カリスマの代表的指導者で世界最大の教会を牧したチョウ・ヨンギ牧師が14日に天に召されました。
20世紀最大の伝道者ビリ-グラハムとカール・バルトが対話し、今後の神学的課題と教会の発展は聖霊体験とその力の発見にあると話しました。
チョウ・ヨンギ師は、かつて若くして肺結核で死を待つ病床に、少女が聖書を届けてくれた。イエス様はどんな病気も癒す方だと書かれていたので「ミスタ-イエス、私を助け癒してください。」と床の中で祈った。奇跡が起こりほんとうに癒された。学校には行けなかったが、クリスチャンになり独学で勉強し、医学部に合格した。優秀な成績だったので新聞に掲載された。しかし調査の結果高校も卒業していないことが分かって合格を取り消された。
その後、神学校に入りハレルヤおばさんと言われる方に出会う。卒業後、あばら家の教会で数人から出発した。10分の一献金もできない貧しい信徒で、米とか卵を代わりにささげるような集会所だったが医師の夫人の奇跡的癒しから始まって多くの賜物が現われ教会は百人から千人、一万人と成長し、ソウルの汝矣島に国会議事堂より大きい教会を建ててるほどになった。十字架による三拍子の祝福と五重の福音を説いて。
義母のハレルヤおばさんから日本の伝道を進められたが、植民地時代、苦しみを受けていたので、日本のために働く気になれなかった。けれどもユースウィズアミッションのリーダ-、カニングハム師のお父さんの影響を受けて世界宣教と「日本人一千万人の救霊」のため働くことになった。
聖霊の言葉はビジョンと、思いと幻のうちに神の働きを見るカリスマが与えられていた。集会で今子供の腎臓がいやされていますと宣言すると本当にその子供がいて立ち上がったこともあった。
修養会とかセミナ-に参加すると疲れて帰ることが多かったが、カリスマ集会に出席した後、不思議に身が軽く爽快な気持ちで帰れた。弱さを誇り、祈りを大変重視された。教会より大きい祈祷院があって朝から夜まで祈っていた。
アメリカにキャサリン・クールマンという女性伝道者がおられてやはり奇跡が起こった。
年輩の婦人伝道者であった。年老いてから用いられたとのことであった。
「主よ、もっと若くて元気のよい時にどうして用いてくださらなかったのですか。」
と祈ったところ、肉が強すぎて主の力を現わすことが出来なかったと答えられた。
モ-セの最初の40年は人間的教育と訓練、つぎにミデアンの荒野での霊的教育と訓練、そして最後の40年は霊の働と奇跡によって民を解放する活動の人生だった。
私たちの一つのル-ツはアダムであり、その遺伝子と性質をうけついている。罪を犯したアダムはサタンを呼び込み、その結果私たちと全被造物は死の支配下に陥った。
人になられた御子は十字架の贖いを通して聖霊なる神を招き入れてくださった。私たちは信仰と共に神から生まれ神にル-ツをもつ身とされる。
自信がある間、つまり自分の力でやっていける間は、結局人間力に頼る。つまりアダム以来の遺伝子が現われる。
弱くされると神の遺伝子聖霊に頼りの神的能力が現れる。これがカリスマであり永遠の復活のいのちの予兆である。ヨセフやダニエルは夢を解き明かす賜物が与えられた。耐えられないような逆境と試練の中で、「主よ、助けてください」と頼ると、サタンの霊的力が破られて啓示の世界が開かれた。
眠りは死のひな型であり最も弱い状況である。そこで霊である主との交わりが与えられた。
クラ-ク博士は「少年よ、大志Ambitiousを抱け」と言われた。霊の言語である夢と幻を通して主に語り、願いなさい。そうすれば、主は働いて成し遂げてくださるという意味です。
19日には徳島県で尊い働きと指導をされた岩井従男先生が天に凱旋されました。
葬儀は2021年9月23日10時から『故岩井従男師の天への凱旋式』と題して
司式は岩井基雄師(清瀬福音自由教会)
説教は岩井清師(平塚福音キリスト教会顧問牧師)のもとに基本的に家族葬の形行われ、オンラインで配信されました。
感銘深い告別式でした。
主の慰めと平安を祈らされました。