うちのお教室の先生はママだけど、生徒がイッパイになっちゃうと静岡からお手伝いの先生がやってくる。このお手伝いの先生は、数々の謎めいた言葉を私に残して、サーフィンをしに静岡に帰っていく。私が、このお手伝い先生に褒められた事は、かって一度だけ。「ちょっとは足に乗れるようになってきたな。」、しかも、そのお褒めの言葉は一週間後に「取り消し!」と言われて、足が止まらずにすべり落ちたRPトライと共に終ったのだ(-_-;)。FL取り消し宣言が出た事だってある。数々の謎めいた言葉は、含蓄深すぎて(?_?)な事が多い。いつか、意味が理解できる日がやって来ると信じて心に留めてあるのだが。。。溜まっていく一方である(-_-;)。つい先日も、小川山で、二つの含蓄深い言葉がお手伝い先生の口から放たれた。
さて、今日はBigRockの日。
アップであれこれ登った後、「今日、いくの課題はこれね!」と、ママが一本のルートを指し示した。指し示されたルートのホールドを目で追う。「張りぼての所から次の一手が遠いから、いい足が無いのよね。」と、ママ。「ママ、張りぼての前に赤いホールドで落ちる!あの赤いホールドっていいの?持ち替え?」「クロス!」、ほぉい(^^ゞ。
課題のルートを登り始める。私が気になった赤いホールドなんてクロスでホイホイ(^.^)だ。で件の箇所、ほぇぇぇぇ!、ママの宣言どおりの状況が目の前に広がった。遠すぎる、足無い(-_-;)。何というか、相変わらずルートファインディングが下手、距離がわからん(-_-;)。ママが幾らルート情報を私に伝えてくれたところで、私はここまで登ってこないとこの遠さを理解できない。まぁ、お宝情報の持ち腐れである。「カウンターなら左足は空中(壁の端っこなので、その先が無い!)、でも、正対で引き付けて!」、足を決めてオリャ!掴んだのは目の前にあった全然関係の無いポケットホールド。ダメじゃんハングドックして、やり直して、一手進んで、また、遠い(T_T)。もう一回ハングドックして、終了点。
降りてくると、今月からスクールに参加の林ダさんに「難しそうだねぇ。」と、話しかけられる。「遠いって言うか、私には遠いけど、きくや林ダさんなら、私ほど遠くないはずだから。。。」。
林ダさんが私と同じルートを登る。で、遠いホールド、ゲッ、やられた(~o~)。でも、デッド気味で無理矢理だ。次の遠いホールドで落ちた。
もう一度、私も同じルート。「他のルートにする?」「これでいい。」と、ママと言葉を交わして登り始める。問題の箇所、決めてあった高いスタンスに足を置くが。。。傾斜があるから腰の位置が上がらない。ん~、結局、遠いホールドを一気には取りにいけず、一度、左手のホールドに右手を添えて、高いホールドを取った。次の遠いホールドも、さっき決めたスタンスに足を置いて、手を伸ばす。その次のホールドが終了点。
小川山でお酒を飲みながら、私がOSしたタジヤンⅣ(5.10a)の話になった。私は、途中で一箇所ルートを大きく外して登っている。ママが「簡単な方に逃げちゃうのよね。」なんて私の事を評していると、純一さんが言ったのだ。「フリークライマーじゃなくて、山屋だな!」、きちんと意味がわからなかった。
翌日、ジョコンダ(5.10d)を、あちこちで足を滑らせながら、必死のRPをした。ちっともエレガントな登りじゃなく、ドタバタの登りだった。「なんちゅうクライミングだ!」、足を滑らし、それでも壁にへばりつく私に純一さんが呟いたらしい。。。
林ダさんがジタバタと登る姿を見て、後でルートについて話をし、純一さんの言葉を思い出した。それがOSトライであれ、RPトライであれ、そのルートのラインから逃げることなく登って、その逃げない態度が、多分、フリークライミングなんだ。そのルートをエレガントに登って、それが、多分、フリークライマーとしての実力なんだ。
純一さんの目には、なぁんにもわかってないナンチャッテクライマーの私が映っているに違いない。あぁあ、ママの後姿は相変わらず、全然見えない(-_-;)
さて、今日はBigRockの日。
アップであれこれ登った後、「今日、いくの課題はこれね!」と、ママが一本のルートを指し示した。指し示されたルートのホールドを目で追う。「張りぼての所から次の一手が遠いから、いい足が無いのよね。」と、ママ。「ママ、張りぼての前に赤いホールドで落ちる!あの赤いホールドっていいの?持ち替え?」「クロス!」、ほぉい(^^ゞ。
課題のルートを登り始める。私が気になった赤いホールドなんてクロスでホイホイ(^.^)だ。で件の箇所、ほぇぇぇぇ!、ママの宣言どおりの状況が目の前に広がった。遠すぎる、足無い(-_-;)。何というか、相変わらずルートファインディングが下手、距離がわからん(-_-;)。ママが幾らルート情報を私に伝えてくれたところで、私はここまで登ってこないとこの遠さを理解できない。まぁ、お宝情報の持ち腐れである。「カウンターなら左足は空中(壁の端っこなので、その先が無い!)、でも、正対で引き付けて!」、足を決めてオリャ!掴んだのは目の前にあった全然関係の無いポケットホールド。ダメじゃんハングドックして、やり直して、一手進んで、また、遠い(T_T)。もう一回ハングドックして、終了点。
降りてくると、今月からスクールに参加の林ダさんに「難しそうだねぇ。」と、話しかけられる。「遠いって言うか、私には遠いけど、きくや林ダさんなら、私ほど遠くないはずだから。。。」。
林ダさんが私と同じルートを登る。で、遠いホールド、ゲッ、やられた(~o~)。でも、デッド気味で無理矢理だ。次の遠いホールドで落ちた。
もう一度、私も同じルート。「他のルートにする?」「これでいい。」と、ママと言葉を交わして登り始める。問題の箇所、決めてあった高いスタンスに足を置くが。。。傾斜があるから腰の位置が上がらない。ん~、結局、遠いホールドを一気には取りにいけず、一度、左手のホールドに右手を添えて、高いホールドを取った。次の遠いホールドも、さっき決めたスタンスに足を置いて、手を伸ばす。その次のホールドが終了点。
小川山でお酒を飲みながら、私がOSしたタジヤンⅣ(5.10a)の話になった。私は、途中で一箇所ルートを大きく外して登っている。ママが「簡単な方に逃げちゃうのよね。」なんて私の事を評していると、純一さんが言ったのだ。「フリークライマーじゃなくて、山屋だな!」、きちんと意味がわからなかった。
翌日、ジョコンダ(5.10d)を、あちこちで足を滑らせながら、必死のRPをした。ちっともエレガントな登りじゃなく、ドタバタの登りだった。「なんちゅうクライミングだ!」、足を滑らし、それでも壁にへばりつく私に純一さんが呟いたらしい。。。
林ダさんがジタバタと登る姿を見て、後でルートについて話をし、純一さんの言葉を思い出した。それがOSトライであれ、RPトライであれ、そのルートのラインから逃げることなく登って、その逃げない態度が、多分、フリークライミングなんだ。そのルートをエレガントに登って、それが、多分、フリークライマーとしての実力なんだ。
純一さんの目には、なぁんにもわかってないナンチャッテクライマーの私が映っているに違いない。あぁあ、ママの後姿は相変わらず、全然見えない(-_-;)