創造

創造主とセルフイメージの世界

神のいのちの開花としての復活

2019-04-23 15:29:31 | ゴスペル

春は桜の開花するイ-スタ-シ-ズンでもあります。

弟子たちもそして今日の我々にとっても復活を容易に信じることはできません。

なぜなら、被造物とそのいのちにとって、「死」は絶対的なものだからです。

咲き誇る花も遅かれ早かれ散ってゆくのが必然的なことです。

しかし、主イエスは被造物としてのいのち(ビオス・プシュケ-)のみならず、創造主のいのち(ゾ-エ-)を活きておられました。

創造の霊が自らの中に躍動されておられたのです。そこでは死は相対化され、眠りでしかありませんでした。

死をもたらすサタンは、主の到来以前は絶対的権威と力をもってアダム以来の全被造物の上に君臨していましたが、創造主が被造物の内側に

降下されたことによって、その統治権を失いました。

我々人類をはじめ全被造物は、聖霊を知らず、単なる被造物のいのちに依存する結果、それより強い死の力に長い間支配され続けてきました。

自然の法則より霊的法則が優位ですから、死の霊があたかも絶対的であるようにマインドコントロ-ルされてきたのでした。

神は人となられ十字架の贖いによって、ご自身のいのちを私たちの心のうちに、お与えになられました。

創造主なる聖霊は今日、私たちの内側に住まわれ、躍動されています。

冬にはあたかも枯れているような木々でも、いのちがあるので再び花を咲かせ葉をつけます。

神は私たちが直面する困難に対して、自ら立ち向かってくださり、最大の難問である死に勝利されます。

永遠が時の中にお入りになられたという意味では既に勝利されています。

エマオ途上の弟子は、復活の主にそれとは知らず疑問を投げかけました。しかし、活ける主ご自身がすでに彼らへの解答でありました。

疑いと恐れとで、氷つき冷たい心を解凍したのは活けることばでした。心の深いところに暖かな聖霊の言葉が触れたのです。

天地を創造し、私たちを造り、かつて御子の内で語られた活けることばが、今、復活の主によって語られ、信仰を呼び覚まし、永遠の息吹となって

彼らを活かしたのです。復活節を迎えて、今も主は私たちと共に歩まれ、聖霊は私たちの内側から語っておられます。 

元英国人捕虜との和解の働きをされている恵子ホ-ムズさんは、神が凍り付いた心をどにょうに解かしてくださったか証言されています。 

『天皇 いのちの旅(前編・平和への祈り)』

4月23日(火)午後9時~/4月29日(月)午後11時45~

 

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