近代日本の父と呼ばれたフルベッキ博士親子
と明治維新のリーダー達が写された写真を考察。
プログ「教育の原点」への投稿文
グリフィス著「皇国」(「明治日本体験記」山下英一訳・平凡社東洋文庫)130ページで三つの髪型でその思想を見分けたという興味深い記述があります。
西洋型(散髪・ざんぎりあたま)、王政復古型(惣髪)、伝統的サムライ型(半髪・ちょんまげ)です。フルベッキ写真では大隈を除いてすべて二番目のタイプのようにみうけられます。
最近発刊された「明治の若き群像ー森有礼旧蔵アルバムー」犬塚孝明・石黒敬章共著・平凡社)では子供はフルベッキ師長男と断じているようです。
9ページに鮫島尚信のベートーベン(ライオン)型
の写真がありますが、小泉元総理の祖父でしょうか。そうであれば、同じロンドン大学の先輩でもあり、激務のためパリで倒れた「気高き働き人」を
元総理は深く尊敬されて同じ髪型にされたのではないでしょうか。
投稿 南沢満雄 | 2007年4月20日 (金) 午後 09時48分
東京新聞による島田隆資氏
1985年、5-6月、東京新聞特報部はフルベッキ写真について、詳細にとりあげました。
6月、24日と27日号では特に島田隆資氏とその研究についてレポートされています。
本名は北川健児、肖像画家のかたわら、とりつかれたように解明にとりくみ、成果を本にして刊行しようとした直前に53歳で脳出血で東京葛飾区で亡くなられたこと。
その研究は熱心なだけでなく”良心的”だったと記載されています。
ところで『日本歴史』への氏の寄稿文で氏は江副廉蔵氏のご子息夫人からの昭和