枯渇させる危険があります。
ジョンウェスレーが伝道し、ケアリ-宣教師やスポルジョンが活動したかつてのイギリスには
霊的いのちの流れと社会的活力に満ちていました。
しかし、聖霊の働きを軽視する思想の蔓延とともに、かの国は衰退してゆきました。
主イエスと聖霊の神性を説いたために、五度も追放された「世界と戦うアタナシウス」
もフルベッキ同様、真理のためには妥協しませんでした。
霊的いのちの回復こそ、すべての祝福の源泉であることを確信していたのです。
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