クライミング日記

クライミング初体験3日前から今日までのごくごく私的なクライミング日記。と、番外編で山行日記。

小川山 2005/07/18 Mon

2005-07-18 23:59:59 | ChapⅢBigRock2005
本日は父岩、昨日に引き続き5.9以外、RPしていないエリアである。登るぞぉ!

まずは完璧な父(5.10c)の下部をTRでアップ。
よそのパーティが取り付いていた小川山物語(5.9)を覗きに行くと、あと一人。並ぼう!と、きくと取り付きへ。私は去年、登り済み。きくはまだなのだ。林ダさんにも、登らせてあげたい。きくが登ってあっさりOS。このルートはとても登り応えがある気持ちのいいルートだ。きくは、結構、満足気。登るきくを眺めていた林ダさんは、ちょっと腰が引け気味。きくが、核心部でもたついたのが気になるらしい。んと、核心が超えられない訳ではない。普段、きくが登っているルートと比べたら、とてもいいホールドだ。核心では、そこまで登ってきたホールドに比べ、イキナリ悪いホールドが出てくる。で、一瞬、躊躇して、アレッ?これでいいのかな?と、もたつくのだ。決して、きくが登るのに苦労してる訳ではない。林ダさん、こんな感じなの、わかる?TRかリードか?迷ってる林ダさんに「リードにしなよ。TRで登った後は、リードで登るのが嫌になるくらい長いんだから。」と、煽ってみると、「ん~、行こうかなぁ。」と林ダさん。会話を聞いていた純一さんが、林ダさんの行こうかな発言が飛び出した瞬間、ロープを抜き始めた。「やっぱり・・・」と言うタイミングを与えない、ナイスプレーである。と言う事で、有無を言わせずFLトライで林ダさん。結果はあっさりFL。降りてきた林ダさんは、ニコニコと近づいてきてハイタッチ。余程、嬉しかったらしい。初めてリードした日、初めて10aを登った時、「おめでとう!」とハグする私にボヤ~ンとしていた林ダさんの、自らのハイタッチが見られるなんて思わなかった。よかったね、気持ちよかったでしょ。
連休3日目で、皆さん、早あがりを予定しているのか?、この人気ルートに次の待ちパーティがいない。誰も待っていないのなら、と、他の講習生も登り始めた。なんとなく応援したり、冷やかしたりしていると、私、アップしか登ってないよぉ!私も小川山物語(5.9)を登っちゃおうかなぁ、と思ったが、順番待ちで、待っていると、待ち時間の長さにイラッっとする。イイヤ、本命を登ろっと。

今日は、2本RPして帰ろうが目標である。取り合えず、10aのタジヤンⅡ(5.10a)をやっつけて、もう1本どうしようかなぁ、とタジヤンⅡ(5.10a)に手を付けたら、嵌った。核心が越えられない。マジで?ジタバタして、1回降りて仕切りなおし。
もう1度、タジヤンⅡ(5.10a)。やっぱりダメだ。なんだか、凹んできた。
作戦を考える。TRでムーブを固めようか、ちょっと体力回復を計ろうか、岩壁の父(5.10b)でもTRで冷やかして気分を変えようか・・・。結局、寝る。
目が覚めて、さてっ、準備をしながらママとおしゃべり。「10aを30本登っても、まだ、全然ダメだね。」「登れるわよ、スラブは独特だからね。もうちょっと、体がスラブに慣れてから登ったら登れるよ!10aだよ、次は行けるよ!」「でもさぁ、ママや純一さんは10aじゃ落ちないじゃん。そういう人達のことを10aが登れるって言うんだよ!」「だって、登れるマックスグレードが違うもん、いくだって5.8なら登れるでしょ!」、ドキッとした。何事も知れば知るほど奥深くなるものだが、クライミングも同じ。今の所、登れない5.8に出会ったことはない。けど、いろんなルートがある。もしかすると、どこかに登れない5.8があるんじゃないだろうか?私は、本当に5.8なら登れるのか?
さて、登ろう。スーパー本気モードでタジヤンⅡ(5.10a)。核心部、ポケットに足があがればお終いだ。指力が勝負!ってホールドで中継にしか使えないような場所(を私は使ったが、皆は外の結構いい足を使ってた。試したけど、私には遠い?)に足をスメアリングしてジワジワと体をあげる。けど、体が壁から剥がされる。ダメかぁ。
登れる気がしなくなった。グレグレである。きくを筆頭に、向こうで岩壁の父(5.10b)をRPしてきた面々に八つ当たり。一人づつ、「登って!」と、タジヤンⅡ(5.10a)の核心部を登ってもらう。皆、抜けられる。フンダ!
とうとう、一人になる。最後にもう一便タジヤンⅡ(5.10a)。核心手前で、フト、思った。自分のムーブじゃいけそうにない。どうせダメなら、皆の使っていた外の足で行ってみようか?と、ムーブをおこすと、足はすんなりポケットに入った。キィィィィィィ!もっと、はやく試せばよかった。この上は何て事はないはずと、お気楽に登ると、ムッムッムッ?「右手の所に、足をあげろ!」、ホイホイ、で?次が無い。「すぐ上がガバだから!」、顔をあげると、マジで?ガバははるか頭上である。この体勢から片足スクワットで立てってか!ぐぉぉぉぉ!無理(ToT)、テンション。いただき!と思っていただけに・・・、悲しい(ToT)。ぶら下がりながら、ホケッとしていると、下からママの声がした。「いく、フレークの一番上を取ろうとしてなかった?」「うん、違うの?」、だって、真っ白じゃん、アレでしょ?「ガバはフレークの一番下よ!」、エッ?畳み掛けるように「フレーク、全部、ガバだよ、ガバッ!」、と、純一さん。見上げたフレークはなんと一番低い場所も真っ白だった。マジで?届いて欲しいような欲しくないような気分で登り返すと、(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)。「届いた(ToT)」、体勢は、余裕ブッチギリだ。有り得ない。イージーミスだ。追い討ちを掛けるように「もったいない!」「もう、何やってるの!」「届かない訳ないよな!」と、大合唱である。降りてきた私に、純一さんとママは「まったく!」「もう!」と、呆れ返っていると言うか、笑ってると言うか、怒る気力も失せたようだ。我ながら、なんだかなぁ。

駐車場から父岩を眺め、「あれが、小川山物語(5.9)。」「あそこが岩壁の父(5.10b)のトラバースの所。」とワイワイ。すっかりイジケ虫の私が、「いいよね、みんな楽しくて、いくの登ってたルートなんて木に隠れて見えないし。登れてないし。。。」と、イジイジ。したらママが、「いく、見えるよ!ほら、あの木の下、いくが落ちたフレーク!」、キィィィィ!

今日の林ダさん。タジヤンⅡ(5.10a)完璧な父(5.10c)の下部をTR、は見てなかった。小川山物語(5.9)をかっこよくFL。タジヤンⅡ(5.10a)をリードで核心敗退。岩壁の父(5.10b)をTRでノーテン、で、あってる?
今日のきく。タジヤンⅡ(5.10a)をTR。小川山物語(5.9)をマスターOS。完璧な父(5.10c)をリードでワンテン?完璧な父(5.10c)をRP。タジヤンⅡ(5.10a)の核心まで、チョロっと。
途中、寝たから、二人ともなにやってたのか、よく、わからん。
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小川山 2005/07/17 Sun

2005-07-17 23:59:59 | ChapⅢBigRock2005
本日の講習はおむすび山スラブ。ここは、まだ、1本もRPしていないエリアである。1本、うまく行ったら2本くらい登れないかなぁ。

まずは、アップ。おむすび山スラブの下にある小さい岩に1本だけ作られている???(5.?)、名前不明の簡単ルートだ。いきなりリードしてみるが、腰が引ける。スラブは怖いのぉ。
TRでラベンダー(2p)(5.10a、5.10b)無名ルート(5.10a)。去年、TRで登り済み。印象は悪い?去年、おむすび山スラブに来た日は、2日連続クライミングの2日目でヘロヘロだった。ウダッとした中でのクライミングだったせいか、難しく感じた。が、元気だったら意外といけそうな気もした。今日も2日目だが、普通に登れる程度に体力は付いた。けど、クライミング能力はどうなんだ?どちらのルートも1・2回のテンションを入れながらトップアウト。リードかぁ。と、ちょっと、ため息。
ところで、今年の4月、小川山対策で、新しい靴を買った。ファイブ・テンのガリレオ。が、スラブを登って気が付いたことがある。小さい(ToT)。小川山対策と言いながら、スメアリングする時の足の形を考えず、ジャストフィットの小さめサイズを買ってしまったのだ。足の指が曲がりまくって収まっているガリレオで、スメアリングは出来ない。テンションは靴のせい?と、普段、マルチ・クラック用に使っている、伸びて大きくなったボロボロモハビちゃんに登場してもらう事にした。
リメンブランス(5.10c)を、TRで。やはり、テンションが入る。ん~、難しいのぉ。

さて、どうしよう?リードかぁ。ここは、きっちり下のグレードから無名ルート(5.10a)にしよう!と思ったら、よう子さんが登り始めてしまった。ん~、好みで言えばリメンブランス(5.10c)だ。行っちゃえ!、でも、登れそうな気がしない。きくに「ダメかも。」と、ポソッと言って登り始める。と、お~ほっほっほっ!登り始めて気合が入ったのか、あっさりRP。いけるものである。

ママと話す。「あの3本ね、10a、10b、10cでしょ。いくは10cが一番簡単だと思うの。」「あの3本なら10cが一番難しいよ。10aを登るのがギリギリの人に、あの10cは登れない。10cが登れる人だと、自分の好き嫌いで変わるけど。。。」、ん~、そう言うものか。

帰りは、「林ダさん、小川山が初めてだし、こっちから帰ろうか?」と、パノラマコースを通って帰る。あちこちで立ち止まり、「あの岩が。。。」「そこに○○ってルートがあって。。。」と、ママのガイド付き。広いなぁ。まだまだ、登るルートがいっぱいだ。

登ったルートを書いておいてよ!と林ダさんが言ってたので。
今日の林ダさん。???(5.?)をTR&RP。ラベンダー(2p)(5.10a、5.10b)、華麗に3回マントルをこなす、無名ルート(5.10a)、出だし大苦戦、メイストーム(5.10c)、下部のスラブをスタスタと、リメンブランス(5.10c)はテン山、の順にTRだったと思う。間違ってたら、主張するように!
ついでに今日のきく。ラベンダー(2p)(5.10a、5.10b)を2ピン目敗退。ラベンダー(2p)(5.10a、5.10b)をTRですんなり。リメンブランス(5.10c)をTR。リメンブランス(5.10c)をRP、爪をひっくり返し、爪の中には血豆を作る。ラベンダー(2p)(5.10a、5.10b)をRP、ヘロヘロピーでとってもお疲れ。前半、あんまり一緒にいなかったよね。あってる?って、きくは覚えてないか。
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湯川 2005/07/16 Sat

2005-07-16 23:59:59 | ChapⅢBigRock2005
初の岩場の湯川でクラック講習。湯川には大工さんがいっぱい。まずは、岩場見学。アプローチの到着点にあるのサイコキネシス(5.10c)から、奥へ。白髪鬼(5.13b/c)、これが!?限界というものは自分が決めるとかなんとか、そんな感じの言葉がある。自分が限界だ!と思ったところが限界なのだ。しかし、開拓クライマーの頭の中ってどうなってるんだろう?どうして、このヘアライン(であってる?)を登ってみようなんて気持ちになれるのか?以前、城ガ崎で純一さんにも同じような不思議を感じた。ずっと以前、純一さんに言われた事を思い出す。「登りたい!じゃダメなんだ!」、いつか登りたいなぁなんてホンワカ思ってたって、そんな日は永遠にやって来ない。登ろう!って思ってそれに向けてアクションを起こさないと登れやない。白髪鬼(5.13b/c)を登った保科さんや吉田さんは、無理だ!って自分の限界を設定することなく、登ろう!って決めてトライした人達なんだろう。なんだか、スゴイ。そのまま、一番奥の大工さん台湾坊主(5.9)まで見学。日本全国大工さんのルートを全部登ってやる!プロジェクト湯川編、第一歩目はこのルートである。早く、登れるようにならないと。修行、修行!

デゲンナー(5.8)をTR。気が付くとクラックの縁を掴んでいる自分がいる。このルートをRP狙いで取り付いてるなら、ジャムで登ろうが、フェイスムーブで登ろうがどちらでもOKなんだろうけど、今日は、クラック講習、ジャブだ、ジャブ!違った、ジャムだ、ジャム!
今日、私の道具掛けには、ピッカピカのキャメロットが輝いている。けど、ここで私はリード出来そうに無い。だから、ママにキャメロットを使ってもらう事にした。スクール生が道具を買い始めた頃、一番初め道具をママに使ってもらって縁起の良い道具にしよう!って言う縁起担ぎが流行った頃がある。このロープは落ちない!って縁起を担ぐのだ。各自、道具も揃ってしまい、すっかり忘れていた。ママに初めに使ってもらったから、このキャメロットは縁起が良くなったに違いない!縁起を担いで登ってる私って。。。でも、自分の技術よりも縁起の方が信用できそうなんだもん。先は長いのぉ。。。
次、北風小僧(5.9)をTRで。クラックの中から虫がいっぱい出てきた。泣きそう(ToT)。ステミングするフットホールドが眼鏡の視界から外れてしまい見えないし。コーナークラック、苦手だなぁ。
ちょっと雨がぱらつき、本日、ここまでか?と思ったのだが、ご飯を食べている間に、天気は持ち直し、コークスクリュー(5.9)をTRで。快適にハンドジャムからスタート。が、「ママァ!フィストでもスカスカ(ToT)!」「アームバーにしなさい!」、そっか、っと慌てて肘を使って止める。稲妻型クラックなので、片足はジャム、片足はフェイスを入れ替える。けど、難しい(TOT)。本日、唯一の男性受講生が登り始めるがスタートで大苦戦。スタートが可哀相になっちゃうくらいのシンハンドである。途中で敗退してきた(って、リードしてたんだけど。。。)彼に、「いいもの見せてあげる!」と、バッチリ決まるハンドジャムを見せてあげた。まっ、かわいい嫌がらせである。クラックのグレードって本当に難しい。私にとっては、リードするならこれかな?と、思わせるルートだったが、彼にとってはとっても難しいルートなのだ。
サイコキネシス(5.10c)、もちろんTR。「湯川に行くんだぁ!」とはしゃぐ私に、「サイコキネシス(5.10c)、登っておいで!」と大工さんが答えるルートだ。まだ、無理!近い将来、登るけどね。フィンガーでスタートしてレイバックになろうとするが、なれない(ToT)。しかも、テンションがロープじゃなくてジャムした手に掛かった。ビックリするほどジャムが効いてる!初めての体験である。ビックリ!指って丈夫なもんだなぁ!なんて言ってる場合じゃない、痛い(ToT)、しかも、落ちるのは、毎回、同じ場所なので痛いのも、毎回、同じ箇所。「関節によくないから、あまり、やり過ぎちゃダメよ。」と、ママに言われ、これ幸いと終了。なんと、3手目のジャム、地上50cmで敗退(TRなのに)!本当に、近い将来、登れんのか?大工マニアの道も険しい。

ところで、私のキャメロットに名前をつけた。ピッカピカだから、ピカ子。いつまでも、私の体重を受け止めることなく光り輝いていてほしいものである。
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BigRock 2005/07/13 Wed

2005-07-13 23:59:59 | ChapⅢBigRock2005
ママからスクール予定メールが届いたのだが。。。9月、ママはヨセミテでスクールお休み。おっし、ついていくかぁ!と、上司にお休み下さい根回しをして、BigRockへGo!いくは、どこでもついてくよぉ。
「ママ、ヨセミテ行く事にしたんだ!」「行きたいって言ってた人が、パートナー探してきたの。行ってくる。」「いくも(^O^)/」「行くの?3人だと、私1人じゃ、マルチとか連れて行け無いじゃん。ヨセミテが良い?他の場所にしなよ!」「うん、それでもいいよ!ヨセミテ、いつから?前の週にカナダは?ママ、行きたいって言ってたじゃん!」「いく、ヨーロッパ行きたいんでしょ?」、でも、ヨーロッパからヨセミテに移動はママが大変でしょ!ママを慮る娘を置いてきぼりにして、ママ、暴走(-_-;)。カレンダーは8月とか10月とか行ったり来たり。えっ?ヨセミテのついでじゃないの?日本に戻るの?「いく、鰹節の気分になって来た。。。」、ママはカレンダーに夢中だ。「いくが1週間休めるなら。。。」と、自分の予定をチェック中。「鰹節?ニボシ?昆布?豚の骨?」、いく、ダシ?だよね。「ママ、お教室って行ったら、どこでも登りに行っても大丈夫!って、思ってるでしょ!」、ママの思考は世界の岩場を駆け巡る。「北海道でも、沖縄でもいいよ!」って、言ってみた。ら、「10月になると北海道は寒いからなぁ。。。」、ママは違う世界に行ってしまった。ママ、帰ってきてぇ!お教室の日だよぉ!結局、「いくが1週間休めるなら、ゆっくり考えよう!」って所に落ち着いた。ほぉい!

さて、お教室!ママ指令のあったルートを登ってみるが、2箇所テンション。両方とも、テンションをかけた後は普通にこなせる。ん~。
同じルートをきくが登る。見てると、ん?手順が違う。きく、強いなぁ。私が手を送る箇所を、きくは簡単にクロスで取る。私が落ちたちょっと嫌なホールドから遠いガバも軽々。次に私が落ちた箇所、右手の悪いホールドをガストンで押さえ込んで、遠い左。遠くないか、右手が悪いから取れないんだ。を、なんと、左手を出さずに悪いホールドの右手をそのまま飛ばしやがった!嫌な奴!って、言うか、嫌なホールドを嫌がって、リーチで勝負すると純一さんに、「山屋だ!」って、言われるんだからね。悪いホールドで、耐えてこなせる力を身につけてナンボなんだからね。フンだ!
林ダさんも、同じルート。私が落ちた箇所は、それぞれ辛そうだが。。。登りやがった!あぁあ、その内、インドアではやられるだろうなと、思っていたのだが。。。思ったよりも、早く、この日が来てしまった。まっ、仕方が無いか。
もう一度、同じルート。今度は、下は辛うじてクリア。でも、イチカバチカでたまたま掴めただけだ。上のテンションポイント、足を決めて、オリャ!撃沈(T_T)。ママの訓示。「左足を、もっと、高くして!」「いくの足、張りぼての下と、あの白いホールドだよね。もう1つ上の白いホールド?」「その上の、青いマーブル!」、マジですか?「いくは、高いスタンスに乗り込むムーブをやらないのよね。」、そう?「今は、別にいいけど、乗り込むムーブが出来ないと、この先、登れないよ!それに、ガストンで押さえ込む力がないのよねぇ。。。」、力?ですと?「こんなに筋肉モリモリになったのに、まだ、足りないの?」「まだ、半分くらいかなぁ!」・・・(゜O゜;)。一同、言葉を失う。半分?って、言ったよね。自分で言うのもなんだが、私の体は、かなりたくましい。皮下脂肪がとっても少ないので筋肉ラインがくっきり浮かび上がってるだけといってしまえばそれまでだが。。。それにしても、かなりスゴイ。普通の女性の域は、とっくに通り越し、BigRockの女性クライマーを見回しても相当なもんだ。ママのイメージする、パワフルいくの最終形は???想像するの。。。やめとこっ。
ママが、登ってくれる。私は、全体的にツンツン気味でホールドを取った。けど、私より小さいはずのママは、余裕ブッチギリで次のホールドに手を伸ばす。足が、常に私より、1つ2つ高い。問題の箇所、ママァ、体が横になってるって!「ママ、強すぎ!」。何気なく登るママの体がどれくらい強いのか、ちょっとだけわかるようになった。ママ、カッコいいよ!私は、ママみたいに、登れるだろうか?最近、思っているより、ひきつける力が付いているような気がする。ママの足の高さは、まだ、無理かも知れないけど、ホールド1つ分くらい足をあげられるかもしれない。そろそろ、意識を力に合わせて微調整する時期か?
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甲府幕岩 2005/07/10 Sun

2005-07-10 23:59:59 | ChapⅢBigRock2005
いろいろクライマーのプログをチェックしていたら、聖人岩で先週末に登っている人がいた。まだ、登れるんだ!って、事で、今週末は聖人岩を予定していたのだが、土曜の夜はすごい雨。これは、やっぱり、いくら何でも無理でしょ!天気予報をチェックして、西の方がまだマシだと、甲府幕岩へ目的地変更!いつも通り、前泊で出発するが、「俺、こんな雨の中、クライミングに向かうの初めてだよ!」と、諦め気味のきくちゃん。大丈夫(^o^)!去年、小川山で、前日どころか、当日の午前中土砂降りの雨の午後、私は登ってたよ(^o^)。日が射せば、岩は乾くって!ただ、甲府幕岩の岩質って???凝灰岩???雨を貯めちゃう岩なのかなぁ?まっ、「結果的に風は吹いたり吹かなかったりするけど、大切なのは海にいるかどうかということだ!」である。って、いつからサーファーになったんだ?だって、純一さんが、もしも晴れたとき岩場にいなきゃ絶対に登れないんだ!って、言うんだもん(-_-)。取り合えず行くだけ行こう!純一さんの教えをしっかり守る良い子の子供達である。

が、やっぱり、甲府幕岩も濡れ濡れ、はぁ、早く梅雨明けしないかなぁ。
アップルートを求め彷徨い、ペンタゴン(5.9)。きくと二人、「林ダさぁん、TR掛けてきてよ!」、「マスターOSで、いきなよ!」と、お薦めすると、相変わらずの調子者オヤジは行く気である。アップじゃなくて本気?最後のクリップをして後は終了点、ん~、それはラインが違うぞ!とは思うがOSだし、言わない方がなんて思ってる間に落ちてきたd(⌒o⌒)b、2日も続いてたまるか!ラインを教えるとあっさり登る。悔しそうである(⌒o⌒)。林ダさんが張ってくれたTRできくといくはアップ。ちなみに、このルートはかつて、FLし、ある日やっぱりTRでアップに登り、2回ほどテンションしたルート、そう、純一さんに「FL取り消し!」宣言を出されたルートである。さて、本日、TRで2回テンション。私は本当にこのルートを登れるんだろうか?不安になって来た(-_-;)。その後、林ダさん、RP。
きくの宿題のWORK ON(5.11a)は、ヌレヌレ。ねぇ、きくぅ、いく、登りたいルートがあるんだぁ。TR張ってきて!狙いのルートシリコロカムイ(5.10d)に、ヌンチャクを掛けてきて!ではなく、TR張ってきてってところが、やや、情け無いが。。。
シリコロカムイ(5.10d)。きくちゃぁん、固まった?落ちた。ダメらしい(-_-;)。きくちゃん、スーパーハングドックタイムはじまりはじまりぃ。どうせ、当分降りて来ないので、下は林ダさんとおしゃべりしながらマッタリ。きくがなんか言った!と、上を向いても大きな独り言らしい。。。結局、きくは敗退して降りて来た。
で、林ダさん。きくと私にそそのかされピリカ(5.10b/c)。他所のパーティのヌンチャクを借用。林ダさん、オンサイトで突っ込めぇ!登りはじめるが2クリップ目を掛けられず落ちてきた。さすがに無理だよな。しばらくジタバタしたが、力尽き降りて来た。
きくがお手本でピリカ(5.10b/c)。このルートは、初めて甲府幕岩に来た日に、きくOS、私がFLでやっつけたルートだ。挙句、余りに簡単でグレーディングのミスなんじゃないか?とまで言い放ったルートである。が、きくちゃん、固まる。「こんなに、難しかったっけ?」、きくちゃん、冷静な声で言いながら固まっている。軽ぅくお手本のつもりが、きくちゃんが向きになってしまった。あの日、ビックリした二人がママに電話をかけて報告した時、「本当に簡単に登れたのよ!小川山で傾斜に慣れてるしね。」と言われたのだ。ママは正しかったようだ。私は登るのやめヨッ!っと。
林ダさん、きくちゃんの張ったTRで、ヨレヨレと登る。
さてっと、私って今日、もしかして、アップしか登って無いじゃん!登んなきゃ!って、シリコロカムイ(5.10d)、TRになって無いんだよなぁ。。。でも、もう、いい時間だ。。。シャックルを持って、自分で突っ込むかぁ!と思っていたら、ママ教室で一緒(だった?)の人がやって来た。「ねぇ、TR掛けてみて?」「行けるかどうかわからないけど行ってみようか?」、お願いします。きくちゃんと、ああでもないこうでもないと、話しながらスタート。彼も、きくと同じ所でいき詰まる。難しいんだぁ。半分人工を使いながら、なんとかTRを掛けてくれた。ありがとm(__)m
やっと、私の順番、TRで登る。皆が行き詰ったところまではそれなりに。ゲッ、こっから先、どうするのよ?きくに、引き上げてもらいながら取り合えずMOVEのイメージだけ。10dかぁ。難しいのぉ。
林ダさんに、「触るだけでも触ってみなよ!」と、TRでシリコロカムイ(5.10d)。ギャーギャー、ヒャーヒャー言いながら、きくに引き上げられて終了点。感想は?

今日は、ここでお終い。ところで、ダートの途中のゲートが閉まっており、車はゲートの向こう、徒歩20分。ふぅぅぅ。

帰りの道中、太刀岡山の駐車場を通りかかると、きくが「あっ、この前の!」と、車をBACKさせ始めた。先日、河又で、ご一緒させていただいた方だ。ちょっと、ご挨拶をさせて頂く。クライマー社会って狭いなぁ。って、言うか、んな、他所の人になつくなんて、きくちゃん、どうしちゃったの?
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